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母乳は良いものか? [アトピー余談]

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皆様、お待たせいたしました〜〜〜[exclamation×2]

近日中にアップ!などとウソこいてすみません m(_ _)m[あせあせ(飛び散る汗)]
新しいソフトを使いこなすのに時間がかかってしまいました。

============================================
「母乳はアトピーを防ぐの? それとも・・・?」

これ、すごーーーーく、皆さんの関心が高いですよね?
アンケートの結果からも、母乳育児率は実に90% 以上でした。

もちろん、私もそうでした。

 上のギャオの時は、母乳を続けるのが良いのか悪いのかはっきり 分からないままに
 「なんとなく良さそう」という印象だけで 1歳10ヶ月のときまで母乳を続けていました。(体力的な限界を感じて断乳。)

 もし断乳してなかったら、いったいいつまでギャオは吸ってたんだろう?
 「朝のパイパイ」(哺乳瓶詰め温牛乳)が4歳まで続いたギャオ・・・・ f(^ ^;)


それで、キュ〜君の離乳食を始める前に、念のため、と軽い気持で受けた血液検査で
小児科の先生と思わず顔を見合わせてしまったLuxel。
(卵白5、卵黄3、カゼイン4、牛乳3、小麦2、IgE・・・1290〜〜〜!?)

母乳感作か経胎盤感作か分かんないけど、ホントに離乳食前の感作って、あるんだ〜〜〜!!
と仰天し(免疫学の研究者にあるまじき!? いや、なんか、よっぽど特殊なケースだけだと思ってたんです〜っ、と言い訳。orz)

この瞬間、プチ断乳を決心しました。

・・・というのも、以前、「ミルクに変えたらほぼ完治しました!!」
という複数のお母さんからの情報があり、
今、絶好の検証の機会がやってきた!とばかりに、飛びつきました!

で、イザ、断乳!
・・・と言っても、結果が分からない時点では、母乳復帰も考えて
とりあえず、母乳分泌は搾乳で維持。
搾乳した母乳はもったいないので冷凍しといて、キュ〜君にはアレルギーミルクを。
(キュ〜君は大豆アレルギーがないので、ビーンスタークのペプディエットをチョイス。と言っても小児科の先生からもらっただけ・・・高 (T T)

抵抗するか、と思いきや、あっさりアレルギーミルクOK!な子でした☆
キミの母(乳)への愛はこんなもんかい[ダッシュ(走り出すさま)]

離乳食前なので、当然、キュ〜君の食べ物は「アレルギーミルク・オンリー」な状態です。

3日目くらいまではあまり変化がなかったのですが、
4日、5日、と徐々に湿疹が乾きはじめ・・・
なんと、7日目にはまだかなりガサガサながらも顔色がはっきり白い!
おお、これは!!
と驚き、もっと断乳を続けたかったのですが、
10日目ついにLuxelの方に限界が来ました。
もともと乳量はけっこう出るが、乳腺が細いタイプのLuxel、
乳詰まり感に、乳腺炎っぽい感触が加わり・・・
乳腺炎のトラウマに恐怖したLuxel、断乳はあえなく10日で挫折しました☆
キュ〜君に詰まりを吸い取ってもらって、ホッと一息。

という訳で、ジャ〜〜〜〜〜ン!!
断乳前、断乳後のキュ〜君、初公開です!!
(是非、クリックして拡大して細部をご確認ください。)

<断乳前>

1月1日
20100101_ring-1+.JPG

2月24日
20100224ring-1+.jpg

2月25日
20100225ring-1+.jpg

<断乳後>
3月5日
20100305ring-1+.jpg

20100305ring-2+.jpg


も〜〜〜ぉ、びーーーっくりです。

断乳前は頻繁に引っかいてはしょっちゅうジュクジュクして赤かったのが
断乳7日目には乾いてきているのがはっきりわかりました。
まだかさぶたこそあるものの、引っかきが明らかに減り、ジュクジュクすることもなくなりました。
全体的に乾いてきて、顔色も白くなっているのが写真でわかるでしょうか?

と、いうことは・・・

あっ、あたしの乳が悪いんですかい[exclamation&question] orz

(しーちゃん様、いい勘してますねー! 予想、ドンピシャリです!)

※この記事をここまで読んで、「よっしゃ! 私もプチ断乳しよー!!」と意気込んでるアナタ!
ちょっとお待ちください!
「プチ断乳のしかた」記事を別にご用意しますので。
いろいろ注意点や、準備の必要があります。
慌てて断乳に突入しないでくださいね〜!

さて、断乳&完全ミルク生活の結果が「真」であるかどうか、確認しなくてはなりません。
というのは、改善の原因が「気候や湿気の変動」などの微妙な環境要因のせいである可能性も否定できないからです。
研究でも論文にのせるデータには「リバース実験」が要求されます。
つまり、この場合、「完全母乳生活(抗原ぬき)」です。

今度は「母乳オンリー」にしてみました。
断乳中に貯めまくった冷凍母乳も総動員です。(断乳中から食物からできるだけ除去してた。)

その結果・・・

<母乳へリバース>

3月13日
20100313_ring-1+.JPG

3月20日
20100320_ring-1+.JPG

と、まぁ〜、見事に元どおり、か、それ以上に悪化!!!


口の横っちょのピンクは、ジュクジュクずる剥け湿疹です。[もうやだ~(悲しい顔)]
断乳前にもあったものですが、断乳してほぼ消失した後、
完全母乳リバースで断乳前よりいっそう悪化[exclamation×2][がく~(落胆した顔)]

ちなみに私は個人的にこういうジュクジュクした湿疹スポットのことを「田んぼ」と呼んでます。
「ぎゃ〜、田んぼがまた出現した〜 [がく~(落胆した顔)]
と言ってはタール剤を塗りたくり。
(そそけだったカサカサした皮膚スポットを「はたけ」って言いますよね。それの親戚の意味で「田んぼ」。まさに「出現する」という感じで、ある日ふと気がつくと「田んぼが出来上がってた!」という感じです。これができたら黄色信号。黄色ブドウ球菌の温床として最適なので、タールだけで3日以上治らなければ「消毒」をやってみることにしています。)

さて、
これ(=母乳をやめたら治る)は何を意味するのか?

母乳と除去食についての考察は次回記事「母乳 続ける?/続けない? 除去する?/しない?」に。
乞うご期待[exclamation×2]



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コメント 34

まつか

やっぱりアレルギーのある子には母乳は・・・・・避けた方がいいんでしょうかね><
次の記事も見逃せません。

除去食に関しては難しいですよね。。。
うちの子は卵、大豆アレルギーの他に
数値にはでていませんが、小麦やとうもろこし、魚全般、鶏肉、牛肉などが駄目みたいで(最近、発覚)。
授乳中は、卵はなるべく除去してたのですが
さすがに大豆や小麦、魚はしてなかったので
母乳育児中の抗原除去って難しいのかなーって思いました。。。

by まつか (2010-05-09 10:16) 

MU

病院で断乳勧められました。やっぱり母乳はイマイチですかね。
が、食べ物アレルギーがあるので不安です。
あと最近、病院で海水浴を勧められ、行ったら治りかけたのに、たんぼどころか顔半分溜池になりました(T_T)
by MU (2010-05-09 22:29) 

Luxel

>まつか様

除去食、難しいですよね〜(特に、母親である私の方が... orz)
授乳中はタンパク質を取らねば、こっちの体力維持も難しいし、
「いったい、何を食べれば!?」って思いますよね。

日本は、除去食に関する取り組みが遅れているようです。
英国などでは、病院の栄養士がコンサルしてくれるそうなんですが、,,,(医療栄養士とでもいうような、栄養士の上の資格があるのだそうです。)

最近発覚した抗原は、プリックテストか何かをうけられたのでしょうか? それとも血液検査で?

