【必見!】赤ちゃんのお肌トラブル 大公開! [アトピー・湿疹対策]
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アトピー・湿疹対策の目次はコチラ
食物アレルギー対策の目次はコチラ
でも、今は
むしろこちらがマスト!!このブログにいらしたら、どうか必ずご覧になっておかえりください。(2016.7.13)
「日本の子どもたちの未来に、大切なこと(目次)」
===================================================
(本文ココカラ)やっと写真をいれました。モデルはキュー君。(2014.12.7)
(追記)今の季節、ニーズの多い「汗疹」の項を追記しました。(2016.7.11)
いわゆる商業サイトの赤ちゃん情報には、
新しく収集したデータではなく、小児科学や皮膚科の教科書丸写しの記述が多いです。
(ひととおりの知識が手に入るので、それはそれで悪くはないのですが)、それと同じではここのブログで改めて取り上げる意味がありません。
それに、皮膚科医が病院にサイトに出している治療の説明は、そのほとんどがステロイド外用剤(塗り薬)の治療を当たり前のように選択肢に入れて書かれているものなので、
私としては、ステロイド外用剤の使用は「基本、なしで」行きたい場合の対処法を知るします。
(注意)「うちの子はステロイドをもう使っちゃったからダメだ」とか、「ステロイドは絶対に使わないとかって、無理。ここの方法はハードルが高すぎ」とか、そんなことはないですよ。ただ、一般的なお医者さんが行う治療よりは、かなーーり、ステロイドに慎重ではあります。。。お母さんが、赤ちゃんの患部を見るのもしんどい、と感じる時とか、「短期間 使う」ならば、それは「あり」です。どうぞ、構えずに、読んでってください。
ここでは私めて自身の観察・経験や他のお母さんからの情報もふまえ、
(もちろん、小児の皮膚科の教科書はおさえた上で。)
いわゆる「教科書的な医学情報丸うつし」ではない
生の観察記録と、うちが採用した「ステロイドを(極力)使わない治療法」を書いています。どうぞご参考に。
【新生児ニキビ】
・新生児期ー生後2ヶ月ごろ
・(場所)おでこ、鼻の頭、ほおにポツポツポツとスポットでできる
・場所は「おでこ→鼻→ほお」とゆっくり移動しながら出る傾向がある。
・白い芯のあるニキビ。芯が無いものは赤い。(白いのは脂肪の塊)
・胎内で移行した母親由来のホルモンの影響と言われる。
(対処)石けんで洗う。
ただし、ほっぺに乾燥性の湿疹が一緒に出ているときは石けんは使わない。
【脂漏性湿疹】
・新生児期?1才ごろまで(たいていは6ヶ月ごろまで)
・頭皮、おでこの髪の生え際。後に、耳の前方横に移動する。(頭と耳では原因が違うかもしれない。その場合、処置が異なる。)
・頭皮が黄色い鱗状のカサブタになる。
・ひどいフケ
(対処)何もしなくて良い。オイルやワセリンで無理にはがす必要はない。というか、よく教科書的に記載されている「オイルでふやかして、洗う」と書いてありますが、オイルでふやかそうとしてもふやけません(笑)特に悪化しないようなら、石けんで洗っても可。(うちは洗った。)
一ヶ月くらいするとフケはおさまります。
見た目はこんな感じ。("乳児脂漏性湿疹"の写真、さがしても教科書には出てないんですよねー。貴重かも。)
【間擦疹(かんさつしん)】
・首のシワ、足のつけ根のシワの奥が赤い
・垢がたまってる。臭い
・新生児期?
(対処)
・お湯で洗い、指でこすって垢をおとす。
・石けんを使いたいなら洗浄力の弱い石けんの方が無難(「ベビーセバメド」や「アトピタ」など。)
・ひどくならないなら良し、とする。ほんわり赤いくらいは赤ちゃんでは普通。
【おむつかぶれ】
・新生児期。おむつをしている間。
・肛門のまわりが赤くなる。じくじく汁がではじめたら要注意。
・おむつの中の湿気と、ウンチなどと長時間接触していることによる。
・忘れがちなのが、皮脂。お尻は出生直後から皮脂が少なく、新生児期は特に皮膚も薄いので湿疹がで出やすい。
・お尻が赤くなる子は、いわゆる市販の「お尻ふきシート」は使わない。
こすることによって皮脂をはがしてしまい、おむつかぶれが長期化する。
・産院が取り入れている「コットンおしぼり法」でゴシゴシするのは、退院したらやめましょう。
(本当は入院中もできたらやらない。下記の方法が良い。)
(我が家のおしりふきの方法)
・ウンチをティッシュで軽く拭き取り、水(お湯)でスプレーし、ティッシュでポンポンと水気と汚れを取る。 黄色いのが残ってるから、と言ってごしごししない。ほどほどに。
・摩擦しすぎると皮脂が剥ぎ取られてしまう。最近は摩擦の少ないおしりふきもある。
・入浴時のお尻洗いに、石けんは使用しない。(使用しても「ベビーセバメド」など刺激の弱いもの。)
・冬場は皮脂が少ないので、ベビーオイルやワセリン、馬油、シアバターなどを肛門まわりに塗っても良い。保湿クリームも悪くはないが、ワセリンやバター状(馬油、シアバター等)の方がベター(乾燥の酷い子は夏場でも)
・完全に乾かしてからオムツをはめる。(これ大事。男の子だとつい早くオムツはめなくなるんですけどね。
男の子の「噴水」予防にはバスタオルでもかけてあげてください。
・オムツかぶれにステロイドは使わない→※。ステロイドよりも、まず保湿。そのために、皮脂を落とさない。あるいは補う。
※処方されたステロイドを安易につけると、免疫力がおち、カンジダなどの感染をおこし、かえって酷くなるケースが多々あるので注意。ステロイド自体の耐性化(=効きが悪くなること)にも注意!←この副作用については、日本では知らないお医者さんがほとんどです[1}。(最近、海外では疑問の声があがり始めていますが、日本はまだ。)使い方、非常に難しいです。よくよく考えましょう。→オムツかぶれにステロイドは使わない。まずはお尻ケアの見直しから。
{1]海外で先に問題提起のReviewが出ました。日本の方が患者が声をあげたのは先だったのになぁ、、、、f(_ _;)
J Am Acad Dermatol. 2015 Mar;72(3):541-549
(2016.7.7追記)
【よだれかぶれ】
・歯の萌出時期に唾液の分泌量が多くなり、嚥下できないので口のまわりにあふれた唾液が原因。
・それに加えて、離乳食がくっついたのを放置しているとなりやすい。
(対処)
・(我が家の方法)水かお湯にゆるく浸したガーゼを、赤くなっている所に押しつけ、
ジュワーっと水(お湯)で流すような感じで洗う。
首の周りに乾いたタオルをかけ、流れた水をうける。
この時、くれぐれも濡らしたガーゼでごしごしこすらない。
こすると皮脂をはいでしまう&皮膚を傷める。
(たらおさんは遠すぎ様、伝授 Thanks! )
・よだれは、離乳食がすすむと飲み込めるようになるので、それまで上記の方法でしのぐ。
「よだれかぶれが完全によくならなくても仕方ない」と割り切って、
酷くならないように注意する。
・ステロイドは禁忌
・食べた物に反応して出るかどうか、注意して観察する。(卵、牛乳など。)
→食物アレルギーの項を参照。
【汗疹(あせも)】
・夏に多い。
・汗が原因。汗が皮膚の層の間に入り込んでイボ状にみえる。
汗をかきやすく、溜まりやすいお尻、腰、背中、首の後ろ、胸元によくできる。
・3タイプある
①水晶様汗疹(小さな水泡がびっしり並んでいるように見える、赤くない、痒みない、感染なし
②紅色汗疹(赤くかゆみのあるブツブツ。黄色ブドウ球菌などの感染による炎症反応あり、ただし浅い)
③深在性汗疹(上に似ている。ただし、感染の場所がエクリン腺など、深い。)
(お手数ですが、画像は上記の単語を入れて、ググってみてください。Qくんの汗疹の写真、撮り損ねました。あっという間に治ってしまったので。。。)
・ステロイドは必要ない。(←普通の皮膚科/小児科に行くと、出されますが、なるべく使わないでおきましょう。汗疹の悪化は感染によるものであることが多いので
・治療
[水晶様汗疹}→まめに軽くシャワーして汗を流す。タオルドライでよく乾かす。
服は汗をかかないように、少なめに。綿などの吸湿素材がgood!
