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抗生物質を飲ませるときは、要注意!! [アトピー余談]

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「生後2才までに抗生物質の使用歴のある子は、アレルギー性疾患を発症しやすい。」

という有名な論文があります。

Farooqi, IS. et.al. Early childhood infection and atopic disorder. Thorax 1998:53:927
(retrospective研究、n=1934名)

※アトピー性疾患=この論文では喘息、花粉症、湿疹(アトピー性皮膚炎)
2歳以下の抗生物質投与した子の各疾患のオッズ比>2
ペニシリンは比較的安全だが、セファロスポリン、マクロライドなどの広域スペクトラムを持つ抗生物
質のオッズ比は2桁いくものも!!
・・・・無闇に細菌を殺しちゃイカンのですね。

ちなみにこの研究から明らかになったアトピー性疾患のリスク因子は
◎母親のアトピー歴(1.97)
◎Whole-cell pertussis vaccin(1.75)
◎2歳までの抗生物質投与歴(2.07)
でした。
(カッコ内はオッズ比。そうでない群に対するアトピーの生じやすさ。生じやすさが同じときは
「1」)

この仕組みは、(推測ですが)マウスでの基礎実験※の結果も合わせて考えると
「抗生物質で有益な腸内細菌が死んでしまい、あとに真菌やウィルス、あるいは悪玉菌が増え、腸管の免疫バランスを崩してアレルギーの方向(Th2側)へ過剰に傾けてしまったため」と推察されます。l
実際、抗生物質を投与した後にはCandida albicans(真菌)やClostridium perfringensなどの悪玉菌の検出率が高くなる、という報告があります。

※幼若マウスへのカナマイ投与でIgEが有意に上昇した、など関与論文が複数報ある。

上記の論文以外にも「アレルギー疾患に抗生物質は関与する」とした報告が2報、逆に「関係無し」と出た報告が一報なので、現在3:1で何となく抗生物質は悪いらしい、という感じです。
もっと大規模で正確な調査がなされることを望みます。

でも、思うのですが
2歳までに抗生物質を一回も処方されない子って、日本にいるのかなぁ?

ふつーの風邪でも「念のため」「二次感染予防のため」に、抗生物質を処方するお医者さんが多いのではないでしょうか。

抗生物質と同時にビフィズス菌製剤とかミヤリ菌を出してくれるのは、良心的な先生です。
が、あれは抗生物質が腸内細菌殺して下痢とか便秘になるのを予防するためであって、
アトピー/アレルギー予防を念頭に処方する先生はあまりいらっしゃいません。
(ま、目的はどうでも、結果的にアレルギー予防になるんでいいんですけども、
必ずしも、アレルギー予防効果のある菌の薬を選んでくれてる訳ではないので、
そこはまぁ、ご了承ください。)

かく言うLuxelも、キュ〜君の舌小帯の術後の感染予防を皮切りに、いったいもう何度、抗生物質をのませたことでか。orz

この情報は、飲ませた後に知り、もうガックリです。

そういう訳で、Luxelのご紹介する「軽減法」に使う菌は
抗生物質を飲ませているときこそ、摂取させてくださいね〜[わーい(嬉しい顔)]
悪玉菌が増える「隙間」を作らないよう、善玉菌で腸をびっしり埋め尽くすのです! (^ ^)/


ちなみに
なんで、善玉菌がいなくなるとTh2が強くなってしまうのか、については分かっていません。

アトピー/アレルギーの発症要因としてあげられるのは

◎遺伝的素因(皮膚/免疫)

はもちろんですが、昔より患者が増えていることを考えると、

◎感染機会の減少によるTh1成熟の遅延(超衛生化/孤立化社会)
◎近代科学の発明品である抗生物質の投与など、腸内細菌フローラが乱れてTh2優位になる。

さらに、これはまだ言われてませんが、
これらは母親世代である私たち自身にも当てはまり、免疫も怠けている(笑)、
というか、手強い感染症にかかる機会があまりないケミカル汚染社会(大気汚染、農薬、合成食品添加物 etc)によって、
既にTh2化(免疫のアレルギー化)が起きている、と考えられます。
もし
◯母親がアレルギーを発症している、もしくは
◯遺伝的素因を持っている(発症手前)
などに当てはまる場合、 

◎母乳中のサイトカインを通じたTh2側への誘導、ならびに母乳移行抗原による感作が生じる

可能性があります。
遺伝的な要素だけなら、父親要因と母親要因は同じはずですが、
上のFarooqiの論文のように
◎母親のアトピー性疾患歴
がリスク要因として特に有意差を持つのは、こういった母乳(+胎内での?)影響があるからではないかと考えられます。