今、反応してても、将来的に食物アレルギーが固定するとは限りませんので、あまり悲観なさらないでくださいね。

ところで牛乳は大丈夫なんですよね?
これは幸いですね。良質なタンパク質を取ることができますね。

アレルギーのリスクと母乳育児のメリットの天秤については、ただいま考察中です。どうぞ記事をお待ちください。
by Luxel (2010-05-09 23:14) 

Luxel

>MU様

感染防御や消化管発達のためには母乳を続けたいですよね。
ここらへん、論文も相反する結果のものが乱立していて、統一見解はないようなんです。(現在、引き続き調査中です。)

とりあえず、判明しているアレルゲン食品をMUさんの食事からも徹底除去してみて、湿疹がかなり治るようなら、「除去しつつ母乳」でOKだと思います。効果がなければ、断乳,,,かな? でも、できたら完全にやめるまえに、プチ断乳をやってみて、それで効果があるかどうか確認してから、の方が後悔がないかもしれませんよ?
母乳はいったん完全にやめてしまうと、復活がむずかしいですから・・・。うちの場合みたいに、「母乳のせい」であることがかなりはっきりしていれば、見切りもつけやすいでしょう。

うちは今、母乳での摂取カロリーは全体の半分くらいですが、それで少しマシになりました。(連休で私が家にいて母乳量が増えたら、あからさまに悪化。(T T)これを機に2週間限定での卵、牛乳、小麦の完全除去にトライしています。。これでダメなら、一歳の誕生日まで続けた後は断乳、完全ミルクにしようか、と考えています。

「海水浴」は0歳中はやめておいた方がいいかもしれません。紫外線の懸念もありますし。炎症がおこっている皮膚に紫外線があたると遺伝子変異が起こりりやすいです。(将来の皮膚ガンのリスクが増えます)
「海水浴でよくなった!」という話は、(なんとなくですが)小学生あたりのアトピーの子が多いような気がします。しかもデータ(=ちゃんとした論文)を見たことがないです・・・。医師の治療経験でたまたま、そういう例を目にした、というだけかもしれません。
by Luxel (2010-05-10 12:44) 

しーちゃん

記事、拝見しました。
う゛あー!やっぱり!
プチ断乳であんなにジュクジュクが乾くんですね・・・。
それにしてもキュー君の湿疹と息子の湿疹、状態がよく似ています。


とりあえずお昼に練習のつもりでアレルギー用ミルクを飲ませてみたのですが、「べぇっ」と吐かれてしまいました・・・(悲)。
おっぱい大好きでまもなく1歳ですが家にいるとしょちゅうおっぱいを飲む息子。(まるでドリンクバーなのです・・・)
こんなんで断乳できる日がくるのか、と途方に暮れています。

先週は湿疹のところにたぶん黄ブ菌がついたのか、耳たぶと顔中(おでこを除く、いままできれいだった頬の上のほうとまぶたまで)ブツブツ→掻く→汁という状態になり、あわててたらおさんへ。
処方された抗生物質(ケフィレックス)を1週間内服してやっとブツブツ部分の汁がかたまりカサブタ化。
どんどん落屑していってあと1歩できれいになりそう!と思ったらまた赤みが目立ちはじめてしまい、それプラス首とデコルテも赤みが強く、やたらと掻き毟るので汁でテカテカ・・・どう対処しようか思案中です。
菌がついている間はシャワーで洗い流すように、といわれたので指導通りに1日1回シャワーを短時間しているのですが、そうするといままでなかったブツブツ(細菌感染はなさそう)とカサカサした湿疹が太ももの裏、サイド、あとはひじの関節の屈側付近にできはじめ、このままジュクジュクに移行したらどうしよう!!と焦っています。

現在は
顔→基本何も塗らず、あごの小さい田んぼ(表現を拝借しました♪)にはゲンタシンとフシジンレオの混合 
首からデコルテにかけて→ボチ
体に現れたブツブツと乾燥した湿疹→プロペト
抗生物質の内服を3日延長(トータル10日)

こんな処置でよいのでしょうか?
毎日悩みながら息子の湿疹と接しています。

あ、母乳の話題からそれてしまいました。
我が家はもう離乳食が進んできていて、肉と卵こそ慎重になってはいますが、豆腐や魚、いろんな野菜を摂るころができているので、1歳すぎたら断乳も視野に入れていこうかな、と思います。
(いまだに夜中2時間おきに添い乳しているので、断乳できればわたしの睡眠時間も確保できるし・・・と。)

湿疹と格闘しながら、次の記事も楽しみにしております~♪
by しーちゃん (2010-05-10 15:00) 

Luxel

>しーちゃん様

予想通りでしたね〜f(^ ^)

ところで、たらお先生はアレルゲンの血液検査はなさいませんよね?
どこか他で受けられましたか?
まだなら、受けてみるとよいかもしれませんよ?(もう受けてらしたらすみません)
原因がある程度しぼれてきて、母乳をやめるか続けるかの判断材料になってくれます。

というのは、
「なぜ母乳が悪さをするのか?」について、私は現在2つの可能性にを想定しています。
(1)母乳中に出てくる食物アレルゲン
(2)母乳中に含まれるサイトカイン等生理活性物質のアンバランス(Th2活性を上げるようなサイトカインが多く含まれているのでは?)

というものです。
原因が(1)でも(2)でも、母乳を完全にやめてしまえば湿疹はよくなるはずですが、これでよくならないなら、食物以外のアレルゲン=ダニ、ハウスダストなどが推測されます。
でも、原因がもし(1)のアレルゲンのみであるならば、アレルゲン食品を除去しながらの母乳育児も(理論上)可能になります。(もちろん離乳食からは除去)

私もせめて1歳までは母乳を続けたいと思って、現在、アレルゲン(卵、牛乳、小麦)の完全除去に挑戦中です。(2週間の期間限定で。)もしこれで効果があるようなら更に1歳まで除去を続けてみようか、と・・・

うちも田んぼができたときの対処はモクタールか亜鉛華軟膏、というくらいで、後はしーちゃんさんの処置とそんなにかわりません。

今は保湿剤も余計悪化して使えないので、タール剤と亜鉛華軟膏を「田んぼ」に使用して乾かすくらいで、実質上「何も塗らない」治療になってしまっています。残る可能性は「除去食」くらいのものです。(このまま無視して、一歳まで除去なし母乳を強行しようか、とも思ったのですが、あまりにも「ジュクジュク真っ赤っか」が派手なので、何か手はないか、と考えても、後はもう「除去」だけなんですよね〜 f(- -;) 母乳からの除去は面倒なんで、やりたくなかったんですが・・・)

完全除去※はまだ始めたばかりなんで、結果が出始めるのは2週間後くらいかな?と思っています。(食物タンパク質は食べてから最長1週間くらい血中に出ているらしいので。)どうぞ気長に報告記事をお待ちください。

※「完全除去」とは言っても毎日昼ごはんを職員食堂で食べているLuxel、完全に除去できているかどうかは「?」です。アレルゲンが入ってなさそーなメニューを選んで食べていますが、コックさんが隠し味に卵・牛乳・小麦を使ったりしてると、「アウト」です。完全除去はいえませんね。というわけで、実質は「ほぼ完全除去」くらいだと思います。
by Luxel (2010-05-10 19:33) 

noriko

こんばんは。
初めてコメさせていただきます。
私も完全母乳育児中に娘のひどい湿疹に悩んでいたので体験から思ったことを書かせてください。

母乳にアレルギーの原因が強くあるように感じる場合、乳質を良くすることで症状が改善される場合があるようです。
娘の場合はそうでした。

除去食を頑張っていても油ものや牛肉・餅類など胸の状態を悪くして乳質を落とすものを食べていると効果はでないばかりか悪化するかもしれません。
逆にいえば、乳質を良くするさっぱりとした和食を食生活の中心にすると効果はでやすくなるのではないでしょうか?