丸1日たっても軽快しないなら、
→ぬるま湯シャワーをあてながら、軽?くガーゼでこする。
→それでも翌日も治る気配がないなら、石鹸をガーゼにつけて、軽?くなぜる。ゴシゴシしない。
赤みがあるなら{紅色汗疹}か[深在性汗疹](素人には区別つきづらい)
→可能であれば、まずは医師(できれば、なるべくステロイドには慎重な医師)に見せにいく。
→それができない場合、まめに軽くシャワーして汗を流して涼しい格好&場所に。
→丸1日たっても軽快しないなら、手に石鹸をつけてなで、ぬるま湯シャワー
→翌日、それでもダメなら亜鉛華軟膏をけっこうベッタリ、密封するように塗る。(本当は
化膿にはモクタールが向いています。まだお持ちの方はこちらを。)
ただし、上記の対策の途中で「掻き壊した!悪化した!化膿してるっぽい!
熱が出ててきた!」というように、悪化した場合にはすぐに皮膚科に行ってください。
もちろん「非ステ医>ステ医」ですが、行かないよりはまし。ステロイドを使う医師であっても思慮深い人はステロイドだけ、とかは出さないと思います。←医師を選ぶ勉強、と思って。
(もしかしたら、病院でステロイドを塗られてしまうかもしれませんが、一回くらいなら大丈夫。あわてない、あわててない。ただし、その場合、ステロイド剤の名前と強さはしっかり聞きましょう。
汗疹なら、短期間で治りますので、長期使用の心配はいりません。汗疹が長期化するようなら、それは汗疹ではない何かです!)
・予防が大切。汗をなるべくかかせない。赤ちゃん以外は特に肌トラブル起きやすいので、、、「暑さに弱くなるのが嫌」という方は、耐寒性・耐熱性は3歳までに決まるらしいので、2、3歳から暑さにならす、というのでいかがでしょう?
【乾燥性湿疹】
・0、1才の冬に多い。
・皮脂分泌が急減する生後2、3ヶ月目から出始める(乾燥肌の子は一ヶ月目でも出る)
・頬が赤いのはたいてい乾燥性。
・じくじくしはじめたら化膿に注意。(浸出液はかゆみを誘発する黄色ブドウ球菌の良いエサ)
(対処)
・入浴を控え、石けん・シャンプー類は使用禁止。
・入浴後すぐに保湿。それ以外にも必要に応じて保湿。
・ステロイドは基本、禁忌
※2才以下の赤ちゃんにステロイドは基本的に使用してはいけない。できれば2才以上の小児にも。
保湿や入浴法など、あらゆる環境の工夫をしても治らない場合には、ステロイド使用に慎重な医者を選んで、医師の管理の元に慎重に使用すること。湿疹の原因を究明する努力を怠らないこと(重大な疾患の可能性、等)
【いわゆるアトピー性の湿疹】
・「肘、膝の裏側(屈側)の赤み、湿疹。耳切れ」を特徴とする。
(目の周りがほんわり赤い子はアレルギー体質であることが多い。)
・乾燥の強い皮膚なので、顔、特にほおに湿疹が出ていることも多い。
・皮膚側の要因と免疫側の要因の両方の体質があることが多い。
・(対処)乾燥性湿疹と同様の入浴・保湿法。
・ステロイドは禁忌(アトピー体質を強める可能性あり。)
・アレルギー検査(血液検査)は離乳食前の6ヶ月ごろ受けてみても損はない。
・「アトピー性皮膚炎」の診断は「強い湿疹が4ヶ月以上続く」ことが要件。(厚労省ガイドライン)
※ただし、医師によって独自の基準があり、「ただの湿疹」と言ったり、4ヶ月よりも前に「アトピー」と言ったりする。
つまり、あまり気にしなくて良い。ただし「乾燥性の肌質の子」としてスキンケア法は確立する必要がある。
(つまり、その子の体質に合わせた生活法を探る努力は必要。)
【食物アレルギー性の皮疹】
・卵、乳のアレルギーは、遅延型の反応であることが多い。(IgGが介在する。)
摂取から症状がでるまで24時間?48時間程度かかる。まれに4日後、ということも。
食事から除去して確認するには1週間は完全に抜くこと。
・そば、ピーナッツは即時型。30?1時間。ひどくなると呼吸困難になるので、注意。
粘膜にでることが多い。
これらの食物は0、1才では控えるべし。
ニーズの高い【化膿しちゃったかな?】という場合の記事を近日中にアップの予定です。
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でも、今は
むしろこちらがマスト!!このブログにいらしたら、どうか必ずご覧になっておかえりください。(2016.7.13)
「日本の子どもたちの未来に、大切なこと(目次)」
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(本文ココカラ)やっと写真をいれました。モデルはキュー君。(2014.12.7)
(追記)今の季節、ニーズの多い「汗疹」の項を追記しました。(2016.7.11)
いわゆる商業サイトの赤ちゃん情報には、
新しく収集したデータではなく、小児科学や皮膚科の教科書丸写しの記述が多いです。
(ひととおりの知識が手に入るので、それはそれで悪くはないのですが)、それと同じではここのブログで改めて取り上げる意味がありません。
それに、皮膚科医が病院にサイトに出している治療の説明は、そのほとんどがステロイド外用剤(塗り薬)の治療を当たり前のように選択肢に入れて書かれているものなので、
私としては、ステロイド外用剤の使用は「基本、なしで」行きたい場合の対処法を知るします。
(注意)「うちの子はステロイドをもう使っちゃったからダメだ」とか、「ステロイドは絶対に使わないとかって、無理。ここの方法はハードルが高すぎ」とか、そんなことはないですよ。ただ、一般的なお医者さんが行う治療よりは、かなーーり、ステロイドに慎重ではあります。。。お母さんが、赤ちゃんの患部を見るのもしんどい、と感じる時とか、「短期間 使う」ならば、それは「あり」です。どうぞ、構えずに、読んでってください。
ここでは私めて自身の観察・経験や他のお母さんからの情報もふまえ、
(もちろん、小児の皮膚科の教科書はおさえた上で。)
いわゆる「教科書的な医学情報丸うつし」ではない
生の観察記録と、うちが採用した「ステロイドを(極力)使わない治療法」を書いています。どうぞご参考に。
