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アトピー・アレルギー軽減法とは(はじめに) [アトピー・アレルギー軽減法]

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お待たせしました〜!!
随分時間がかかってしまってすみません、これから2、3日ごとに「アトピー/アレルギー軽減法」についての記事をアップしていこうと思います!
具体的な方法は、理由あって別ブログに順次アップしていきます。
メールでアンケートにお答えいただき、閲覧の申請に対して、パスワードをお渡しする方式にいたしました。理由については後ほどの記事で詳述します。
軽減法を実施するにあたっては約束ごとがいくつかあります。これも後ほど。

まずは、方法の概要です。
Luxelがご紹介する「アトピー・アレルギー軽減法」は簡単にいえば「プロバイオティクスによる腸管からの免疫のコントロール法」です。生きた細菌を腸管にいれる訳です。(といえば怖い!という人もいると思いますが、最近、ヨーグルト商品でもいろいろ出ているアレです。)

最初にお断りしておきますが、Luxelが関連論文をsurveyして組み上げた方法であり、論文上、効果は証明されていますが、まだLuxel自身が(キュ〜君で)テスト中の方法です。それでもよい、という方はどうぞ実施してみてください。でも、この方法の仕組みはしっかり勉強していただいてから、行って欲しいと思います。何故なら、お母さん自身の観察眼がお子さんの体質やその日の体調を把握する要となるからです。体調の悪い日にはこの「軽減法」の実施は控えていただきたいのです。そのためにもアレルギー/アトピーについての理解は欠かせません。

以前「スキンケアだけで治るか?」という記事に書いたとおり、スキンケアだけでは湿疹が改善しないお子さんも数多くいらっしゃいます。こういうお子さんは皮膚の原因だけではなく、免疫学的な体質に湿疹の原因があることがほどんど、と考えてよいと思います。

ここに記す「アトピー・アレルギー軽減法」はそういったスキンケアだけでは改善の難しいお子さんのうち、主に0歳から10歳くらいまでの湿疹の出ているお子さんが対象です。
特に0、1歳の乳児湿疹から始まっているケースでは効果に期待が持てるケースが多いでしょう。
詳しい対象者については次の記事「注意点(1)対象者」を読んでください。
(湿疹が出ている全てのお子さんに効果が期待できるものではありませんから、お金と時間を無駄にしないためにもこの方法の対象者についての記事(次々回)をよく読んで、実践するかどうかよくお考えください。)

まず0歳の乳児湿疹に搾ってお話すると、選択枝がいくつかあります。1歳以上のお子さんは「離乳食開始済み」のカテゴリーです。
(もちろん入浴法や保湿などのスキンケアを行うことが大前提です。これは全てのお子さんがやってください。)

(1)離乳食開始前のお子さん(未検査の子)
  選択枝1:完全ミルクにする
  選択枝2:軽減法を実践しつつ母乳育児を継続する。
 どちらでも良いのですが、湿疹が出ていて、スキンケアしてもなかなか改善しないお子さんの離乳食は、食物アレルギーの検査結果を見て開始した方が安全でしょう。検査済みの子は、2以上の陽性アレルゲンは除去の離乳食を。(詳しくは「注意点(2)離乳食」の記事を参照。)

(2)離乳食開始後のお子さん(アレルギー検査済み。未検査の子は至急を検査を。)
  選択枝1:母乳を完全に中止。子どものみ「軽減法」を実践
  選択枝2:母乳と離乳食を平行。母子ともに「軽減法」を実践

(おまけ)自身が高リスクで、妊娠中の方
  出産予定日の6ヶ月前から「軽減法」を行い、
  子が産まれてからは母子で生後6ヶ月まで「軽減法」を行う。

となります。
詳しく解説しますね。

お母さんにとってはちょっとショックかもしれませんが、
湿疹の出ているお子さん、特に2歳以下で出ているお子さんは、
アレルギー体質である可能性が高い子、つまり高リスク児です。
湿疹がずっと出ている子の5〜7割がアレルギー体質であると推定されます。