プチ断乳されたということですが、断乳は胸の状態をぐっと落とします。
乳質も落ちるので、断乳後に母乳再開したら依然より悪化したんだと思います。
私なら、まずは胸の状態を戻して母親の食事内容を考えていきます。
[桶谷式母乳育児]で検索すると情報がでてくると思うので、指導ができる助産師さんに乳腺のつまりをとっていただいて食事指導してもらうのがお勧めです。
娘はマッサージを受けた直後の授乳では、いつも美味しそうにごくごく飲んでくれていましたよ。
ただ。。。あたりまえですが有料なのでwもし興味があるようでしたらお近くの先生に連絡してみてください。

こんな考えや方法もある、ということで書いてみました。
言葉たらずで失礼な表現があったらごめんなさい。




by noriko (2010-05-10 22:55) 

noriko

読み直してみたら、みなさん知っていてるような話をかいてしまいました。
なんだか的外れな感じになっちゃったので、お手数ですが後で記事をけしておいてください(^v^;
by noriko (2010-05-10 23:08) 

まゆみん

こんにちは。いろいろと載せていただいて参考にさせてもらってます。皆さんがんばってるので私もがんばらねばと元気をもらっています。母乳の記事も待ってました。やはり原因になることもあるんですよね。上の女の子の時は肌荒れなど全く問題なく乳児湿疹が少しあった程度でしたが、下の男の子は乳児湿疹からずっと4~5カ月過ぎるころまで赤みがかったかさかさで掻きむしり血が出て後頭部はこすり過ぎてハゲて、かわいそうだったので小児科と皮膚科がある町医者に行きました。耳切れもあったのでとりあえずかゆみを抑えようということでリンデロンとヒルドイドを混ぜて塗り、2~3日塗りきれいになったので効きすぎも怖いなと思いやめました。完全母乳だったので卵とかでアレルギーが出てるのかと思い卵抜きとかしてみましたがこれといった効果はなく、ひざ裏のジュクジュクが悪化し、再度受診。アレルギーだろうと言うことで前回の薬+ジキリオンシロップ(内服)を朝夕食後ということでもらいがんばって飲ませていました。が二日後、体中にジュクジュクが飛び、ひざ裏は腐りかけのように気持ち悪くなったので再受診。とびひになってるのでジュクジュクにはゲンタシンと飲み薬。赤みにはリンデロンとヒルドイドとシロップを続けるように言われました。が、こちらの記事を見て入浴法と保湿の実践ととりあえずゲンタシンと飲み薬。リンデロンとヒルドイドとシロップはやめました。6カ月を過ぎたのもあるのか2週間ほどでジュクジュクも無くなり落ち着いて卵などを食べても何も変わらず、離乳食を始めたので、よだれなどで口の周りが荒れる程度。お腹もかさかさしてますが、赤みも無いので保湿のみ。気候もよくなってきてますしね。うちでの入浴はガーゼではなくハンドタイルより小さいミニタオルを使ってます。石鹸がダメとは夢にも思ってませんでした。退院してから毎日ゴシゴシ全身洗ってました。かわいそうなことをしました。保湿に使う化粧水は以前テレビでやっていた手作りのを使っています。<精製水100ml 消毒用エタノール15ml グリセリン15ml>うちの子には合ってますが、お肌に合わない場合もあると思います。
あと、私の行ってた産院では母乳マッサージは乳腺を痛めるので行わない方針に変わっていました。乳首だけマッサージして柔らかくして赤ちゃんが飲みやすいようにしてあげる。張って痛い時は冷やして熱を取り、鉄板のように固くなってても、2週間ほどで落ち着いて赤ちゃんの飲む量だけ作るようになる。という事でした。母乳マッサージをするから乳腺炎になる母が多いので、退院してからも乳腺炎で苦しんでいる母乳ママが多く最近はこの方法で乳腺炎は減ってるそうです。実際、出る量は少なかったですが、欲しがるだけ与えていればだんだん量が追いついてきました。
長々とすいませんでした。落ち着いたので一気に書いてしまいました。これから夏、ちょっと怖いです。今、7ヶ月になったところです。

by まゆみん (2010-05-11 00:25) 

ひまわり

こんにちは。興味深い記事でした。アトピー&アレルギーのダブルは辛いです。1歳3ヶ月の息子の体重がここ数ヶ月増えていない為毎月健診をしています。おっぱい大好きな息子は1歳過ぎても1日10回以上飲んでいました。先生と話し合った結果、母乳の量が減っているのに頻繁にくわえていたら母乳でなはなく空気で満腹感になっているせいで離乳食を食べないのではないかと!ということで、断乳に向けて準備中です。しかし空気を吸っているとは驚きでした。でも夜中に痒がっているのを宥めるのはおっぱいが一番なのでなかなか断乳が進みません。でも断乳したら痒みも減るのかな~っと思ったり・・・。今は授乳の回数も以前の半分になり離乳食の量も増えてきました。食物アレルギーって皆さんどうして対応しているのでしょうか?アレルギー科のある病院で指導してもらったほうがいいのか悩み中です。病院探しも大変ですが・・・。次回の記事も気になります!
by ひまわり (2010-05-11 01:53) 

Luxel

>norikoさま

的外れだなんて、とんでもない!
いつかは言及したいことだったので、お返事させていただきますね。
ちょっと厳しい言葉に感じる部分もあるかもしれませんが、どうぞ読んでください。そして一緒に考えて行っていただければ、と思います。(このブログを読むのは骨が折れるかもしれませんが...)

私も桶谷式の助産士さんの所に通っていますよ〜
ただ、私が通っている先生は、思うところあって桶谷の組織からは籍を抜いています。
というのは、桶谷は桶谷の教科書にそった方針から外れられないから、なのだそうです。(教義にないことは言えない、教義に反することはできない、というようなことをおっしゃってました。)

桶谷の手技は世界的にみても素晴しいですし、栄養の考え方もそれなりに後から根拠となる科学的事実が見つかった部分もあります。動物油脂より魚油の方が炎症を起こしにくくすることは本当です。でも、油脂をとらずに授乳カロリーを賄おうとすれば、かなりの量の和食を取らねばならず、和食は調理に手間がかかります。一日中台所に立っていれば、かえって疲弊し乳量を落とすでしょう。そして、私のようなワークマムにとってはそれは不可能な食生活です。姑という一応の助っ人がいた過去の家族構成とは異なる現代では、母親の家事量や責任はむしろ増えている可能性もあります。

油脂についてですが、私が何故、油脂の摂取をそれなりに必要と考えているかと言えば、油脂類はタンパク質や糖類の4kcal/gという熱量に比べ、9kcal/gという倍以上の熱量をもつためです。江戸時代の男性の平均身長が150cm程度、平均寿命50才ということを考えると、一概に当時の食生活に戻せば全てOK、という訳ではないと思います。

もちろん、私たち日本人を平均して考えれば、西洋人ほど油脂を大量には消化できないかもしれません。あるいは同じ油脂摂取量でも簡単に肥満になってしまいます。反面、穀物消化に適応したと思われる長い腸管を持っています。(だから日本人は胴長?)ですから、西洋人でとったデータをそのまま受けいれるわけにはいかないのですが、だからこそ日本人による日本人のデータに基づいた、この問題に関する研究が重要なのです。(ちなみに、西洋人でも牛乳アレルギーがあるように、日本人が和食に戻したから、と言って、食物アレルギーが起こらなくなる訳ではありません。)

桶谷先生が桶谷流を確立なさったのはもう40年以上も前で、科学は当時よりは進歩しました。科学的な情報がなかった当時は「乳質」という言葉でしか表現できなかった事も、今では母乳のさまざま分析が進み(その全てが解明された訳ではありませんが)科学的な判断ができるようになってきました。

私がかよっている桶谷式の技術をもつ助産士の先生も「必ずしも母乳が最善ではない」と考えています。その考えは「桶谷」の教義を広める側の人にとっては受け入れ難いものでしょう。でも、先生はおそらくご自分の治療経験から、桶谷の教義では説明できない例を多く経験してきた結果、桶谷から離脱したのでしょう。自分が納得できる施術や指導するには、そうせざるを得なかったのだ、とおっしゃいました。

他人からの教義を鵜呑みにしていては進歩は、知識は、そこで止まってしまいます。桶谷先生だって、当時の乏しい科学情報とご自身の経験をもとに必死に考え、模索したはずです。
norikoさんは、ご自分ではどのように考えられてますか? 何故、断乳後の乳質は悪くなる、と思われるのでしょうか。いえ、そんなことはない、と言いたいのではありませんよ。本当に悪くなるのかもしれません。でも、それなら「悪くなる」とは具体的には「母乳の何が」「どうなる」ことを指すのでしょうか。「悪くなる」という抽象的な言葉ではなく、もっと明確化されなくては、万人が理解し、納得することはできません。そんな研究を個人ができるわけないじゃない、と思われるかもしれませんが、大切なのは一人一人が自分の頭の中で仮説を立て、可能ならそれを検証してみることです。それが科学の第一歩なのです。