【新生児ニキビ】
・新生児期ー生後2ヶ月ごろ
・(場所)おでこ、鼻の頭、ほおにポツポツポツとスポットでできる
・場所は「おでこ→鼻→ほお」とゆっくり移動しながら出る傾向がある。
・白い芯のあるニキビ。芯が無いものは赤い。(白いのは脂肪の塊)
・胎内で移行した母親由来のホルモンの影響と言われる。
(対処)石けんで洗う。
ただし、ほっぺに乾燥性の湿疹が一緒に出ているときは石けんは使わない。
【脂漏性湿疹】
・新生児期?1才ごろまで(たいていは6ヶ月ごろまで)
・頭皮、おでこの髪の生え際。後に、耳の前方横に移動する。(頭と耳では原因が違うかもしれない。その場合、処置が異なる。)
・頭皮が黄色い鱗状のカサブタになる。
・ひどいフケ
(対処)何もしなくて良い。オイルやワセリンで無理にはがす必要はない。というか、よく教科書的に記載されている「オイルでふやかして、洗う」と書いてありますが、オイルでふやかそうとしてもふやけません(笑)特に悪化しないようなら、石けんで洗っても可。(うちは洗った。)
一ヶ月くらいするとフケはおさまります。
見た目はこんな感じ。("乳児脂漏性湿疹"の写真、さがしても教科書には出てないんですよねー。貴重かも。)
【間擦疹(かんさつしん)】
・首のシワ、足のつけ根のシワの奥が赤い
・垢がたまってる。臭い
・新生児期?
(対処)
・お湯で洗い、指でこすって垢をおとす。
・石けんを使いたいなら洗浄力の弱い石けんの方が無難(「ベビーセバメド」や「アトピタ」など。)
・ひどくならないなら良し、とする。ほんわり赤いくらいは赤ちゃんでは普通。
【おむつかぶれ】
・新生児期。おむつをしている間。
・肛門のまわりが赤くなる。じくじく汁がではじめたら要注意。
・おむつの中の湿気と、ウンチなどと長時間接触していることによる。
・忘れがちなのが、皮脂。お尻は出生直後から皮脂が少なく、新生児期は特に皮膚も薄いので湿疹がで出やすい。
・お尻が赤くなる子は、いわゆる市販の「お尻ふきシート」は使わない。
こすることによって皮脂をはがしてしまい、おむつかぶれが長期化する。
・産院が取り入れている「コットンおしぼり法」でゴシゴシするのは、退院したらやめましょう。
(本当は入院中もできたらやらない。下記の方法が良い。)
(我が家のおしりふきの方法)
・ウンチをティッシュで軽く拭き取り、水(お湯)でスプレーし、ティッシュでポンポンと水気と汚れを取る。 黄色いのが残ってるから、と言ってごしごししない。ほどほどに。
・摩擦しすぎると皮脂が剥ぎ取られてしまう。最近は摩擦の少ないおしりふきもある。
・入浴時のお尻洗いに、石けんは使用しない。(使用しても「ベビーセバメド」など刺激の弱いもの。)
・冬場は皮脂が少ないので、ベビーオイルやワセリン、馬油、シアバターなどを肛門まわりに塗っても良い。保湿クリームも悪くはないが、ワセリンやバター状(馬油、シアバター等)の方がベター(乾燥の酷い子は夏場でも)
・完全に乾かしてからオムツをはめる。(これ大事。男の子だとつい早くオムツはめなくなるんですけどね。
男の子の「噴水」予防にはバスタオルでもかけてあげてください。
・オムツかぶれにステロイドは使わない→※。ステロイドよりも、まず保湿。そのために、皮脂を落とさない。あるいは補う。
※処方されたステロイドを安易につけると、免疫力がおち、カンジダなどの感染をおこし、かえって酷くなるケースが多々あるので注意。ステロイド自体の耐性化(=効きが悪くなること)にも注意!←この副作用については、日本では知らないお医者さんがほとんどです[1}。(最近、海外では疑問の声があがり始めていますが、日本はまだ。)使い方、非常に難しいです。よくよく考えましょう。→オムツかぶれにステロイドは使わない。まずはお尻ケアの見直しから。
{1]海外で先に問題提起のReviewが出ました。日本の方が患者が声をあげたのは先だったのになぁ、、、、f(_ _;)
J Am Acad Dermatol. 2015 Mar;72(3):541-549
(2016.7.7追記)
【よだれかぶれ】
・歯の萌出時期に唾液の分泌量が多くなり、嚥下できないので口のまわりにあふれた唾液が原因。
・それに加えて、離乳食がくっついたのを放置しているとなりやすい。
(対処)
・(我が家の方法)水かお湯にゆるく浸したガーゼを、赤くなっている所に押しつけ、
ジュワーっと水(お湯)で流すような感じで洗う。
首の周りに乾いたタオルをかけ、流れた水をうける。
この時、くれぐれも濡らしたガーゼでごしごしこすらない。
こすると皮脂をはいでしまう&皮膚を傷める。
(たらおさんは遠すぎ様、伝授 Thanks! )
・よだれは、離乳食がすすむと飲み込めるようになるので、それまで上記の方法でしのぐ。
「よだれかぶれが完全によくならなくても仕方ない」と割り切って、
酷くならないように注意する。
・ステロイドは禁忌
・食べた物に反応して出るかどうか、注意して観察する。(卵、牛乳など。)
→食物アレルギーの項を参照。
【汗疹(あせも)】
・夏に多い。
・汗が原因。汗が皮膚の層の間に入り込んでイボ状にみえる。
汗をかきやすく、溜まりやすいお尻、腰、背中、首の後ろ、胸元によくできる。
・3タイプある
①水晶様汗疹(小さな水泡がびっしり並んでいるように見える、赤くない、痒みない、感染なし
②紅色汗疹(赤くかゆみのあるブツブツ。黄色ブドウ球菌などの感染による炎症反応あり、ただし浅い)
③深在性汗疹(上に似ている。ただし、感染の場所がエクリン腺など、深い。)
(お手数ですが、画像は上記の単語を入れて、ググってみてください。Qくんの汗疹の写真、撮り損ねました。あっという間に治ってしまったので。。。)
・ステロイドは必要ない。(←普通の皮膚科/小児科に行くと、出されますが、なるべく使わないでおきましょう。汗疹の悪化は感染によるものであることが多いので
・治療
[水晶様汗疹}→まめに軽くシャワーして汗を流す。タオルドライでよく乾かす。
服は汗をかかないように、少なめに。綿などの吸湿素材がgood!
