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前置胎盤、ならぬ「前置絨毛」 [妊娠・出産]

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《胎齢13週》

昨夜、「すわ、出血!?」
と、慌てて産婦人科にすっ飛んで行った。
ベットリした褐色の出血。

超音波で見てみたら、先生が「あ〜、まだ胎盤は出来てないんだけど、絨毛の先が子宮口の上にかぶさってますね〜。これが出血の原因ではないかと思われます。」とのこと。

ナルホド。
どうりでちょくちょく出血する訳だ。
ギャオの時は切迫流産しかかって、一ヶ月の自宅安静だったけど、
その時は痛みのサインはあったものの、出血はなかった。。

今回は痛みは非常に頻度が少ないが
出血(褐色)はちょくちょくある。

ギャオの前の子の時は鮮血がちょろっと出た、と思ったら
既に胎内で心停止・流産していたので、今回も冷やっとしたけど、
超音波で見たら元気だったので、「ほ〜っ」と胸をなで下ろした。
(流産のときは、つわりが急に弱まったように記憶している。
今回はつわりがまだバリバリにあったので、そこまで心配した訳ではなかった。が・・・)

つくづく、「一度として、同じ経過のお産はない」のだ
と身をもって知ったLuxelでした。

紀子さまのお陰で有名になった「前置胎盤」ですが、
Luxelの場合、辺縁前置胎盤の位置に、まだ胎盤になっていない絨毛があるわけです。
これは子宮が大きくなってくれば、じきに胎盤の位置が上がり
自然分娩が可能となるそうで、経産婦や高齢出産ではよくある現象らしい。
(Luxelは「高齢・経産婦」と2重に好発群・・・f(^ ^;) )

※Luxelの想像では、経産婦では子宮がやはり初産時より若干緩んでいて、内部空間が大きいからなのでは?受精卵が子宮の下のスペースにまで落下していって着床するのかもしれません。

この時期(13週)は絨毛はまだ胎盤にはなっておらず、まだ「絨毛組織」の状態なので
こういうのを「前置絨毛」という、ということをネット検索で知りました。
(こういう専門用語は患者には難しいとドクターは思うのか、なかなか言ってくれない。
おかげでネットでの検索にとまどってしまいます。言ってくれれば情報収集は簡単なのに。)

ここで「前置絨毛」の情報の確度が高いと思われるHPを。(ネット上にもあんまり情報ないのよね〜)

秋山記念病院(Q&Aが充実)
http://akiyama.hakodate.jp/cgi-win/akiyama/QAlist.exe?akiyama/akiyama.ini+%25%35%42%4A%41%4E%49%44%25%35%44%2D%31%36+TITLEID+344
全妊娠数の30%に前置絨毛が見られる、とあります。
そんなに心配することはなさそうですね。

森山病院のHP(切迫流産の項、下部に記述)
http://www.forestriver.net/sankaippan.html

産婦人科医のブログ(千葉産婦人科)
http://chibasanf.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ac2b.html


まあ、とりあえず
「24週くらいまでには胎盤の位置が上がり、
子宮口にかからなくなると思います。」というドクターの言葉に
ホッとするも、「24週!?」 けっこう先ではないですか??
仕事が快適にできる安定期のうちに仕事を進めておこう、と思ったのに、
このまま安静だと困るんですケド・・・どうしよう。

胎盤は超音波で、絨毛の下に血腫があった訳でもないから、
「絨毛性出血」であって、より重大な「絨毛膜下血腫」ではないのでしょう(推測)。
ただし、胎児への直接の危険性はさほどない、と言っても
切迫流産になる可能性はゼロではなく(大量出血があると子宮が収縮する)、
出血は感染に続く流産を招く可能性があるので止めなくてはならなりそうで、
子宮収縮防止剤と止血剤の2種類のお薬がでました。
という訳で、最低でも明日一日は安静にして、仕事はお休み。

出血が止まるか、様子見です。

それにしても、胎児が「生きてる!」と確認できるまでの
不安やストレスは嫌なものでした。
夜間診療に走ろうか?という迷いを押さえつけて
朝を待つ・・・。

今回の妊娠では
「一度は妊娠出産を経験しているのだから」と慢心して
情報収集をしていなかった。
もっと詳しい妊娠の医学書でも買って、手元に置いておくべきでした。
(それにしても、一般向けの妊娠本って情報少ないと思いませんか? 
ウチにある2冊には出血の原因と思しき「絨毛膜下血腫」「絨毛性出血」「前置絨毛」などの言葉は見当たりませんでした。それでなくても、妊婦は出血には敏感になってますのに・・・働く妊婦も増えてるんだから、安静の目安も示して欲しいなあ。)

なにしろ「一つとして同じ経過の妊娠はなく、何が起こるか分からないのが妊娠・出産」なのですから、一回出産したくらいで分かったつもりになってはいけない、というのが今回の教訓です。
あ〜、甘い見込みのもとに立てていた仕事の長期計画も修正しなくては・・・・。

















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