私が断乳をやってみたのは、「自分のケースは」「母乳のせいなのかどうか」を確認したかったからです。仮説の検証です。断乳によるトラブルは予測できましたが、5ヶ月の完全母乳は達成していたし、どうせ離乳食が始まれば、乳量は落ちてきます。離乳が進めば生理が始まり、母乳の成分が変化する可能性もあります。でも、離乳食開始前にしかできない実験だったのです。お陰で、離乳食ではなく経胎盤か経母乳で食物抗原が入って、何らかの異常によりIgEが作られたことがはっきりしました。それで、次のステップとしての「母乳からのアレルゲンの完全除去」に進む決心がつきました。これもまた仮説の検証実験です。母乳からの完全除去の効果はまだ科学的にも決着がついていない最前線の課題です。

もちろん私の検証は他の方全てには当てはまりません。私自身のデータです。(私と似たような他の方の参考にはなるかもしれません。)でも、皆さん一人一人がこのブログを読んで得た科学的視点をもって、一つ一つ、検証していけば、それぞれのお子さんにあったよりよい方策にたどりつけるのではないか、と思います。そして、皆さんが経験した事実を教え合って、見えてくることはたいへんに多いのです。私だけでは、たった一つの経験しか材料になりませんが、皆さんの経験が集まれば、それだけ見えてくることも多くなります。(それでアンケートをお願いしたりしました。)norikoさんは桶谷の見方での説明はされましたが、肝心の、「ご自身の、詳細な、具体的な経験(=お子さんの症状の経過)」が書かれてないのが残念です。

私が科学を重んじるのは、それが万人に理解可能な言語だから、です。理性があれば、科学の結果は理解できます。専門用語などのとっつきにくい言葉も、理解しやすいように説明していけば、最後は万人が事実を理解できるものです。論文は、もちろん、ほとんどの人にとっては読みにくいものです。だからこそ、それを分かりやすく説明するのが、私のブログの役割かな、と思っています。

桶谷式は確かにすばらしい手技ですし、教義も重要な知見を沢山含んで成り立っています。でも、当時はまだ分かっていなかったこと(食物アレルギーのことなど)も多いのです。桶谷流の良い部分は取り入れながら、より発展的な育児法(あえて母乳育児法、とは言いません。)を、より多くの子が健康的に育っていくことを可能にする方法を科学的な思考法で模索しているのが、当ブログです。そう思って、今一度、他の記事も読み返していただけるといいな、と思います。


by Luxel (2010-05-11 02:28) 

いくらちゃん

>Luxel様はご覧になられたかもしれませんが京都女子大の教授が母乳への卵たんぱく質の移行とアレルギーという研究結果を公開しています。資料のひとつにして食事を考えてもよいかもしれませんね。
>母親の腸内で消化しきれなかったたんぱく原は母乳感作の原因になると思ったので母親側の胃腸の状態を良好に保ち(←大事だと思います。私は漢方とか酵素飲んでみました)無理無く消化できる範囲で(その量はわからないけど)母親側にその食物に対するアレルギーがなければ加熱や発酵したものを単一食品に偏らないように少量ずつ摂取すればいいのではないかなぁと思ってごはん食べてます。
>おまけですがインターパンチというTh1とTh2のバランスを整える健康食品を摂取してみましたが私は効果は感じられませんでした。
by いくらちゃん (2010-05-12 04:14) 

Luxel

>まゆみん様

私が里帰り先の近所の助産院で受けたマッサージもそんな感じでした。その助産士さんが言うには「最初の1、2ヶ月はおっぱいが作る母乳の量と赤ちゃんが飲める量がマッチしないので、調整期間なの。しぼり過ぎるとおっぱいが次々と母乳を作ってしまうので、あまりしぼらないでおくわね。最初はトラブル多いけど、そのうちお互いの量が合ってくるわよ」とのことでした。そのうち子どもがぐいぐい飲み始め、4ヶ月頃には1Lくらい飲んでるみたいでしたが、仕事を始めて半年後の今は半日しぼらなくても何とかいけるようになりました。今は500〜600 cc くらいのようです。

自作の保湿液のエタノールは大丈夫なようですか? エタノールは脱脂する性質があるので皮脂を取り去ってしまわないように、我が家の保湿液は精製水とグリセリンだけです。水分補給のためだけにつかっています。これだけだとすぐ乾いてしまいますが・・・

お子さんは回復の兆しが見えられて、何よりです。(^ ^)
卵の件はアレルギー検査を受けないと何とも言えないのですが、卵を除去はせずスキンケアだけで治ってきたのなら、お子さんの湿疹の原因は皮膚や皮脂の問題だったのかもしれませんね。季節的にも皮脂の分泌が多くなる季節です。(最近、うちの子も寝汗をかくようになりました。汗をかくときは皮膚の代謝もよく、皮脂の産生も増えます。)

何もしなくても成長ととともに皮膚が厚みを増してくることによって、それだけで湿疹がなおってくることも多い、というのが非ステロイドの治療を行うお医者さんの言葉です。
by Luxel (2010-05-12 11:47) 

yuhri

はじめまして。生後6ヶ月の娘のことです。
3ヶ月間皮膚科から出されるステロイドを使ってきましたが
先週末からステロイドを使うことをやめました。

こちらのブログを読ませていただいています。
素人の私にもすごくわかりやすくて納得のいくものでした!

アトピーに関する情報がネット上には多すぎて主張もそれぞれ違うもので
どれを信じていいかわからず混乱していました。
ですが、Luxelさんのブログを読んで 大事なのは皮脂!
まだまだ成長途中の赤ちゃんの肌が強くなるまで、見守ってあげればいいんだ!と思えました。
いつか強い肌になる時まで、この子にあったケアを探してしてあげようと思えました。

脱ステと同時に入浴法の実践をしています。
お風呂は塩素除去して、2日に1回。石鹸なし。
洗濯は粉石鹸に。
チーズと揚げ物大好きですが和食中心に食事も変更しました。
料理するときに「キソルトパワー」という酸化還元してくれるお塩を使い始めました。

ステロイドを辞めてすぐに今までキレイな白いもちもち肌でステロイドを塗っていなかったところまで全身。鳥肌のようなブツブツ肌になり、乾燥でガサガサ。まんべんなく赤い状態です。

上記のように生活を改めてから今日で5日目ですが
初日から比べると、鳥肌はだんだんと落ち着いてきました。
化膿しているところはありません。
脱ステをして生活を変える前よりガサガサ肌ですが、化膿しているところがないのでこのまま良くなってくれるかな・・・?

ですが、顔と頭、右足のヒザ裏が、夜寝る時になるととてもかゆいらしく
眠たいのに眠れない状態でとても大泣きします。
そんなにつらいなら、とステロイドを使おうかと迷ってしまうくらい・・・。
毎晩大泣きする娘を見るのはとてもツライです。
本当に代わってあげたいくらいです・・・。
何か良いかゆみを止める方法はないでしょうか。

脱ステロイドをしてから全身が赤くなる症状がでるのはワセリンのせい。
というのをネットで見ました。
私の母も「毛穴つまらないの?」と言っていて
ワセリンの塗りすぎで汗をかくのを邪魔して、皮脂を増やすのにも逆効果なのかも?と思い、昨日から赤ちゃんの敏感肌用のローションの試供品が手元にあったので それを塗り始めました。
もう少量しかないので
アトピー肌に塗っても、しみないとクチコミで書いてあったので「アトピタ」のローションを試してみようと思っています。

さくらももこさんの息子さんがアトピーで
ハーブの化粧水で治ったそうですが、うちの子はそれを塗ったらしみるようで、塗った途端に大泣きしてしまいダメでした;

娘が通っている皮膚科で神奈川県の「ふくろ皮膚科」さんでステロイドを使いたくないと言ったら、「他に治せる方法があればとっくにやってるよぉ~; けど じゃあちょっとお休みしてみましょうか」と言ってくださり、化膿したとき用にとフシジンレオ軟膏を出してもらいました。
ただ、患者さんが多いのと ひとりひとり10分前後時間をかけてくれる先生なので、娘が待ちきれずぐずってしまいます;
やさしい先生なのですが、待ち時間のすくない小児科に変えるか悩んでいます。