最下段のニュースは花粉症に関するニュースですが、
かなり近いことを言っていますね。

2月23日に横浜市の理研横浜研究所で報道関係者を対象に開かれた「製薬協プレスツアー」(主催=日本製薬工業協会)で、谷口センター長は「スギ花粉症ワクチン開発」と題して講演。この中で、
 ▽生後早期にBCGを接種させる
 ▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
 ▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない
 ▽猫、犬を家の中で飼育する
 ▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
 ▽適度に不衛生な環境を維持する
 ▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる
 ▽農家で育てる
 ▽手や顔を洗う回数を少なくする
の9か条を紹介した。

 谷口センター長は、2003年のアレルギー疾患増加の疫学調査結果などを例に挙げて説明。同調査によると、花粉症を含むアレルギー患者は、20歳代は80%、40歳代は70%、50歳代は40%、60歳代は30%と、若い世代ほど割合が多い。兄弟の数とアレルギー疾患発症頻度に関しては、第1子の発症頻度は6.3%だが、第2子は4.9%、第3子は3.1%と、第2子以降は発症頻度が下がる傾向が見られた。  また、生後6か月以内に麻疹、抗酸菌などの感染症にかかると、アトピーになりにくいという。6歳時点でのツベルクリン反応陽性者は喘息の発症頻度が4%、反応陰性者は16.2%だった。  一方、生後3年以内に抗生物質を投与すると、花粉症や喘息の発症率が高くなるという。  谷口センター長は、「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」と説明した。1987年のある統計によると、栃木県日光市内の交通量の少ない小来川地区と交通量の多い日光スギ並木地区の花粉の一日当たりの平均飛散数はほぼ同じだったが、花粉症の発症頻度は、前者が5%程度だったのに対し、後者は13%だったという。また、96年にドイツで行われた花粉症の皮膚テストによると、旧東独のライプチヒとハレでは陽性率が7.9%だったのに対し、旧西独のミュンヘンでは21.3%だったという。  谷口センター長は、「幼児期でアレルギー体質が決定するという仮説は正しいことが証明された。花粉症などのアレルギー性疾患は文明病であり、人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」と指摘。その上で、「国民の約20%がスギ花粉症に罹患し、その経済損失は年間1.2兆円と試算されている。既存の医薬品による対症療法のみでは、増大するアレルギー疾患患者の治癒は困難。根本的な治療を実現するワクチン開発が急務だ」との認識を示した。
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honeymama

ごぶさたしております。honeymamaです。

この話題、我が家にとってタイムリーな記事でした。

3日前から1歳になったばかりの娘が風疹疑いで、いきなりの高熱とブツブツの発疹ができまして
そんなときに、かかりつけの小児科(アンチステロイド)がお休みで
違う小児科で診てもらったところ、サワシリン細粒という抗生物質を処方されまして
かかりつけ医に診ていただくまでの間、一日分(3回)を飲ませたのですが
次の日、かかりつけ医に診ていただくと

「喉も真っ赤になっているし、本当は抗生物質を使いたいところだけど
この子はアトピーなんだから、抗生物質なんか飲ませてはダメだ。
39度を超えるような熱が出たときだけ、解熱剤を飲ませなさい。
糖分・水分をとって、汗をかかせなさい。
自分で、毒素を排出できる体をつくらなくてはダメ。」

とのことで、抗生物質には反対していました。

あらなみ医師から処方されている漢方にも、大変興味のある小児科医で
「漢方はどんどん飲ませなさい。体質改善できるからね」
と、
普通の標準療法をされている医師からは、鼻で笑われてしまう漢方を
推奨してくれています。

だいぶ年配の小児科医なので、最新医療なんか勉強している雰囲気もないし(笑)
正直、「なんて荒療治なんだろう・・・本当に大丈夫?」
と、不安な面もあったんですが
実は、アレルギーのことを大変よく理解されている先生なのかもしれないですね。

それにしても、抗生物質を飲ませてしまったことに後悔です!
もしかしたら、体を強くする良いチャンスだったかもしれないのに~

そして、
△適度に不衛生な環境を維持する。
ダラな私には、最高の贈り物~(笑)

我が家には猫がいるので、お掃除にはストレスを感じていました。
汚いくらいがちょうどいいということでしょうか。
そのせいで、ハウスダストなどのアレルギーになりそうですが
「な~に。かえって免疫がつく」と、逆に考えるということですかね。
by honeymama (2010-08-07 22:02) 