丸1日たっても軽快しないなら、
→ぬるま湯シャワーをあてながら、軽?くガーゼでこする。
→それでも翌日も治る気配がないなら、石鹸をガーゼにつけて、軽?くなぜる。ゴシゴシしない。
赤みがあるなら{紅色汗疹}か[深在性汗疹](素人には区別つきづらい)
→可能であれば、まずは医師(できれば、なるべくステロイドには慎重な医師)に見せにいく。
→それができない場合、まめに軽くシャワーして汗を流して涼しい格好&場所に。
→丸1日たっても軽快しないなら、手に石鹸をつけてなで、ぬるま湯シャワー
→翌日、それでもダメなら亜鉛華軟膏をけっこうベッタリ、密封するように塗る。(本当は
化膿にはモクタールが向いています。まだお持ちの方はこちらを。)
ただし、上記の対策の途中で「掻き壊した!悪化した!化膿してるっぽい!
熱が出ててきた!」というように、悪化した場合にはすぐに皮膚科に行ってください。
もちろん「非ステ医>ステ医」ですが、行かないよりはまし。ステロイドを使う医師であっても思慮深い人はステロイドだけ、とかは出さないと思います。←医師を選ぶ勉強、と思って。
(もしかしたら、病院でステロイドを塗られてしまうかもしれませんが、一回くらいなら大丈夫。あわてない、あわててない。ただし、その場合、ステロイド剤の名前と強さはしっかり聞きましょう。
汗疹なら、短期間で治りますので、長期使用の心配はいりません。汗疹が長期化するようなら、それは汗疹ではない何かです!)
・予防が大切。汗をなるべくかかせない。赤ちゃん以外は特に肌トラブル起きやすいので、、、「暑さに弱くなるのが嫌」という方は、耐寒性・耐熱性は3歳までに決まるらしいので、2、3歳から暑さにならす、というのでいかがでしょう?
【乾燥性湿疹】
・0、1才の冬に多い。
・皮脂分泌が急減する生後2、3ヶ月目から出始める(乾燥肌の子は一ヶ月目でも出る)
・頬が赤いのはたいてい乾燥性。
・じくじくしはじめたら化膿に注意。(浸出液はかゆみを誘発する黄色ブドウ球菌の良いエサ)
(対処)
・入浴を控え、石けん・シャンプー類は使用禁止。
・入浴後すぐに保湿。それ以外にも必要に応じて保湿。
・ステロイドは基本、禁忌
※2才以下の赤ちゃんにステロイドは基本的に使用してはいけない。できれば2才以上の小児にも。
保湿や入浴法など、あらゆる環境の工夫をしても治らない場合には、ステロイド使用に慎重な医者を選んで、医師の管理の元に慎重に使用すること。湿疹の原因を究明する努力を怠らないこと(重大な疾患の可能性、等)
【いわゆるアトピー性の湿疹】
・「肘、膝の裏側(屈側)の赤み、湿疹。耳切れ」を特徴とする。
(目の周りがほんわり赤い子はアレルギー体質であることが多い。)
・乾燥の強い皮膚なので、顔、特にほおに湿疹が出ていることも多い。
・皮膚側の要因と免疫側の要因の両方の体質があることが多い。
・(対処)乾燥性湿疹と同様の入浴・保湿法。
・ステロイドは禁忌(アトピー体質を強める可能性あり。)
・アレルギー検査(血液検査)は離乳食前の6ヶ月ごろ受けてみても損はない。
・「アトピー性皮膚炎」の診断は「強い湿疹が4ヶ月以上続く」ことが要件。(厚労省ガイドライン)
※ただし、医師によって独自の基準があり、「ただの湿疹」と言ったり、4ヶ月よりも前に「アトピー」と言ったりする。
つまり、あまり気にしなくて良い。ただし「乾燥性の肌質の子」としてスキンケア法は確立する必要がある。
(つまり、その子の体質に合わせた生活法を探る努力は必要。)
【食物アレルギー性の皮疹】
・卵、乳のアレルギーは、遅延型の反応であることが多い。(IgGが介在する。)
摂取から症状がでるまで24時間?48時間程度かかる。まれに4日後、ということも。
食事から除去して確認するには1週間は完全に抜くこと。
・そば、ピーナッツは即時型。30?1時間。ひどくなると呼吸困難になるので、注意。
粘膜にでることが多い。
これらの食物は0、1才では控えるべし。
ニーズの高い【化膿しちゃったかな?】という場合の記事を近日中にアップの予定です。
こんばんは(^-^*)/
五ヶ月の娘も湿疹が酷く、皮膚科でステロイドを処方されました。塗って良くなり使用をやめるとまた再発の繰り返しになってしまい…。
数回使ってしまいましたが、こちらのブログで薬の怖さを知り、今は保湿と二日置きの入浴を行っています。
まだ頭皮に黄色いカサブタや、顔に引っ掻き傷があり痛々しいですが、いつか綺麗な肌になってくれると信じて頑張ります
お医者さまの処方薬に疑問を持つことって大事なのですね
色々勉強になります。これからもブログ頑張って下さいね
by ひかる (2010-02-10 00:41)
>ひかる様
ようこそ、当ブログへ!
コメントありがとうございます!
次回、いよいよ、「アトピーにステロイドが効かなくなる理由」について発見した論文の解説です。私が去年の記事で書いていた予測が、ついに現実のものとして証明されました!フィンランドのOulu大学のグループの発表です。
という訳で、ひかる様もどうぞ自信をもって、ステロイドを使わない対処法で0才、1才のお肌トラブル期を乗り切ってください!