アレルギー検査がまだなので、それは小児科のほうで明日あたりやってみようと思っています。

それではまとまりのない文章で長くなりましたが;
Luxelさんの母乳の次の記事。楽しみにしてます!

by yuhri (2010-05-12 11:51) 

yoursong

初めまして、最近某知恵袋より回答を拝見し、
少しずつですが、興味深く読ませていただいています。

今4ヶ月の息子がいるのですが、何軒か回ったお医者様からは「多分アトピーだね」と言われています。
ステロイドを処方された事がありますが、使用した事はありません。

ステロイドを処方しないかかりつけ医をさがしていたのですが、
そこで聞いた話で、少しお伺いしたいと思い、貴重なスペースをお借りいたしました。
お伺いしたい事は、「除去食はアトピーの治りを悪くさせる」という考え方です。
ステロイドなしでアトピーに取り組んでくださる先生を受診したところ上記の考え方で、正直目からうろこで・・・。
どこかでお耳にされた事はあるかなと思い、書き込みさせていただきました。

決してLuxelさんや、今除去を頑張っていらっしゃる方への批判ではありません。
私自身たった1ヵ月半の卵除去ですが、それだけでも正直大変で、
単品・複数限らず除去を長年されているお母さんの努力は本当に頭が下がりますし、
何より子供への深い愛情がないと出来ない事だと思っています。


上記の先生はアレルギー・アトピーの開業医です。
私自身初めての土地なので実際の評判は分かりませんが、
ネットの書き込みや待ち時間等みると人気の先生ですし、
初心でしたが結構な長い時間かけてお話も聞いてくださり、「皮膚の治療」には「生活環境の改善・家族の理解」が必要とお話されました。
人柄や初診での治療方針等納得できたので、(偉そうですみません)こちらにかかろうと考えており、
こちらで処方されたお薬(グリパス、グリパスとアズノールを混ぜたもの)を今使っています。
(Luxelさんのリンクにもある「ステロイドを使用しない先生」を参考にさせていただき出会えた先生です、感謝しています!!)
「小児アトピーについては医者によって考え方や治療方針は本当に違うし、さらに僕の考え方は今の主流の考え方とは違うし。
今まで言われてた事と違うだろうから驚くよね。ゆっくり考えて、お母さんが決めてください。」と言われています。
(除去食以外にも、5大アレルゲンについては離乳食は慎重になったほうがいいが、血液検査を参考にしない方がいいなどお話されました。ハウスダストも神経質になりすぎない方がいいなど。)
アレルギーも専門にされているようなので、アレルギーについて無知であるとも考えづらいです。
本当に目からうろこで、情けないのですがびっくりしすぎてその事についてはあまり質問できずに帰ってきてしまいました。

息子が3カ月前の時に最初にかかった小児アレルギーの先生は
「アトピーっぽいね。とりあえず卵完全除去してくださいね。」と言われました。
かきむしった直後の診察だったので、ステロイド(一番弱いもの)とワセリンを初診時に処方されました。
2回目の診察時に、ステロイドは怖くて使わなかった事や、出来ればステロイドなしでの治療をしていきたい事を伝えると、
抗生剤やステロイドの必要性について説明され、
もう一段階強いステロイドを処方されてしまいました。
確かに息子の症状は、初診時よりもひどくなっており、
カサカサが全身に広がり、腕、膝の内側が赤くなり、腕は鳥肌の様な状態でしたので、この処方になりました。
初診時から処方されたワセリンは、入浴後乾かないうちに浴室で塗るなどしていました。
小児アレルギー専門ということもあり、ステロイドの出しっ放しではなく食事や生活環境からのアプローチもあり、
除去食や離乳食については栄養士さんからの栄養指導や負荷試験などもあったので、
そんな病院が近くにあってよかったと喜んでいたので非常に残念だったのですが、
ステロイド以外の診療が無いため、転院を決心しました。


どの先生を信じるか信じないか、受診するかどうかは母親である私自身が決めることである事は十分承知しています。
初診時にその事(除去しなくていいよ)について何も突っ込んで質問できなかったので、診察を重ねると先生の本意(?)がわかるかとは思ったのですが、もしやどこかでお耳にされた事はあるかなと思い、書き込みさせていただきました。
ちなみにですが、先生の指示通り、いったん除去をやめ、
2日前からケーキを食べてみましたが、あまり目に見えた変化はありません。
たまたま卵アレルギーの関係ないアトピーだったという可能性もあります。
アレルギーの血液検査については先の小児アレルギー科で先日行い、結果待ちなのですが、
私自身複数のアレルギー持ちなので、アレルギー無しの可能性は低いだろうなぁと感じています。

もし許されるお時間あれば、お返事いただけると幸いです。
説明不足な点等あればお手数ですがご指摘いただけたらと思います。
長文乱文失礼いたしました。

by yoursong (2010-05-13 02:18) 

Luxel

>ひまわり様

コメありがとうございます!

>しかし空気を吸っているとは驚きでした。

あ、これ、うちのキュ〜君も舌小帯の手術前がそうでした。産まれてすぐの方がはっきりしていましたが、すごいカエル腹・・・新生児なのに、オムツからはみ出るすごい腹! そして大人顔負けのブゥブゥというオナラ! これらの症状は一ヶ月頃にはほぼ治まったのですが、カエル腹→空気を飲んでる→舌小帯短縮症と関連がある、と分かり舌をめくってみるとばっちり舌小帯短縮症・・・orz

ちなみにカエル腹は手術前には治まっていたのですが、それはなんと、筋力がついて吸う力が強くなったので、こんどは乳首を力任せに吸い込んで、無理矢理母乳を吸うことができるようになったからなのでした。案の定、乳首が痛くなりました。(T T) これは舌小帯の手術により改善しました。

>でも夜中に痒がっているのを宥めるのはおっぱいが一番なのでなかなか断乳が進みません。

うちも同じです。夜中に2度も起きてミルク作る体力ありません・・・とてもじゃないけど、仕事続けられないでしょう。今、なんとかして、母乳を続け、なおかつ、アトピーを治す方策を調査中です。

>でも断乳したら痒みも減るのかな~っと思ったり・・・。

その可能性は結構ある、と思います。
1歳3ヶ月母乳を続けたのは立派だと思いますよ。
でも、できたら、続けたい、とひまわりさんが思うところまでは続けたいですよね。母親の心としては・・・

>アレルギー科のある病院で指導してもらったほうがいいのか悩み中です。病院探しも大変ですが・・・。

食物の除去負荷試験はやはり専門医にやってもらった方がいいかな?と思います。でも、アレルギー科で外用ステロイドを使わない先生は珍しいんですよね・・・。私も「ステロイドを使わないアレルギー医」の情報を探しています。もしそんなお医者さんを見つけたら、是非教えてください!m(_ _)m

それと、「除去をすべきか?」についてて、ですが、現在まず私(とキュ〜君)が完全除去にトライ中です。あと10日くらいで結論でます。

母乳と食物アレルギーの記事、これからぼちぼちアップしていくので、どうぞ楽しみにお待ちください。今、ちょっと有力な情報があって、論文調査中です。
by Luxel (2010-05-13 11:08) 

Luxel

>いくらちゃん様

成田 宏史教授ですね? (ネットのpdfは審査論文ではないようですが、何の資料だったんだろう、と思ってました。)

今、私も食物アレルゲンの完全除去実験を実地にやってみているんですが(あと10日くらいで結論だします。)、私はなんとなく母乳中の移行食物抗原のせいで湿疹が出ているのではないような気がしています。(まぁ、まだ結論がでるまでは、はっきり言えませんが、移行抗原以外にも原因となる物質の有力候補があります。)いえ、除去は、やらないよりはやった方がよいと思うんですよ?もうIgEがでちゃってる抗原については。でも、それでは赤ちゃんが新しい抗原に感作してしまうのを止められない。除去は、後手後手の対症療法なんです。

じゃあ、どうしたらいいの? ですよね。このブログの決定打ともなるべき解決法について、現在、論文等を精査中です。でも、光が見えてきました。どうぞ、お楽しみに!(^ ^)/

>おまけですがインターパンチというTh1とTh2のバランスを整える健康食品を摂取してみましたが私は効果は感じられませんでした。

これ、知りませんでした。どこのメーカーか、教えていただけませんか? よろしくお願いします。

by Luxel (2010-05-13 13:58) 

Luxel

>yoursong様

詳細をお知らせくださって、ありがとうございます!