サカナスキー

はじめまして。
いつも興味深く拝見しております。

花粉症にならない9か条。
すべて当てはまる暮らしを幼い頃にしていました。
時折寒冷じんましんやら風邪のときに喘息っぽくなるものの、
それ以外に症状は出ませんでした。

ところが大人になって、結婚して別の土地に引っ越したその年から、ひどい花粉症に悩まされる事になってしまいました。
今ではスギがクラス5、カモガヤがクラス6の立派な花粉症患者です。
体質って幼少時に決まるってわけでもないのかな?

by サカナスキー (2010-08-14 07:45) 

Luxel

>honeymamaさま

お返事おそくなってすみませんm(_ _)m

たいへん良い小児科の先生におかかりのようですね!
(今度、是非メールでお名前教えていただけませんか?公開するしないは別として。)
こういう「学ぶ姿勢のある先生」ってなかなかいないんですよね〜
患者の症状から学ぶ、本や論文から学ぶ、全てから学ぶお医者さんが一番頼りになるのです。年齢じゃないですよね。
人格、性格、見識、つまりご本人の精神的な資質です。
(我が家の主治医も勉強する姿勢のある先生です。こういう先生は高齢になってもどんどん進化していきますよね。)
特に抗生物質を「アトピーなんだから使っちゃダメ!」とまで言う先生は、相当に勉強なさってると思います。ほれぼれしちゃいますね☆

>最新医療なんか勉強している雰囲気もないし(笑)

ハハハ・・・そういう先生は患者から勉強しているんでしょうね。
症状の観察眼や推理力がすごいのでは。
内科医の同級生が言ってましたが、内科は「探偵」なんだそうです。症状や血液のデータから犯人(原因)を推測する。そしてその犯人対策=治療がドンピシャ!とあたって症状が治るのが快感なんだそうです(笑)。風邪とかはつまらないらしいです。どうせ何やっても治るから(笑)。

私も「抗生物質使っちゃダメ!」と書きたいくらいなんですが、そう書いちゃうと、本当に抗生物質が必要な子が手遅れになっちゃうと怖いんですよね。この発言はやはりお医者様にしかできない、キレのいい発言ですね。




小児科って内科兼外科兼皮膚科、みたいなとこありますし。

>猫がいるので、

とのことですが、血液検査でネコに反応ありましたっけ?

結果の数値によっては、「しばらく猫と子どものスペースを分けた方が良い」ということもあります。(猫のフケは結構抗原性が強いんで。猫アレルゲンへの反応はIgEの値でほぼ分かります。)





by Luxel (2010-08-14 10:59) 

Luxel

>サカナスキー様

そうですね、幼少期だけでなく、その後の環境も大事なようです。
花粉症など特にそうなんですが、大人になっての発症が目立ちますね。
首都圏に引っ越してきて数年後に発症、という人が多いです。

居住環境、特に住環境は大事です。
首都圏の大気の悪化はすごいですね。公害に匹敵する、と感じます。
高速道路や幹線道路に近い家だと、喘息や花粉症の患者数が跳ね上がります。首都高の「ディーゼル立ち入り禁止令」がどれほど奏功するか、これから注目ですね。正確な結果が出るまであと数年はかかるでしょうが。(新規患者の発生頻度)

あるいは悪い新築住宅(シックハウス)に入居して発症、というケースもあります。どちらも居住環境の変化があった後に発症しています。

首都圏の環境の悪さは、もともとアレルギー体質だけど発症はしていなかった人でも発症させるくらいひどいことが経験的にはみんな知ってるけども、その因果関係を立証するまでには至っていません。(論文なり、データが無いと「立証」できない)。国の研究費を、こういう研究にこそおろして欲しいですね。
by Luxel (2010-08-16 14:17) 

tomo

風邪薬に配合されている抗ヒスタミン剤について

いつもお世話になっております。tomoです。メールありがとうございました。

実は息子が初・発熱をしまして、谷口医院では無い近所の一応かかりつけの小児科に診せに行ったところ、色んな薬が入っているシロップ薬を処方されました。その中に、「ペリアクチン」という抗ヒスタミン剤が入っており、アトピーとか脱ステにどう影響するのかがわからず、怖くて薬を飲ませずにいます…

私はその先生に「抗生物質はいりません」と伝えたのですが「お母さん、抗生物質をあげないと熱は下がりませんよ」と言われました。
え?…ポカーンとしてしまいました(^^ゞ