お困りの際にはどうぞご連絡ください。ご一緒に考えていきましょう。
by Luxel (2010-02-12 14:16)
こんばんは。
同じく5ヶ月の娘の湿疹で悩んでおります。
2〜3ヶ月の頃、ひどい湿疹にびっくりしてステロイドを使用してしまいましたが、良くなる→やめる→再発 を繰り返しさらにひどくなりました。ステロイドが怖くなって途方に暮れていた時にこちらのブログを拝見し、大変勉強になり、救われた気分になりました。
最近はなるべくステロイドを使わないことで有名な皮膚科にかかり、グリパスC、サトウザルベ、ワセリンを処方していただき、気長に治して行こう...と前向きになってきた所です。
子供の皮膚の回復力、強さを信じて頑張ります。
これからも為になる記事をよろしくお願い致します。
by まぐのりあ (2010-03-04 21:17)
>まぐのりあ 様
このブログがお役に立ってなによりです!
私も嬉しいです.
q(^ ^)p
そうなんです、根気がいります。
でも、子育てで「根気がいらないこと」なんて無いですよね。(笑)
湿疹とのお付き合いも、子育ての必修項目かもな〜、なんて
考えています。
子育てしてると1年、2年があっという間です。
ふと気がつくとだいぶ良くなってる、という感じです。
もし記事にして欲しいこと、お知りになりたいことがありましたら、どうぞお知らせください。
by Luxel (2010-03-06 10:15)
始めまして、生後ヵ月ちょいなんですが、湿疹のようなポツポツがおでこ→鼻まわり→ほほ→耳と一週間で顔全体に出来てしまい、とっても痒いみたいで、病院に連れて行こうか悩んでる時にこちらのブログを読ませて頂きました。
周りには石鹸でよく洗えばよくなるとか、ネットで調べてもほとんど石鹸で、と書いてあり、その通りにしてもなんだか悪化したような。。。
読んでみてびっくり!石鹸は使わないほうがいいんですね!
お風呂も毎日じゃないほうがいいなんて、びっくりです!
是非試してみます!
ポツポツ顔全体になってるのは乾燥性なのかわかりませんが、とりあえず石鹸抜きで保湿をしっかりしたいと思います。
ステロイドいくら弱いものでも怖いです!
とっても参考になり、ありがとうございました、これからも読ませていただきます★
by そらママ (2010-03-07 18:29)
>そらママさま
ようこそ、当ブログへ!
そうなんです、石鹸で洗え!なんて、「傷口に塩すりこめ!」って言ってるのと同じです。石鹸程度で化膿菌は取り除けないのですから(一瞬減っても数時間後には元の木阿弥です)、百害あって一利なし!と言い切ってしまいましょう。なぜなら石鹸は大切な皮脂をも洗い流してしまいますから・・・
でも、入浴法や保湿をやってもなかなかよくならないなぁ、とか、イマイチだなぁ、というときは是非、お医者さんにかかってくださいね。できるかぎり、このリンクのお医者さんにかかってください。
http://atopy.info/contents3.html
もし通えない場合は、せめてステロイドを強制しないお医者さんを選んでかかってください。
http://nosteroid.blog11.fc2.com/
このブログを、お医者さんを選ぶ基準として活用していただけると嬉しいです。(^ ^)p
by Luxel (2010-03-11 01:29)
はじめまして。
生後7ヶ月の娘が今月に入って湿疹ができました。
最初は小さなプツプツだけだったのが、
部分的に赤いカサカサができ、小児科で軟膏を処方されました。
ステロイドと非ステロイドです。
でも主人と相談して怖くなったので、ほとんど使いませんでした。
その後、食べ物が悪かったのか(?)悪化してしまい、
かゆがるようになったので、再診を受けました。
すると、もっと強いステロイドを出すといわれました。
ステロイドを使いたくない旨を伝えると、
「そう言われても、私は使う人だから。他を探してくれ。」
と一蹴されてしまい、悲しかったです。
(アレルギー外来のある小児科です。)
そこで、脱ステロイドをやっているという皮フ科に行きました。
全身に湿疹の広がった娘の姿をみて、
やはりステロイドをすすめられましたが、
「できれば使いたくない」旨を伝えると、
漢方薬とアレルギーを抑える薬、保湿剤を処方してくれました。
とりあえずホッとしているところです。
家に帰ってからもステロイドと湿疹について調べているうちに
こちらのサイトをみつけました。
ステロイドを使うのが当たり前なのかな…と思いかけていたので、
このサイトに出会えてよかったです。
処方された漢方などを服薬しながら、
入浴方法を試してみたいと思います。
石けんを使わないというのは目からウロコでした。
たしかに皮脂の分泌の盛んな頭皮やTゾーンは湿疹の症状が軽いです。
しっかり保湿がんばろうと思います。
有益な情報、どうもありがとうございます。
by さえたろー (2010-03-26 01:13)
>さえたろー様
ようこそたどりつかれましたね!
ステロイドは、2歳まではなるべく使わないでがんばってみてくださいね。
念のためお知らせしますが、「スキンケアだけで良くなるか」と問われると、そうとは言えません。スキンケアだけでかなりの改善を見るお子さんと、そうでないお子さんといらっしゃいます。が、たとえ後者であってもステロイドを浴びてしまうよりは、湿疹があるがままの方がまだマシだと私は考えています。そして、スキンケアはどんなお子さんでもやらないよりはやった方がマシです。(この場合のスキンケアとはもちろん、入浴を控えることです。)湿疹を化膿させないようにスキンケア&消毒をしながら、たとえ湿疹がある状態でも(親も医者もステロイドを使うのを我慢しながら)2歳までなんとかしのぐ、という方法を私はお勧めします。そのくらい、乳幼児期というのは生物学的にも大切な時期、と考えています。
保湿は、もし、やって効いているようならどんどんやってください。でも、保湿剤の成分のせいでかえって赤みが強くなったり、じゅくじゅくしてきたりするようなら、中止してくださいね。臨機応変に構えていてください。
欧米豪でも乳幼児にはステロイドを極力回避するのがスタンダードです。それほど危険な薬、という認識があるわけです。よほど酷い場合には使うようですが、欧ではステロイドよりも免疫抑制剤の方が好まれるようです(これもステロイド同様、2歳以下への使用は極力回避されます。もし使わなければ過剰な炎症で命の危険がある、と言われるような場合にはIPEX症候群などの重篤な遺伝子疾患を疑う必要があります。)
ただ、ステロイドを一度も使ってはダメ!という訳ではないので、脱ステロイドのお医者さんが「どうしても」と勧める時は使った方がよいと思います。そういう時には十分な説明を要求してくださいね。そういう先生の緊急避難の場合は一時的な使用で済むと思います。脱ステロイドの先生は副作用も危険性もよくご存知なので、こういう場合はよほど重症かつ緊急の場合です。
これから「スキンケアで治る? 治らない?」という記事をアップする予定なので、どうぞ気長〜に待っててくださいね♪
by Luxel (2010-03-29 15:52)
Luxel様、こんにちは。
納得のいく説明と実践的な方法を公開してくださっているこのブログを見つけてくいいるように見ています。
もうすぐ6カ月になる息子の湿疹は、生後3ヵ月のときにいきなりほっぺたが真っ赤になり穴が開く状態になってかかった皮膚科にステロイドを処方され、以来ステロイドをぬっては良くなりやめては悪くなりを繰り返しています。
ステロイドをやめると1週間から10日の間に症状が悪化し、最初はほっぺたの赤みだけだったのが今では
ほっぺたは赤くじゅくじゅく、
耳は耳切れと乾燥・赤み、
足と腕と背中・首の後ろはがさがさ・ぶつぶつ湿疹としわ部分の赤み、
おなかには赤いぽつぽつ、
と全身に広がってしまいました。
このブログを見て、ステロイドを使わずに直したいと強く思うようになり、入浴法やスキンケアの方法を勉強させて頂いています。
ですが、ここ2・3日でまたほっぺたがずるむけで汁がしたたる状態となり、先日比較的近くの「極力ステロイドを使わないお医者さん」に行ってきましたが、この状態に処方できるのはステロイドだけと言われ、悪化するとこうなりますよと言わんばかりの参考(?)の本(湿疹が悪化した赤ちゃんの写真が載っていました・・・)を見せられ、泣く泣くアルメタをわが子につけました。
塗るとすーっと周囲の部分まで赤みがひくほど効いていてステロイドを使ったことを、本当によかったのかどうかと後悔しています。
こんな状態にほどこす薬やケアは、本当にステロイドしかないのでしょうか・・・?