アレルギー専門医でステロイドを使わないお医者さんはたいへん珍しいので、もしおかかりの先生(病院)をおしらせいただけるとたいへん助かります。
下記のメールアドレスにお願いしてもよろしいでしょうか?
luxelblog@yahoo.co.jp

お子さんは血液検査か何かでアレルゲンを調べられたのでしょうか?

私も、母乳中の食物が原因ではないと思っています。というのは、だれでも母乳中には食べた物のタンパク質が出てきます。ではなぜ、IgEが出来てしまう子とそうでない子がいるのか? 私は母乳中の、あるサイトカインではないか?とにらんでいます。完全除去の必要があるかどうか、については今まさに自分(と子)で検証中ですが、他の方に勧めるつもりはありません。(だって、たいへんです。除去食・・・orz)私も2週間限定の完全除去です。

もっとも、アレルゲンがはっきりしているなら、一度に大量にとってしまうと、血中や母乳中にでてくるアレルゲンの量も増えてしまうので、例えば子が卵アレルギーなのに母は卵3個分のオムレツ!とかはやめておいた方が無難だとは思います。(私も普段は「なんちゃって除去」です。卵の色が見える料理は食べない。はしで拾える卵のかけらは除く。あとは食べてます。あと、牛乳そのものとヨーグルトはとらない、くらい。)

離乳食にアレルゲン食品を使うことに対して慎重に、という先生の言葉には私も賛成です。こちらの方がまだしもコントロールが容易です。

では、除去の他に親がやれそうなことって、何があるのか? ですが、これについては次と次の記事でご紹介できるかな?と思っています。どうぞお楽しみに!


by Luxel (2010-05-13 18:10) 

Luxel

>yoursong様

すみません、ご質問に答えていませんでしたね。

>お伺いしたい事は、「除去食はアトピーの治りを悪くさせる」という考え方です。

これ母親の食事からの除去ですよね? うーん、「不変」はあるかと思うんですが、「悪化させる」とまではいえないのでは、と思うんですが・・・。(そういう論文は見ていません。「アレルゲンが明確な場合は母親の食事からもそのアレルゲン食品を除去した方がよさそうだ」という論文はありました。でもどの程度の除去かは不明。)

母親の食事からの除去で、問題になりそうなのはアレルゲンが多抗原にわたるとき、これらを全て除去すると、母親の栄養摂取が十分でなくなり、母乳の栄養量と分泌量に問題を生じ、子の成長にも英悪影響がでるのではないか、ということです。

現実には、RAST値が3くらいまでなら、母親の方の除去は指示しない先生の方が多いと思います。


by Luxel (2010-05-13 19:16) 

いくらちゃん

>インターパンチの販売者はアサヒフードアンドヘルスケア(株)です。主に花粉症対策の栄養補助食品として販売されてます。漢方薬局のおじさんはお母さんが飲むと赤ちゃんにもいいよ~(根拠は不明)と言ってました。
>ちなみに使用上の注意に妊娠,授乳中の方乳幼児はお召し上がりにならないでください。と書いてあるので何か不都合があるかとお客様相談室に問い合わせたら安全性のデータがないためこのように記載していますとの事でした。
by いくらちゃん (2010-05-14 01:26) 

Luxel

>いくらちゃん様

早速お知らせいただいて、ありがとうございます!
これって、植物成分とビフィズス菌+オリゴ糖なんですね。
理論的には、よさそうな組み合わせですね。
(が、もとが便秘の人でないと、実感は今ひとつ湧かないかもしれませんね。)

あと、菌が生きているのか、死んでいるのか、腸まで届くのか、ラクチュロースが菌の栄養要求性にマッチしているのか、とか、この菌種(亜種)が抗アレルギー活性を証明されたものかどうか、など、商品の説明だけからは分からないことが多いですね。(健康食品って、そういうデータをなかなか出したがらないんですよね〜。)アサヒフードならそんなに品質は悪くないと思うんですが。しかし、どうして、アサヒフード本体のオンラインショップでは売ってないのは何故でしょう・・・?不思議ですよね。

でも、アレルギー系の疾患で、「もう感作しちゃった」という患者さんには、ステロイドを使わないとしたら、こういう菌や免疫刺激成分の入った何か、という選択は妥当だと思います。アレルギーのママ&ベビー用に設計された商品が既にあると楽ですよね・・

by Luxel (2010-05-14 02:08) 

Luxel

>yuhri 様

ようこそ、このブログへ!
某質問板には、現状を調べるためにたまに行って、答えられそうなら拝見したお礼がわりの回答の中に、案内アドレスを置いてきたりしています。今回、3ヶ月ぶりくらいに行ったのですが、たまたまyuhri様のお目にとまって幸いでした。回答しておいてよかったです。

>ステロイドを辞めてすぐに今までキレイな白いもちもち肌でステロイドを塗っていなかったところまで全身。鳥肌のようなブツブツ肌になり、乾燥でガサガサ。まんべんなく赤い状態です。

ああ、それはワセリンのせいではなく、典型的な免疫細胞のステロイドへの依存が既に起きてしまっていたようですね。でも、軽快しつつあるのなら、それはそんなにひどい依存ではなかったようで、幸いでしたね。このまますんなり赤みが治まるといいですね。

>ですが、顔と頭、右足のヒザ裏が、夜寝る時になるととてもかゆいらしく眠たいのに眠れない状態でとても大泣きします。
そんなにつらいなら、とステロイドを使おうかと迷ってしまうくらい・・・。

お気持ちよく分かります。
この私でも、あまりの酷さに「ステロイドで白くしてしまえばどんなに簡単だろう・・」という考えが頭をよぎります。
でも、子どもが大きくなったときにアトピーが重症化してまうリスクを考えて、思いとどまっています。

>毎晩大泣きする娘を見るのはとてもツライです。
本当に代わってあげたいくらいです・・・。
何か良いかゆみを止める方法はないでしょうか。

そのカユミは母乳のせいで生じている可能性があります。
とりあえず、アレルギー検査の結果次第で、母乳由来かどうか、よりはっきりさせることができます。結果が出ましたら、どうぞコメントでもメールでも結構ですのでお知らせください。
luxelblog@yahoo.co.jp

結果によっては根本解決に近い方法をお知らせすることができるかもしれません。

うちでは、対症療法ですが、スムース綿のミトンにバイアステープの紐をつけたものをはめさせて、引っかくにまかせています。素手で引っかくよりはだいぶマシです。
それまでは、対症療法ですが、


by Luxel (2010-05-14 02:23) 

まつか

レスありがとうございます。
ブログの記事のみならず、コメント欄も非常に参考になるお話ばかりで
ついつい全部読んでしまいます^^

最近発覚した抗原は血液検査と、実際に食べて反応したものです(正式には何というのだろう・・・)。

卒乳してから、アレルギー反応が強くなったので発覚した感じです。
一応、血液検査の数値は卵、大豆、魚、ナッツ類のみ
しかでていないのですが
小麦類やとうもろこし、牛肉、鶏肉を食べると、
湿疹がひどくなることが除去食でわかっています。

医師からは数値や即時型の症状が出ていない食材も大量に除去指示がでていて
すごく大変ですが、とりあえず一ヶ月は頑張ってみようかな、と思っています。

先生曰く、一ヶ月除去すると除去していた食べ物への反応が早くなるらしいです。

そう考えると、
卵なんかはずっと完全除去してるので反応が酷いのかなぁ?と。
(食べなくても触っただけで、顔が真っ赤に・・・。以前はそこまでなかった)
完全除去で反応がひどくなるなら、
それはそれで怖い気がします・・・。
by まつか (2010-05-14 11:37) 

yuhri

肌の赤みはワセリンのせいではなかったんですね~。

一晩ワセリンを塗らなかったら翌朝肌のガサガサがひどかったので急いでローションとワセリンを塗りました;
ステロイドの使用は3ヶ月でしたが、もう依存が起きていたんですね・・・
幸い、今は手足は赤みが抜けて白くなりました!
ホッペに赤みが残り、目の下に湿疹があります。
肌もまだカサカサはしていますがだんだんとよくなってきているようです。
代謝をしているのか、落屑がひどいですが・・・。
背中だけはびっくりするくらいスベスベもちもち肌になりました。まだ仰向けの時間が長い子なので、湿度が足りているせい?かもしれません。

将来のことを思うとここでステロイドを使う事はグっとこらえなければなりませんね。
このブログを読んでいると頑張ろうと思えます!