もちろん、スキンケアだけで湿疹が治ったなら、違います。
「アレルギー高リスク児」ではありません。
単に不適切なスキンケアのせいで湿疹になっていただけです。
でも一ヶ月スキンケアをしても治る気配がない、という場合には、アレルギー体質と考えて、なるべくアレルギー体質を強めないように生活を工夫した方が、お子さんが大きくなった時にアレルギーを残さなくて良いと思います。その「生活の工夫」をまとめたのが「Luxleの軽減法」です。

まず、湿疹が既に出ているお子さんで、まだ牛乳アレルギーの有無がわからないお子さんの場合、もしミルクを使うならアレルギー用ミルクにしましょう。(この時ビオチンとオリゴ糖を添加するのを忘れないで。詳しくは「ミルクにする?しない?」の記事を参照。)

以前の記事「母乳とアトピー/アレルギー(1)」で書いたとおり、母乳育児の方が乳児湿疹、特に赤味の強い湿疹が出る確率は高くなります。この湿疹は「アレルギー炎症のフレーム(炎)」とでも呼ぶべきもので、体内のアレルギー炎症(Th2型炎症)の強さ、すなわちTh2サイトカイン産生量の多さに応じて湿疹が酷くなります。完全にアレルギー用ミルクにしてしまえば、それ以降の新たな抗原の感作は起こらなくなりますので、これが一番安心かもしれません。ただし、完全ミルクにしたからといって、湿疹が改善する確率は五分五分です。なぜなら、子自身のアレルギー体質の強さも、母乳と同等に湿疹の成り立ちに関わっているからです。「せっかく母乳をやめたのに、湿疹が治らなかった」というのは悲しいでしょうから、母乳をやめるかどうかは、このブログの一連の記事を読んでよくお考えください。

母乳を完全にやめてしまうと再開は非常に難しくなります。もし迷っているお母さんがいるなら、「母乳の量を少なくして、アレルギーミルクの割合を増やして一ヶ月ほど様子を見、母乳のせいかどうか見極める」という手もあります。これで効果があれば、完全に断乳してミルクオンリーにしてしまうのも、一つの手です。ただし、母乳の量を少なくすると生理が再開しますので、避妊を怠らないように注意してください。母乳の量は半分以下にすると効果を確認しやすいでしょう。昼間はなるべくミルクに、睡眠中は母乳に、とすると体力の低下が比較的防げます。母乳量自体を調整するのは時間がかかるので、搾乳で対応します。(それでも母乳量は低下しますので、生理再開に注意。)搾乳で絞りきれない母乳が溜まりぎみで乳腺炎が心配な感じのときには、赤ちゃんに飲んでもらいましょう。

それでもし「母乳が湿疹の原因となっていることがほぼ確実」であると分かったとしても、「せっかく母乳で育てようとしているのに、ミルクにしてしまうのは悲しい」というお母さんも多いでしょう。私も、最初の4ヶ月間(できれば6ヶ月間)は少なくとも完全母乳の方が良いように思います。(今のところ、欧米でも最低4ヶ月の完全母乳育児を推奨しています。)母乳には赤ちゃんの消化管組織の成熟作用だけでなく、腸管感染の防御能、ならびに呼吸器感染症の防御効果まであるので、食物アレルギーや湿疹への懸念だけで母乳をやめてしまうのは「もったいない」ように思うのです。そういうお母さんには「アトピー・アレルギー軽減法」を実施しながら母乳育児を継続すれば、母乳育児をしながらも「湿疹が改善し、アレルギー体質を悪化させない」確率が高められます。そして軽減法を6ヶ月実施しても、どうやっても湿疹が軽減しないようなら「母乳をやめてみる(断乳)」という決断もあり、だと思います。

(2)湿疹がある、ということはアレルギー体質である可能性が高いことを意味しますので、離乳食開始後であっても、2歳以上のお子さんでも、食物や大気中アレルゲンに対するアレルギー検査を早めにした方がはっきりして安心でしょう。中でも便に血が混じったり(赤い筋状の血です。)、再々下痢をしたり、逆に便秘がひどいお子さんは特に要注意です。早急に検査して、アレルゲン食品を離乳食から除去しつつ、「軽減法」を実施してみてください。母乳継続中の方は、お母さんの食事からも除去してお母さんも「軽減法」を実施します。これは母乳の質を「アレルギー促進的な母乳」から「アレルギー防止的な性質(組成)の母乳」に変えることを目的としています。