「スキンケアで治る? 治らない?」という記事も期待しつつ、気長に(いやみではないです)待っています!
私自身も色々と試行錯誤しながらこれからもやっていきたいと思います。
by ぬーの (2010-03-30 07:18)
>ぬーの様
そうだったんですか・・・すみません、私のガイド力不足ですね m(_ _)m
あのリストの先生でも、どこまでステロイド無しでフォローできるか、という力量は、先生ごとに違うと思います。あのリストのうちの何人かは、本当に一切使わずに治療にあたられてる先生もいらっしゃいます。(ただし、患者本人やその親が、カユミや、けして軽症とは言えない外見に耐えきれずに通院を止めてしまうケースもあるだろう、と想像しています。)
使ってしまったステロイドについては、どうぞあまり悩まないでくださいね。短期間の使用では、それほど怖いことは、ほとんどおきません。(全くない、とも言えないのですが・・・ご心配な症状が現れたらその時はどうぞご連絡ください。)
今回のステロイド塗布で湿疹が消えたっきり、二度と現れないのならほとんど何も問題はありません。問題なのは、また再び湿疹が現れ、同じ状態に戻ってしまった時のことです。
その時はお医者さんを変えられた方が良いだろうと思います。
もしそのような困った事態になった時には、どうぞメールにてご連絡くださいね。どのお医者さんを選ばれたらいいか、ご一緒に考えさせていただきます。
luxelblog@yahoo.co.jp
ぬーのさんに一つお願いが。
お手数ですが、もし良かったら、おかかりになったそのお医者さんのお名前(or 病院名)をメールにてお知らせ願えないでしょうか。他の方々との情報の共有が出来た方が、皆さんがより良い医師と治療に出会える助けになると思うのです。今、個々の先生の詳しい情報を集めている最中なので、どうかよろしくお願いいたします。m(_ _)m
by Luxel (2010-03-30 21:13)
コメントありがとうございます!
ガイド力不足なんてとんでもないです。ステロイドを使わないお医者さんに行くべきだったのに・・・
自分の体力を温存を優先して、朝から電話をかけまくって結局一番はやく診てくれそうなところを選んでしまいました。
ここ1カ月は何とかステロイドを使わずにコントロールできていたので残念ですが、ちゃんとステロイドなしで症状がぶり返さないところまで行けるか、様子をみてみたいと思います。
先生の情報など、後ほどまたメールにてご連絡させて頂きますね!
by ぬーの (2010-03-31 06:37)
コメントありがとうございます。
前回のコメントを書き込んだときが湿疹のピークで、
一週間でみるみる良くなりました!!
見た目はほとんど元通りですが、
皮膚がまだ薄い感じがするので、ケアは続けます。
自然によくなったのか、
塗り薬(グリパスC混合)が効いたのか、
入浴方法がよかったのか…よく分かりません。
塗り薬の相性はよかったと思います。
乳幼児にはステロイドは使わない!という考え、賛成です。
赤ちゃんって、多かれ少なかれ肌トラブルはつきものなんですよね。
でも、回復力や適応力は大人には無いものを持っています。
赤ちゃんの力を信じて成長や回復をじっくり待つことも必要ですね。
お医者に「強いステロイドを」と言われたり、
アトピー向けの情報チラシをもらったりして、
深刻にとらえすぎていたかなぁと反省しています…。
今後何かトラブルが起きたときも、
お医者の言うことをただ鵜呑みにはせず、
冷静にどーんと構えられるようになりたいです。
今後も勉強させて頂きます。
新しい記事のアップも楽しみにしています。
by さえたろー (2010-04-01 09:47)
こんにちは。
もう数ヶ月前(現在8ヶ月半)ですが、顔中が真っ赤になり、湿潤液も出て、
夜中はかゆくて眠れないのを掻かせないように手を握って、と私も眠れず、不安な日々を送っていました。
お医者さんでもロコイドをいただき、やめると元通り、でも見るに耐えずに塗りたくなる、麻薬のようでした。
こちらのHPを見せていただき、
藤澤先生のところまで行きました。
先生に見ていただいて、すごくほっとしました。
「お母さん、おいしいもの食べすぎ!お風呂はダメ、 大丈夫すぐ直るよっ。」
とにっこり言っていただきました。
Luxelさんありがとうございました。
また子宮頸がんのことなど久しぶりにのぞいたら、ためになることが書いてありますね。
うちも娘なので署名しました。
わたしも予防接種検討しようと思います。
それでは 身体に気をつけてこのすばらしいHPをつづけてください。
また覗かせていただきます。
車で帰る前に グリパスをぬって 帰宅に2時間。
ぐじゅぐじゅもさらさらとおさまって、
1週間で悪い表皮が剥がれ落ち、生まれ変わったようでした。
顔は数ヶ月、ぬれてしまったことはあっても意識的には洗っていません。
なのにどうしてこんなにきれいなの、って言ううらやましいような肌です。
すべてのきっかけとなったこちらのページにとても感謝しています。
御礼が遅くなりましたが、ほかの悩んでる方のためにと思いもあり、書かせていただきました。
by もなまま (2010-04-08 10:55)
>もなまま 様
ご連絡&ワクチンのご証明にご協力いただき
たいへんありがとうございます!!