アレルギー検査に行ってきたんですが
下痢気味なのと、
着せ過ぎていたみたいで病院で検温したら熱があり
検査は延期になりました;
検査ができたら結果をメールさせていただきます。
それまで我が家でもミトンを試してみようと思います。
by yuhri (2010-05-14 17:48) 

Luxel

>まつか様

乳幼児食物アレルギーの治療は、今まではとにかく「成長を待つ事」「耐性を獲得するまで除去すること」しかない、と考えてられていたと思います。

確かに、抗原食物を大量に食べ続けると、まちがいなくアレルギー反応は酷くなり、悪化します。
でも、少量の抗原食品を摂り続けた方が良いのか、それとも(ある一定期間)完全に除去した方が良いのか、は結論が出ていません。
うちの小児科のかかりつけの先生は、「どっちが良いのか分からないんですよ。でも、医者は何かあったときが(責任問題もあって)怖いから、除去しなさいって言うんです。」とおっしゃってましたた。

除去については
私もただ今、論文を調査中なので、次回か次次回記事あたりを楽しみにしていてください。
(^ ^)/


by Luxel (2010-05-14 18:47) 

あっこ

私は乳・卵・小麦(麦類全般)を1月から5月はじめまで、完全除去していました。(今は乳のみ解除です。)

娘はたくさんの野菜やイモ類でもアレルギー[食べると下痢・発疹]があるようですが、それらは私が食べても問題ないようなので、一種類ずつ確認してから「除去」からはずしました。最初の血液検査の結果で「米」が大丈夫だったので、検査結果がでた翌日から3日間はためしに「娘とまったくおなじ米と塩だけのお粥(違うのは量のみ!)」してみたら湿疹がほぼ全快!といっていいほどよくなりました。

みるみるうちにツルツルお肌になっていく様子をみて、「完全除去」を決意したのですが(発酵食品の小麦は「大丈夫」といわれてますが、はじめにかかったアレルギー専門医によると、醤油や味噌に関しても「小麦」抜きにしろ、とのことでした。娘は麦茶でも下痢をするので麦茶もナシ。小麦はとろみのある調味料にはほとんどはいっているので慣れるまでは大変ですが、慣れればナントカなります)、、、

しかし「乳・卵・麦類」を除去しているつもりなのに「消えない湿疹」が少しある、ひどくなるときもある、なんでだろう、まだ「除去すへき食材」があるんだろうか、、と思っていたら、原因は「揮発するオボムコイド」っぽいことがわかりました。

主人と息子のために「親子丼」をつくっていたキッチンにハイハイでやってきた娘を抱き上げると途端に娘の顔が発赤・発疹、翌々日には鶏の唐揚げをしていたら娘の顔に発疹が出現、BBQをしたときにも発疹(あとで医者に聞いたら、オボムコイドのアレルギーの子にはよくあることだそうです。魚の煙で反応する子も多いとか)。

なにが言いたいかというと、、、せっかく「除去」するなら、調味料や「揮発」分を含めてなるべく「完全除去」に近づけたほうがいいかと思うのです。平日がどうしても無理なら、土日だけでも、思います。オボムコイドは水溶性ですので、かき玉汁の卵をとったもの等、食べてしまうのはなんというか「もったいない」と思うわけで。

私は、「食物アレルギーだけによる皮膚炎発症中」の乳児に、母親を含めた「除去」は有効であると思います(「一定期間除去をして、急に元に戻す」ということをするのはよくないそうです。←広島市 さかたに小児科のHPによる)。でも、やるなら「徹底的」にやらないと、なんというか結果がついてこない、というか「報われない」というか、、、そういう経験をしているので、、、老婆心ながら、と思ってコメントしました。

色々とご事情がおありかと思いますが、、、ご一考ください。

by あっこ (2010-05-16 07:30) 

yoursong

Luxel 様

レスありがとうございます。
やはりお耳にされた事はないですよねぇ・・・。
もしかしたら先生の経験でちょっとお話された事かもしれないです^^;
お騒がせして申し訳ありません!
しばらくこの先生にかかってみようと思っているので、また新情報がありましたらメールさせていただきます。

アレルギーテストは、最初にかかった病院でしており、只今検査待ちです。
血液検査の採血でかなり痛い思いをしたようで、先日のBCGではおさえられた時点で大泣きでした↓↓

病院の件、メールさせていただきます。
お役に立てられれば幸いです。

これからも記事楽しみにしています!!




by yoursong (2010-05-16 13:50) 

たまき

今日初めてこちらのページを拝見し、熟読しました。
何でも鵜呑みにせず、自分で調べ自分で考えて子供を守らないとなぁ・・・
と強く思いました。

7ヶ月の子がいます。
これまで湿疹が出ても、病院で病気を拾うのが怖かったのと、
母乳なので「どうせ 『お母さんの食事が悪い』 とか言われるんだろう」
と勝手に考えて、一度も病院に行かずに食事の自己流節制と
クリームで保湿して乗り切っていました。
(我ながらいい加減だと思ってましたが、これで良かったんですね。)

ついこないだまで、つるつるしっとりのお肌だったのですが・・・

先日から病院通いをしてしまい、状況は一転です。

・耳切れで小児科受診→アンダームを処方される。
・直後にひどいあせもが出来たので、よく調べずにアンダームを
 使用してしまう。
・全く治らないので皮膚科受診→ステロイド(リンデロン)を処方される。
・体のあせもは治ったが、お尻が真っ赤に。皮膚科再受診。
 →カンジダ用の薬(フロリード)を処方される。
・お尻は治ったが、ステロイドを止めたので体に再び湿疹が。

まさにこちらのページに書いてある通りのことが、いくつも・・・ (x_x)

あせも対策も薬のこともよく調べずに、安易に行動した結果
子供を苦しめてしまいました。
今もかゆみですぐ起きるので、私もこうして起きています。
明日から入浴法を実践してみて、気長に治していきたいと思います!

こちらのページにある情報は、どれも目からウロコでした。
共働きでとてもお忙しいと思うのに、頭が下がる思いです。
次回の記事もとても興味深く楽しみにしています。
長々と失礼しました。
by たまき (2010-05-17 02:51) 

Luxel

>あっこ様

詳細なお知らせありがとうございます!

