選挙 [社会]
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今日は衆院の選挙です。
意外にも早く民主党政権が誕生しそうな社会の変化に、感慨もひとしお、のLuxelです。
Luxelは別に民主党支持ではないのですが、
今回の選挙の歴史的意義は、もしかしたら
「日本国民が初めて政治の主（あるじ）となった日」かもしれない、と思います。
これまで、私たち国民は常に「政治（家＋官僚）の僕（しもべ）」、「下々の者」でした。
でも、代議制民主主義では、政治は私たち国民のためのもの、私たちが政治の主人であるはずなのです。
しかし、日本に「民主主義」が実質入ってきた「大正デモクラシー」からおよそ80年、私たちはずっと政治の僕でした。政治は「お上のやること」でした。
もし私たちが政治の監視を怠れば、私たちは再び子どもを戦地で失う状況に追いやられるかもしれません。
「産めよ増やせよ」と女性が多産を奨励された戦争中でも、母親たちは子どもの命を戦地で消費されてもかまわない、と思っていたはずはないのです。
当時、女性に参政権はありませんでした。
もし戦前から女性に参政権があったらどうだったでしょう？
それでも戦争は起こったのでしょうか？
子どもの肌の状態に一喜一憂していられる、というのは実は幸せな時代かもしれない、とLuxelは時々考えます。
子どもを持つといやでも子どもの行く末を考えます。
日本の社会がこのままで子どもたちは幸せか？（日本の子どもは世界各国にくらべ、幸福感や自尊感情が低いそうです。）
日本がもしこのままなら、かつての、信じられない程の繁栄を誇った大英帝国が今、凋落したように、じりじりと貧しくなっていき、医療も福祉も水準が切り下げられていきます。
医療負担は増え、庶民は高度医療は受けられなくなるでしょう。
今は無料が多い、乳幼児医療費の補助も無くなるでしょう。
良い医療は一部の金持ちのものになることは避けられません。
すでに今、満足な介護を受けられるのは一部の富裕層だけです。
庶民の高齢者は特養にさえなかなか入れません。自宅で待たされているうちに死んでしまいます。
私たちの世代は「日本は先進国」「ナンバーワンではないけど、そこそこ良い国」と思っている人が多いようですが、実情は「主要先進国の末席」なのです。
医療しかり、労働環境しかり、教育水準しかり、です。
しかも、個人個人が生命を脅かされるほどの長時間労働をして、かろうじて先進国の最後尾にすがりついていってる、というレベルなのです。
なぜなのでしょうか？
その何故？を調べようにも、日本人の大多数は（もちろん私も含め）英語圏の情報にすら自由にアクセスできません。（政治家ですら英語を使いこなせる人は少数です。そんな彼らがよく世界で日本という国を守っていけるものです。日本がなめられるのも仕方ありませんね。）
私が英語圏の情報に目を向けてはじめて、ステロイドの問題に気づいたように、
世界に目を向けてみると日本の置かれた特殊な状況が良く見えます。
日本のどん詰まり感の原因をさぐるには、世界から日本を俯瞰してみるとよいかもしれません。
日本の処方箋も、この地球上のどこかにはあるでしょう。
前回の選挙で、私たちは「小泉」という強烈な個性を持つ政治家に魅了されて、単純な「郵政民営化か否か」という一点でのみ政権を選択しました。
その後5年間の成果が今の状況です。
雇用条件は切り下げられ、非正規雇用は簡単にクビになり、住むところにも事欠く有様です。
資本主義を自由競争のままに押し進めればこうなることは分かっていたはずです。
（経済学の「新自由主義」を勉強する間でもありません。企業が利益を上げるための存在であれば、人件費を切り詰めるのは当然なのです。）
でも、結果が自民でも民主でも、その政治には大差ないかもしれません。
それよりも「国民が初めて政治の主になる」ことの方がよほど大事です。
それには投票率が一つの鍵です。
そう思って選挙に行ってきます。
それでは皆さん、投票所で会いましょう！ (^ ^)/
今日は衆院の選挙です。
意外にも早く民主党政権が誕生しそうな社会の変化に、感慨もひとしお、のLuxelです。
Luxelは別に民主党支持ではないのですが、
今回の選挙の歴史的意義は、もしかしたら
「日本国民が初めて政治の主（あるじ）となった日」かもしれない、と思います。
これまで、私たち国民は常に「政治（家＋官僚）の僕（しもべ）」、「下々の者」でした。
でも、代議制民主主義では、政治は私たち国民のためのもの、私たちが政治の主人であるはずなのです。
しかし、日本に「民主主義」が実質入ってきた「大正デモクラシー」からおよそ80年、私たちはずっと政治の僕でした。政治は「お上のやること」でした。