お母さんが「軽減法」を初めてからまだ最初のうちはしばらく「アレルギー促進的な母乳」であるためアレルゲンの除去が有効です。しばらくのあいだはお母さんの食事からも完全除去を継続します。「卵、牛乳」あたりはIgE陽性になりやすい項目ですし、日本人にとっては完全除去もやりやすいと思います。「小麦、大豆」が入ってくるとメニューがだいぶ難しくなってしまいますが、できるだけトライしてみてください。

 お母さんの方が)いつまでも完全除去しなくてはならない訳ではなく、お子さんの湿疹がよくなってきて、なおかつ生後10ヶ月を超えたら解除OKです。これは「湿疹がよくなってきた」=「お子さんの体質と母乳の質の免疫学的なバランスがアレルギー性・強から非アレルギー性の方に変わってきた証拠だからです。もしお母さんの除去を解除して湿疹が悪くなった場合には再び除去にもどしてください。

お子さんの方は、陽性食品については1歳半まで完全除去となります。1歳半を過ぎてから徐々に一項目ずつ負荷試験で耐性化を確認しつつ、除去解除となります。

お子さんのみならず、お母さんも完全除去するかどうかは専門家(アレルギー専門医、小児科医)でも意見が分かれるところですが、「既に判明しているアレルゲンの母乳からの除去は有効」という疫学調査の論文はでています。

なぜ食物アレルギーが母乳移行抗原によっても起こるのか、という理由に関しては今後、別記事を用意しますので、どうぞしばらくお待ちください。

どの方針でいくか、「これが正解」というものはありません。
それぞれのお母さん自身の考えで良いと思います。
「軽減法」を取り入れるかどうかも含めて、各自どうぞよくご検討ください。

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コメント 8

智子

お久しぶりです。お身体大丈夫でしょうか?育児仕事家事に忙しいですものね…なのに素晴らしいブログありがとうございます。待ってました!

息子も一歳八ヶ月になりました。一旦完治手前までいたのですが、風邪をひいてからまた赤い炎症のある貨幣状斑点ができ…途方にくれておりました。今は木俣先生のところでお世話になって二週間に一回通ってます。グリパスとゲーベンの軟膏と痒み止め内服で1ヶ月経ちだいぶ改善しました。またヨーグルトがいいと腸まで届く菌食べさせてます。(^-^)
ぜひとも軽減法を試してみたいのでよろしくお願いします。
お身体大切になさってくださいね。
by 智子 (2010-06-29 15:14) 

s

記事のアップ、ありがとうございます!心待ちにしていました。

7ヶ月を目前に、息子の湿疹は劇的に良くなりました。が、10日ほど前にも良くなったのに一気に酷くなった事があったので、気を抜けないと思っています。

昨日初めてアレルギー専門医のところにいきました。(小児科です。食物アレルギーの本を出されている先生)食物日誌をつけて行って指導してもらいました。卵も牛乳も完全除去。大豆関連も取り過ぎなので、気をつける。米も毎日は駄目、たまに休む。などなど・・・具体的にアドバイス受けました。

今、週に2日だけ保育園に預けているので、その間だけでもアレルギーミルクにしてみようかと思っています。

軽減法も試してみようと思っていますので、よろしくお願いします。
by s (2010-06-29 20:47) 

ユウ

いつもためになる記事をありがとうございます。
以前何度かメールさせていただいた者です。

Luxle様の体調、その後いかがですか。
こちらでも周りでリンゴ病が流行っているようで
ママさんたちもちらほら感染しているようです・・・^^;

子供は一歳半を過ぎ、
湿疹はありませんが
太もものあたりをよく引っかくので
引っかき傷だらけで真っ赤になっています。
(薬なしの放置状態)

でもそれ以外はほとんどキレイで
(少し前まで水イボがよくできていました)
食物アレルギーの数値もだいぶ下がってきました。

現在はまだアレルギー用ミルクと米、野菜中心の食生活です。
薬はインタールを食前に服用しています。

お茶や白湯を飲ませる時になんとなく
オリゴ糖をいつも少しずつ加えていました。
「ビオチン」も必要なのですね!