>「娘とまったくおなじ米と塩だけのお粥(違うのは量のみ!)」してみたら湿疹がほぼ全快!といっていいほどよくなりました。

以前お知らせいただいたこの内容を見て、私も「完全除去」の効果を期待して、今回踏み切らせていただきました。教えてくださって、本当にありがとうございます。m(_ _)m

>主人と息子のために「親子丼」をつくっていたキッチンにハイハイでやってきた娘を抱き上げると途端に娘の顔が発赤・発疹、翌々日には鶏の唐揚げをしていたら娘の顔に発疹が出現、BBQをしたときにも発疹

・・・すごい免疫の感度ですね。唖然としてしまいますね。蒸気ににまで・・・ベーカリー喘息や小麦アナフィラキシーは割と知られているのですが、蒸気中のタンパク質にまで反応する、という実体験は初めてうかがいました。マウスやラットを使った基礎実験でよく使われるOVA吸入喘息モデルというのがありますが、humanで、しかもアナフィラキシー型、というのは、私にご連絡をくださった方では初めてです。正式な臨床報告は調べてみましたが、まだ無いかもしれません。(それくらい見当たらないのです。もっと良く探せばあるかもしれませんが。)花粉症と似た部分もありますが、抗原が花粉体ではなく、蒸気中抗原という点で、理論上は十分ありえても、実証例は非常に少ないのではないでしょうか。

つきましては、お願いがあるのですが、先日お送りいただいたアンケートは実は、だいぶ遅くなってから、(12)これまで受けた検査の結果の数値、をお願いしております。あっこ様にもお知らせいただいてもよろしいでしょうか。(オボムコイドの数値が気になっています。)

この次の次の記事で紹介する「方法」は、そういうすでに感作してしまった食物アレルギーについても効果が期待できると思います。(感作自体はどうにもなりませんが、積極的に耐性を誘導しうる方法です。)今、完全除去中ならなお好都合です。母乳であっても大丈夫です。(というか、母乳を通してコントロールします。)記事は安全上の観点から閲覧制限付きにしますので、記事をアップし次第メールにてパスワードをお知らせいたします。読んでいただいて、是非ご意見を伺いたいと思います。
by Luxel (2010-05-17 12:42) 

あっこ

早速のお返事、ありがとうございます。数値はとっても低いです。

血液検査の結果は、【7ヶ月→10.5ヶ月】卵白1.71→1.76、オボムコイド1.93→1.97、ミルク0→0、カゼイン0.36→0、小麦0.79→0.47、グルテン1.72→0.61、大豆0→0、ゴマ0→0.93、サケ0.66(初検査)、でした(総IgEは、23→不明。10.5ヶ月の検査では総IgEは計っても無意味、と言われました。計ってもらえなかったようです。。)

空気中のオボムコイドに反応する例は、「けっこうある」とその「アレルギー専門医」からは言われました。「卵焼きを焼いていたら、部屋の隅にいたこどもがゼーゼーした」とか、、、「魚の食べられない子」も魚がダメなのではなく「魚を焼く煙」に反応することが多い、とか、、(ちなみにその先生は「除去食は無意味」という方です。腸管からのアレルゲン侵入はあり得ない、すべて皮膚からの侵入なんだから皮膚を強くすれば湿疹は出ない、ということでした。。。その記事は私のブログに書きましたので、、、お時間があればお読み下さい。URLを貼っておきます)。

とりいそぎ。


by あっこ (2010-05-17 15:37) 

Luxel

>あっこ様

ブログ拝見させていただきました。

もぐら先生の「持説」は、正直「?」ですが、
あっこさんのお子さまのケースはアレルゲンを含む蒸気が皮膚に付着したと説明がつけられるケースですが、
うちの子は
やはり母乳から腸をへて吸収して皮膚に症状が出てる、としか言いようがありません。(抗原が腸から皮膚に到達しているか、というと、それは「?」なんですが・・・)
「なぜ腸から皮膚に?」という部分は免疫学の分野でも未だにブラックボックスです。粘膜免疫は「暗黒大陸」と呼ばれて久しいのです。

保湿だけできれいになるなら誰も苦労しませんよね・・・
スキンケアは確かに重要なんですが、それだけでキレイにならないケースも多いんです。ジュクジュクとガサガサ真っ赤のいったりきたり、です。

お子さんはオボムコイドや卵白のIgEは低いんですね。このくらいの数値でもアナフィラキシーが起こるのは、驚きです。勉強になります。お知らせくださってありがとうございました!


by Luxel (2010-05-18 13:19) 

ゆーじん

はじめまして。8ヶ月の男の子のままです。
以前から拝見させていただいてます。
luxel様のブログで得た知識をフル活用させていただいて4ヶ月になります。
何をしても良くならず、本当に色々試しましたが最終的に何もしないにたどり着きました(笑)お風呂は1週間に1〜2回、石鹸はいつから使ってないかわかりません。入れすぎよりはマシかな…という程度です。
luxel様の紹介されている病院に幸い徒歩でも行ける距離にあったので、4ヶ月頃から通っています。漢方薬と、亜鉛華軟膏とモクタールを処方して頂き、良い時と悪い時を繰り返して今は少し落ち着いております。というのも断乳まではいかずミルク寄りの混合にして、4日めでジュクジュクがかなり乾いてきており、乾いたホッペをさわったのはいつぶりかと思い感激してコメントしてみました。
6ヶ月に入った頃、近くの小児科で血液検査しました。キュ~くんまではいかずとも、Ige574で、犬クラス4、卵白卵黄オボムコイドクラス4、大豆クラス2、乳クラス2、小麦クラス2という結果でした。
私も除去食に1週間チャレンジしましたが、やり方が悪いのか全く変化なく、ストレスもたまるのでやめてしまいました…、思い切って治療用ミルクも足してみたら少しずつ乾いてきたようなので、もう少し続けてみます。母乳はたくさんでてるのでもったいないですけどね~

1歳頃には治ると言われるお医者様の言葉と子供の自然治癒力とluxel様のブログを信じて私も頑張ります。

luxel様のブログで私と同じように悩んでいる人がいらっしゃる事と、軽減されている方もいらっしゃるようで凄く勇気付けられています。ステを使ったらどんなにラクか…と思いつつ、こちらのブログを見ていかんいかん‼と喝を入れています。(一度も使ってません。処方は山程されていますが…)
また、行き詰まった時や、悩んでいる時にはどうぞご相談に乗って下さいね☆
私にも協力できることがあればネット上ですが、喜んでしますので何でも仰って下さい。
次の記事も楽しみにしております☆☆☆


by ゆーじん (2010-06-20 00:36) 

Luxel

>ゆーじん様

コメありがとうございます!
うちも今、母乳ー4、離乳食ー4、アレルギー用ミルクー2くらいの割合になってて、そのせいなのか?以前よりは軽くなっています。(これまでに何回か風邪ひいたので、免疫のシーソーバランスが以前ほどTh2寄りではなくなったせいかもしれませんが。)

まだ記事にはしていませんが、キュ〜君は10ヶ月頃に受動免疫が切れたらしく、ちょこちょこと風邪を引き始めたのですが、私とほぼ同時にたぶんりんご病にかかったのです。そして微熱しかでず、その後の紅斑も出ず・・・でも間違いなくかかったと思います。というのはですね。

なんと

つるっつるの、白いお顔になったんですよ!!!

カサブタさえ治れば、どこにもアトピーの痕跡もないくらい
どこもかしこも、顔も首も膝裏も足首も95%完治!くらいまでいったんです!!

なんつー強力なリンゴ病ウィルス!!
すんごいTh1誘導能!!
(その次にかかったヘルパンギーナは、全然そこまでいかなかった・・・)

あまりの白さにギョットした次の日、キュ〜君もお熱・・・orz

・・・というふうに10ヶ月を超えるとどんどん風邪を引き始めて、いままでお母さん由来の抗体に守られ、お客(敵)がいなくて閑古鳥だったTh1の免疫の出番が増えてきます。それにつれてTh2の出番は減っていきます。

と同時に離乳食も進んでいき、母乳に依存する比率もどんどん減って行きます。2歳までには治る、というのは
「2歳まで完全母乳の子はほとんどいない
+皮膚も丈夫になる
+Th2も弱くなる」
といういろんな要因がそろってきて、2歳までにはほぼ皆完治する、のではないかなぁ、とこの頃考えるようになりました。

リンゴ病が流行してたらお外にでない、のではなくて、ウィルスをもらうために一緒に遊ぶ、のが正解かも☆ 子供のうちにかかる方が大人になってからより100倍お得デス!

というわけで、どうぞご一緒に非ステで頑張りましょーね (^ ^)p

お困りの際は是非またご訪問ください♪
by Luxel (2010-06-24 16:50) 

ゆーじん

お忙しい中、お返事ありがとうございます。

我が子もこの間、突発性発疹になり高熱が4日程続いた時にスベスベになりました!このまま治るかと期待したら甘すぎました…全身水疱の嵐で今までで最強に酷くなりました。
でもTH1が頑張っているのですね‼重くなければ病気も悪くないですね。
わかりやすく、為になる記事をありがとうございます。まだまだ新米ママですので、第2子授かるまえにたくさん勉強させて頂きます。
by ゆーじん (2010-06-25 14:10) 

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