もし私たちが政治の監視を怠れば、私たちは再び子どもを戦地で失う状況に追いやられるかもしれません。
「産めよ増やせよ」と女性が多産を奨励された戦争中でも、母親たちは子どもの命を戦地で消費されてもかまわない、と思っていたはずはないのです。
当時、女性に参政権はありませんでした。
もし戦前から女性に参政権があったらどうだったでしょう？
それでも戦争は起こったのでしょうか？
子どもの肌の状態に一喜一憂していられる、というのは実は幸せな時代かもしれない、とLuxelは時々考えます。
子どもを持つといやでも子どもの行く末を考えます。
日本の社会がこのままで子どもたちは幸せか？（日本の子どもは世界各国にくらべ、幸福感や自尊感情が低いそうです。）
日本がもしこのままなら、かつての、信じられない程の繁栄を誇った大英帝国が今、凋落したように、じりじりと貧しくなっていき、医療も福祉も水準が切り下げられていきます。
医療負担は増え、庶民は高度医療は受けられなくなるでしょう。
今は無料が多い、乳幼児医療費の補助も無くなるでしょう。
良い医療は一部の金持ちのものになることは避けられません。
すでに今、満足な介護を受けられるのは一部の富裕層だけです。
庶民の高齢者は特養にさえなかなか入れません。自宅で待たされているうちに死んでしまいます。
私たちの世代は「日本は先進国」「ナンバーワンではないけど、そこそこ良い国」と思っている人が多いようですが、実情は「主要先進国の末席」なのです。
医療しかり、労働環境しかり、教育水準しかり、です。
しかも、個人個人が生命を脅かされるほどの長時間労働をして、かろうじて先進国の最後尾にすがりついていってる、というレベルなのです。
なぜなのでしょうか？
その何故？を調べようにも、日本人の大多数は（もちろん私も含め）英語圏の情報にすら自由にアクセスできません。（政治家ですら英語を使いこなせる人は少数です。そんな彼らがよく世界で日本という国を守っていけるものです。日本がなめられるのも仕方ありませんね。）
私が英語圏の情報に目を向けてはじめて、ステロイドの問題に気づいたように、
世界に目を向けてみると日本の置かれた特殊な状況が良く見えます。
日本のどん詰まり感の原因をさぐるには、世界から日本を俯瞰してみるとよいかもしれません。
日本の処方箋も、この地球上のどこかにはあるでしょう。
前回の選挙で、私たちは「小泉」という強烈な個性を持つ政治家に魅了されて、単純な「郵政民営化か否か」という一点でのみ政権を選択しました。
その後5年間の成果が今の状況です。
雇用条件は切り下げられ、非正規雇用は簡単にクビになり、住むところにも事欠く有様です。
資本主義を自由競争のままに押し進めればこうなることは分かっていたはずです。
（経済学の「新自由主義」を勉強する間でもありません。企業が利益を上げるための存在であれば、人件費を切り詰めるのは当然なのです。）
でも、結果が自民でも民主でも、その政治には大差ないかもしれません。
それよりも「国民が初めて政治の主になる」ことの方がよほど大事です。
それには投票率が一つの鍵です。
そう思って選挙に行ってきます。
それでは皆さん、投票所で会いましょう！ (^ ^)/
2009-08-30 10:30
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コメント(1)
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Luxelさま、ご無沙汰いたしておりました。
キュ～くんのお誕生おめでとうございます＆ご出産、お疲れさまでした＾＾
高速道路で、救急車を呼んだとは！記事を読みながら、こちらもドキドキしてしまいました。キュ～くん、無事にお産まれになられて、何よりです！
わたしも１年前に自然分娩で双子を産みました。(外来では、リスクについて強調され、半強制的に帝王切開を勧められ、手術日も決定していたのですが、ふたりとも頭を下にしていたので、出産予定日間近で自然分娩を選択しました。難産で３日目に、ようやく産まれました。）
この１年、こどもたちは（特に下の子）多少の皮膚トラブルはあったものの、
おかげ様でスクスクと成長しました！
改めて、luxelさんのブログに出会えてよかったです＆たくさんのアドバイスをありがとうございました＾＾
乾燥の季節に入り、そろそろ保湿剤の出番かな？と思う今日この頃です。
luxelさんもお忙しいとは思いますが、お体に気をつけてお過ごしください！
by fanta (2009-09-16 12:46)