今後の記事もまた楽しみにしておきます^^
by ユウ (2010-06-29 21:43) 

ゆきえ

初めてコメントします。
とても勉強になるブログですね!ありがとうございます!!

6か月になる息子が卵アレルギー(レベル4)で顔を中心に湿疹があります。
完全母乳のため、私自身が2カ月ほど卵を完全除去しているのですが、あまりよくならず、先週からステロイド(アルメタ)を始めました。

『軽減法』がどのような方法か教えていただきたいのですが、どこからメールを送ったらよいのかわかりません。

お忙しい中恐縮ですが、お返事を頂けますでしょうか。
よろしくお願いします。
by ゆきえ (2010-06-29 22:38) 

Mako

初めてコメントさせていただきます、Makoです。

もうすぐ7カ月になる娘がアトピー&食物アレルギーで、色々調べている時にLuxelさんのブログにめぐり合いました。大変参考になる内容で、過去記事のコメントも含めて、読ませていただいています!文章もとても読みやすく、分かりやすいです。本当にありがとうございます!

娘は5ヶ月のころ湿疹がピークでした。細菌感染→下痢&抽出液→低蛋白&ミネラルバランスが崩れる→緊急入院(点滴、アルメタ、母乳→アレルギーミルク(エレメンタル))となり、10日ほど入院しました。(入院前は漢方中心でステロイドは使っていませんでした)

退院後ステロイドを使い続けることに疑問があり、どのタイミングでやめようか悩んでいたときにこのブログを読み、お医者様のリストを参考に、ステロイドを使わない皮膚科にかかることにし、1ヶ月くらい前からステロイドの使用をやめました。食物アレルギーもあるので、同じくリスト内の食アレのお医者さんにも通い始めました。

今後の軽減法の記事、本当に楽しみにしています。何かできることがあるはずと思いつつ、自分の体ではないので、何が一番良いのか分からず。参考にさせていただきたいと思っています。

特に今は母乳をあげていない(とはいえ諦めきれず、次回のアレルギーテストの結果をみて混合にできないか考えさせてほしいとお医者さんに伝えており、一応止まらないようにしています)ので、やれることの選択肢も少ない感じがしています。

長々とすみませんでした!

仕事に2人の育児とお忙しい中本当に大変だと思いますが、頑張ってください!(私も年末に復帰予定で、子供が二人だとどうなるのか、、、と心配です。そういう意味でもLuxelさん、すごいですね)


by Mako (2010-06-29 22:44) 

mayutarou

初めまして。mayutarouと申します。

4歳のマルチアレルギー&アトピーの息子と7ヶ月のこれも疑いがある娘の母です。

下の娘はアレルギー検査ではまだ陰性なんですが、私もアレルギーがあり、上の子も結構な高IgEの持ち主なので、楽観はしていません。

上の子にステロイドを深く考えずに使ってしまったこと、後悔しています。
でも、今更やめられず・・・。
使う頻度が落ちてきて、やめれるかなと思っていても、花粉の時期に悪化するんです。
どうしたらいいのか。なるべく、食事に気をつけたり掃除をまめにして、ステと抗アレルギー薬に頼っています。

下の子の湿疹には、今のところステロイド使う気はありません。
卵・乳・大豆を除去して母乳育児です。

ハイリスクの私なので、授乳するたび迷いがあります。

Luxelさんの軽減法のアップ楽しみにしています。

子供たちのために何をしてあげられるのか、痒くならないように、出来ることはなんでもしてあげたいです。
by mayutarou (2010-06-30 22:12) 

tomo

先日コメント&メールいたしましたtomoです。
あのあと、息子の血液検査の結果が出まして、牛乳がレベル1でした。
リストにのっている谷口医院さんで、分子整合栄養医学に基づいた栄養療法を開始しました。
母乳哺育なのですが、母親、息子ともども極度の亜鉛、鉄欠乏であることがわかり、
毎日母親の私が、医師が処方するサプリ「亜鉛、ヘム鉄、ビタミンB(ビオチン)、プロテイン」を服用し、母乳を通して息子に栄養を与えているところです。
初めて2週間半。全身にあった湿疹が本当に不思議なくらい無くなりました。
今は、こめかみと少しの耳切れだけになりました。