すごく嬉しいです!
もなまま様はじめ、皆さんのコメントがブログを続ける励みになっております。m(_ _)m
そして、みなさんの具体的な経過のご報告が(結果が悪くても良くても)私自身の勉強にもなりますので、たいへん助かります。
もなままさんのお子さんが快癒された、とのこと、良かった!!
私もすごく嬉しいです!
>麻薬のよう
そう、まさにその通りなんですよね・・・
私も全く同感でした。
やめたいけど、他の方法がなかなか見つからない・・・
「ステロイドを使わない医師」にたどり着くまで、そして実際に受診するまでかなり時間がかかってしまいました。
その経緯を当時ただの日記代わりだったこのブログに、だれかの手がかりになれば、と思って記したのが、わずか一年ほど前。
そういう訳なので、このブログがもなまま様のお役に立てて、まさに本望です。(^ ^)/
ついでに、お願いをしてもよろしいでしょうか?
今、ブログを読んでくださる(くださった)方にアンケートをお願いしております。
ご協力いただけると幸いです。
http://sibelius.blog.so-net.ne.jp/2010-03-24
(第10問は、もし今でも気なる症状がありましたらどうぞお書きください。なければ飛ばしてください。)
どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
by Luxel (2010-04-08 12:16)
はじめまして、3ヵ月半の男の子を持つ母親です。自分自身アトピーがあり、主人は黄砂アレルギー(自称)です。ある程度子供にもアレルギーが出ることが予測されていましたが、実際に肌が荒れていくとかなりショックでした。
初めて行った小児科(アレルギー専門らしい)ではステロイド、抗真菌薬、抗生剤を出され、これからどうなっていくのだろうと思いました。鼻かぜで連れて行ったおばあちゃん先生が見てくれる小児科で「あかちゃんですもの肌は荒れますわ。」といわれ子供の治癒力に期待しようと思い今は保湿のみです。でも早めに薬で治した方がいいのだろうかとか不安になったりして。お風呂の入れ方今日から実践しようと思います。このサイトに出会えて良かったです。
これからも色々教えてくださいね。
by まおり (2010-05-18 11:47)
>まおり様
よい先生に出会われたようですね。
もしかしたら2歳ごろまでかかるタイプかもしれませんが、必ず良くなりますので、ステロイドは使わずに頑張ってください。(^ ^)/
まだ3ヶ月なので、保湿をしていても、これからさらに酷くなる可能性も、実はあります。そうなって「どうしたらいいか、分からない!」という時は、どうぞこのブログにいらしてください。
アトピーにもいくつかタイプがあります。経過も対処法も異なります。そういったことも順次アップしていきますので、どうぞ引き続きご覧になってくださいね♪
by Luxel (2010-05-19 10:04)
はじめましてこんにちは、4ヶ月の男の子がいます。
生後1ヶ月で湿疹が出来始め、みるみるうちにそれが貨幣状湿疹へと・・・
頬の表面に滲出液が出始めたので、あわてて皮膚科を受診し、ロコイドとスタデルムという2種のお薬を出されました。
ロコイドにはステロイドが入っていたので使わず、弱いお薬であるという
スタデルムというお薬を使い始めました。使い始めて2~3日もすると
頬や額の炎症はだいぶよくなり、さほど気にするほどでもなくなってきたので、ワセリンだけを塗っておきました。
しかしお薬を塗らないと、湿疹は翌日には復活しだし、慌ててまた塗る、
良くなるの繰り返しをしてきました。
そしてフッと気がつきました、スタデルムの効きすぎることに。
いつもお風呂上りに塗るのですが、塗った直後にはもう炎症がだいぶ引いているんです。
ちょっと怖くなりました。
そんなおり、このブログにめぐり合うことができ、さっそく一昨日から
石鹸を使わないという入浴方法を実践し始め(ほんとにカラスの行水です)
入浴後はワセリンだけ乾燥が気になるところに塗っている状態です。
すると、どう!薬をマメにせっせと塗りこんでいたときより、全然いいじゃないですか!多少のポツポツはありますが、気にならない程度に治まっています。
いままで何度、「乳児湿疹」をググってきたでしょう・・・そしてそのほとんどに「よく泡立てた石鹸でよく洗い、清潔を保ちましょう」と謳っていたのです。
そしてそのとおり実践してきた私。
早く良くなってほしい一心で、おっぱいの度にお湯に浸したガーゼで湿疹を拭いていました。もちろん悪化です。
うちは完全母乳なので母乳の質も肌に影響はあると思います。
授乳後にときどきですが、まぶたや目のふちがうっすら赤くなっているので
何かアレルギーがあるのではないかと疑っています。
こうなったらもうミルクに変えちゃおうかなとも思いますが、
おっぱいを飲む息子の姿可愛さに、おっぱいをくわえさせてしまう
親のエゴと葛藤中です。
とにかくLuxelさんのブログに出会えて、良かったです。
読み進むほどに目からウロコです。ありがとうございます。
これからも読み続けます。お体大切に。。。
by よこたん (2010-05-22 15:17)
>よこたん様
コメントありがとうございます。
ここの入浴法だけで良くなるかどうかは分かりませんが、良くなることをお祈りしています。
「親のエゴ」・・よくわかります。でも、それだけでなく、母乳の他の機能とアレルギー性の兼ね合いですもんね・・悩ましいです。いま、「母乳でもアトピーを軽減できる方法(トライアル)」の執筆(?)を再開したところです。もうしばらく母乳をやめずにどうぞお待ちください。
そうですか・・・乳児湿疹でググっても出てこないのですね〜このブログ。ランキングか何かに登録すべきなのかな? 検討課題ですね。
by Luxel (2010-06-02 14:14)
こんにちは。
毎日ブログを見て力をいただき感謝しております。
ありがとうございます。
さてお忙しいところ教えていただきたくお願いいたします。
軽減法を開始して1ヶ月経ちました。
色々なことを試行錯誤しながら頑張っています。
ひどかった膝裏のガサガサと赤みがかなり改善されています。
でも今は足首がガサガサと引っ掻き傷で重症となってしまっているので奮闘中です。
これまで頬もガサガサとジュクジュクがひどかったのですが
かなりきれいになり、顎以外はつるっつるになったんです。
しかし、お盆あたりから急速に悪化しました。
これまで顔の赤みの湿疹に薬を塗らずに様子を見ていた時があり、
それで改善したのですが、今回は湿疹とヨダレかぶれの両方が混在しているようで、どうしたものか悩んでおります。
今の処置はヨダレはこまめに濡らしたガーゼでポンポンと叩くように落とし、ヨダレかけもマメに交換しています。
薬は頬~顎にかけてアズノールを常に塗っています。
でも悪化がとまりません。
モクタールを通販で購入し、以前顔のジュクジュクに塗ったら
効果てきめんでしたので、今回も顎のジュクジュクに塗ったのですが
全く効きません。常にヨダレが付いているのと顎がヨダレかけに接触
しているからかもしれませんが。
ヨダレかぶれとアトピーの湿疹とでは対処が違うのでしょうか?