谷口医院さんのHPに、アトピーと栄養・免疫についてなど臨床医としての先生の考えがまとまっていますのでURLを貼っておきます☆
http://taniguchiiin.jp/source/3_syounika/nutrition.html#5
by tomo (2010-07-01 12:28) 

Luxel

>tomoさま

情報をどうもありがとうございます!
この先生の、観察眼はとても素晴らしいものですね。(小児科担当は奥様の方の谷口先生なのでしょうか?)また、勉強を続ける姿勢も素晴らしいと思います。このような先生のいらっしゃる病院に通える方はラッキーですね。

ステロイドを塗った場合の臨床での現象(治癒の遅延など)を、谷口先生(小児科医の)は極めて正しく認識なさっているように思います。(私は臨床医ではありませんので、その辺は文献や理論的に推察しているのですが、おおよそ谷口先生のご経験を支持するものです。)

鉄欠乏、亜鉛欠乏については、ビオチン欠乏と同様皮膚炎の原因になりえます。特に盲点は鉄欠乏なのですが、母乳のお母さんの鉄欠乏と、子どもの方の腸管微少炎症の両方が盲点になっていると思います。

消化管微少炎症が起きていると血液中のタンパク量が低下する。それは母乳や離乳食のタンパク不足が原因なのではなく、炎症を取り除かなければならない訳です。それに炎症が起こると鉄欠乏と同じ状態になります。微少炎症(隠れ炎症)がおお母さんの身体のどこかにあって、血液中に炎症性サイトカインIL-6が出ていると鉄をいくらたくさん摂取しても、その鉄は貯蔵に回ってしまい、血液中は貧鉄状態になり、鉄不足と同じ状態になってしまう、ということが最近になって判明しました。この微少炎症が引き起こしている鉄不足が関与する母乳移行抗原アレルギーが結構多いのでは、と考えています。

多羅尾先生も同じように鉄補充を意識しているようですが、果たして鉄をたくさん摂るだけでいいのかな?という疑問はあります。(もちろん摂取が少ないよりは良いと思うのですが。)

また、鉄と亜鉛の吸収は拮抗しますので、そのバランスが難しい。素人が簡単にサプリを選んでどちらだかだけ飲んでしまうと、片方は不足する可能性があります。そこが私のブログであまり強く推奨できない理由です。

谷口先生のお考えとしては「どちらも十分量とれば良い」のか「適正比率でとるべきなのか(適正比率があるとしたらどのようなものか)」、私自身もお伺いしたい所です。tomoさま、よろしければ先生に尋ねて私に教えていただけないでしょうか。それと、HP中で液体のサプリを推奨(?)されていますが、乳幼児、小児でもこの商品は使えるものなのでしょうか?(所要量が成人と違うと思うのですが。)教えていただけると幸いです。

栄養面のことについては、まだあまりブログにのせていないのですが、理論的な裏付けが私自身まだとれていないことと、推奨するに足るサプリを私がまだ見つけていない、そして、炎症治療と同時並行でやらなくては意味がないのでは?と疑っていることがあげられます。いずれ証拠固めをして載せたいと思っていますが、私自身、鉄と亜鉛、カルシウムのサプリはかなり早い段階から飲んでいるのですが、いまいち?量的にも質的にも満足できる商品に至っておりません。私自身の体内に微少炎症があるせいかな?と思います。(副鼻腔炎)

また、お母さんの身体の隠れ炎症の場所で産生されるIL-6を初めとする様々な炎症性サイトカインが母乳に含まれている可能性があり、それがアレルギー、ひいては乳児湿疹の原因になっているのでは?という仮説もあります。母乳中のサイトカインについてはこれから研究がすすむものと思われます。

アトピーの原因は原因は栄養分だけは説明がつくものばかりではないのですが(やはり遺伝的な要素も大きいので)、栄養面にも、腸(内細菌)の状態や隠れ炎症、スキンケアにも気を配って、あの手この手を尽くすべきであって、安易にステロイドで湿疹をごまかして終わり、とすべきではないと私は考えています。そちらの小児科の谷口先生も同じご意見であろう、と(勝手に)推察しています。f(^ ^)
by Luxel (2010-07-03 09:33) 

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