(ヨダレの量は半端ではありません・・・。
何でも舐めるので顎から頬べとべと状態です)
それと軽減法を始めて3日後位から、娘が便秘がちになりました。
それまでは毎日1回~3回排便があったのに、3日に1度になり、5日に一度になり、先週は1週間出ず病院で浣腸してもらいました。
これは菌摂取と関係あるのでしょうか?
何か対処法があれば教えてください。
お忙しいところすみません。
よろしくお願いたします。
by カンコママ (2010-08-27 21:11)
>カンコママ様
お返事遅くなって申し訳ありません(汗)
すみません、順番が前後してしまいました。
>ヨダレかぶれとアトピーの湿疹とでは対処が違うのでしょうか?
うちもヨダレかぶれが最後まで残ってしまい、苦戦中です。
やはり、いろんな食べ物がつくし、食事ごとに痒くなって掻いてしまいがちですよね。
また、しじゅう垂らしているヨダレで皮脂も流れてしまいますし、、、
あごは悪い条件がそろっています。
タール剤もヨダレの粘液に邪魔されて皮膚に直接届きません。
たまたま乾いている時や食事前にささっとプロペト(ワセリン)を保護目的で塗る程度ですが、効いているのか、いないのか、といった具合です。
成長してヨダレの量が減るのを待つしかないのかなぁ、、、と我が家も少々諦めモードです。f(^ ^;)
>それと軽減法を始めて3日後位から、娘が便秘がちになりました。
それまでは毎日1回~3回排便があったのに、3日に1度になり、5日に一度になり、先週は1週間出ず病院で浣腸してもらいました。これは菌摂取と関係あるのでしょうか?
あると思います。
おそらく、ですが、お子さんの腸管には適切なビフィズス菌が元々いないのかもしれません。こういう場合にはLactbacillusだけ入れても効果が無いと思います。
「軽減法」のパワーアップバージョンの変法になりますが、「スタンダードバージョン」の記事に載せているビフィズス菌の方と併用して、オリゴ糖をあげてください。まず8g/day(母乳やミルク中の量とtotalで8g)から始めて、便が便秘でなく、柔らかくなるまで量を上げていってください。15g/dayまで増やしてもダメならオリゴ糖の種類を変えてみてください。
by Luxel (2010-09-07 15:13)
はじめまして。6ヶ月の女の子のママです。
アトピー治療についてブログで勉強させてもらってます。
3ヶ月からほおの湿疹が引かず、周りに言われるままステロイドを塗り、ほおの湿疹は引いたが首に湿疹ができ、首にステロイドを塗ると首の湿疹は引くけど背中に湿疹ができ、、みたいなことを繰り返しています。湿疹を抑えるとほかの場所から出てくるんですかね?
こちらのサイトで勉強して、今日からモクタール、太乙膏、亜鉛華軟膏でケアして、ステロイドを中止してみようと思っています。
同時にシャワーを(お風呂には入れていないので)まず2日に1回にしてみようと思うのですが、身体はモクタールや亜鉛華軟膏でベタベタです。
この、ベタベタのまま次の日もモクタールや亜鉛華軟膏を塗って大丈夫なものなのでしょうか?
by みのママ (2011-10-14 12:15)
>みのママさま
ここのところ本業が忙しく、お返事がたいへん遅くて申し訳ありません。ステロイドを使っても「いたちごっこ」のようになると思います。そうこうしているうちに使用量もエスカレートしていきますね。。。。今、私は「ステロイドが(免疫系細胞だけではなく)表皮細胞や角化細胞に及ぼす影響」について、「ほぼ確実にある」と考えるに至ってますので(根拠は今後の記事に書く予定でいます。が、いつになるやら。。。)、「湿疹が出たら使う」といった対症療法的なステロイドの使い方はお勧めしません。「他の、あらゆる手を尽くしてもどうしようもない時。湿疹を見ることにお母さんの精神が耐えられなくなった時にだけ使う」を指針としています。
モクタールや亜鉛華軟膏はそう長い時間ベトベトしていない、と思うのですが、一日に何回くらい塗ってらっしゃいますか?私は仕事があることもあり、一日に2回しか塗れませんでした。亜鉛華軟膏はすぐに落ちてしまいますから、一日に4、5回くらいは塗っても全然問題ないと思います。ドーランのようにかなりの厚塗りをします。それでもふと気がつくと落ちてる=服だの布団だのにくっついてベタベタがなくなります。モクタールも亜鉛華軟膏が基剤なので同様です。ベトベトするとしたら太乙膏でしょうか?私は太乙膏は軽く塗りのばすくらいで、ベトベトするほどの厚塗りしませんでした。結構値が張るので(笑)。(仕事が休みの日は)ベトベトする間は次は塗らずに、「あれ、落ちてるな〜」と思ったら次の回を塗っていました。なので、お風呂の間日はシャワーも何もせずに塗り重ねたことになります。ご参考になるでしょうか。
by Luxel (2011-11-09 09:56)
あまりにも酷いよだれかぶれでトータル2週間位ステロイドと保湿が混ざったのを使っちゃいました後悔してますが今のところリバウンドは見られてません。可愛い子供の湿疹や肌荒れは心が痛みますが、ステロイドを使わず対応していこうと思います。
by とうこ (2017-03-30 08:30)
>とうこ様
どうぞがんばって!
お子さんの荒れた皮膚を見るのは母親として、つらいですよね。。。
でも、ここで「子供のかわいそうな皮膚を見たくない」ばっかりにステロイドに手を出してしまうと、やめられなくなる可能性がでてくるのが怖いです。
2週間程度の使用ならまず平気ですが、この先、「きれいなお肌」を目指していまうと、つい手が伸びてしまいがちです。
「0歳のうちは湿疹やよだれかぶれは、あって当たり前」そう思って、淡々とケアしてあげてください。湿疹のところをあんまり見つめてると、こっちの方が気がおかしくなりそうな瞬間がありますよね。患部じゃなくて、赤ちゃん全体を見てください。赤ちゃんの機嫌が悪くないか、順調に成長しているか、とかです。(具合が悪ければ、即お医者です。)
赤ちゃんのときのよだれかぶれも、どんなに酷いアトピーも、ステロイドを使わずに、あれこれお世話の工夫をしてしのいでいれば、2、3歳になった頃にはきれいに治っています。このブログはその「工夫」をお伝えするために書いています。どうぞ情報収集に役立ててください。
by Luxel (2017-04-03 03:57)