というか、ただのウイルス性の風邪だったら薬など飲ませないで経過観察でいいかなーなんて思ってます。鼻づまりだけで元気ですし…

アトピー児に抗ヒスタミン剤ってどうなんでしょうか。Luxelさんのご意見を聞けたらと思います。

谷口医院さんがかかりつけだったらいいのですが、遠いのでアトピーのことだけお世話になっています。
谷口医院さんのHPには谷口先生のお考えが書いてあり、

↓以下抜粋
風邪のほとんどはウィルス感染によるものであり、自然治癒するものです。発熱も、ウィルスと戦うために起きる症状であり、免疫力を発揮するのに都合よい状態になっているのです。自然治癒するわけですから、小児科医の役割は、子供たちの風邪がこじれることなく予想される経過で治癒していくかを見守っているだけであると思っています。
したがって、熱をむやみに下げることはおすすめしていません。解熱剤はほとんど処方していません。
抗生物質も然りです。必要な時だけ、抗生物質という薬物を体内に入れるようにしようと心がけています。(私が診察中に「うーん」と悩んでいる時はたいてい抗生物質をどうするかと考えている時です。)抗生物質を処方しないと不満そうだったり不安がる親御さんもいらっしゃいます。なぜ、抗生物質が必要ないかを、お話の中で説明するようにしています。
「今回の熱は明らかにウィルス感染なので、抗生物質は使いません。抗生物質が効くのは 細菌感染のある時なのですよ。」このようにお話ししますと、「ウィルスと細菌は違うのですか?」と聞かれることもあります。説明をさらに加えます。
なかなか世の中の人々を啓蒙するのは骨の折れることだなと感じています。
けれども、これらの説明を抜きに診療を行うことはできないので、あきらめずに続けていくつもりです。こういう地道な説明をせずに、ただ薬を処方するだけの医療が、過度の発熱への恐れや薬への信奉心を生んだとも言えるのですから。

抜粋終わり。


はぁ。谷口先生をかかりつけの先生にしたいです(^^ゞ

それでは、また(#^.^#)
by tomo (2010-10-10 16:05) 

レイ

はじめまして、「アトピーで苦しんでいた息子を救った方法を無料であなたに教えます」の管理人レイです。自分、子供のアトピーを治すのにいろいろと試してきたアトピーの改善方法の情報を記載しました。都会で暮らす方は、空気汚染などで苦しんでいる方が多いですね。よろしかったらご覧ください。

by レイ (2010-11-03 16:21) 

Luxel

>tomo 様

お返事おそくなって申し訳ありません。m(_ _)m
やっと仕事のデスマーチから抜け出し・・・と思ったら
次のデスマが近づいてますが。(苦笑)

抗ヒス剤はアトピーやアレルギーにそれほど悪い影響はないようです。
アナフィラキシーの心配があるような子には飲ませておけば(アナフィラキシーの)予防効果が期待できるでしょう。(アレルギーの状態を改善することはできないはずですが。)
ただ、アトピーのカユミの改善に対しては効果が無いか、あっても限定的なので、アトピーのカユミはヒスタミンだけが原因で起こっているのではない、と予想されています。アトピーのカユミを完全に抑える薬はステロイド以外には存在しません。

>私はその先生に「抗生物質はいりません」と伝えたのですが
>「お母さん、抗生物質をあげないと熱は下がりませんよ」と言われました。

「おいおい」とつっこみを入れたくなりますね〜。
ただ、細菌性の風邪、も無くはないし(滲出性中耳炎などになる)、二次感染での細菌感染もまま起こるのですが、「溶連菌感染がはやっている」とかで細菌性である可能性が高い情報がないかぎりは抗生物質は要らないと思います。その先生の判断はどうだったのでしょうね。「熱が下がらない、云々」ということは細菌性でなければありえないし、細菌性でも熱を出して細菌を排除できればいいので、抗生物質の必要性はさほど高く有りません。ただ、Hibワクチンや肺炎球菌ワクチン未接種の赤ちゃんだと、これらの細菌感染が重篤な結果につながる可能性が皆無とは言えないので、抗生物質を処方する医師はいるでしょう。(後で何かあったときに、非難されないように。)

この医師の説明はまったく脈絡がないのですが、「この風邪は細菌感染なのですか?」とつっこんで聞いてみると、その医師の考え=医師のレベルがよりよく分かったかもしれませんね。

患者への説明をおろそかにする医師なのか、本当に医科学を理解していないのか(これは怖いですね)、はっきりすると思います。医師を選ぶためには、患者も「人事課の目」で医師をいろんな面で査定する必要があります。

ふだんのかかりつけでも、できるかぎり良い医師を選びたいですものね。我が家は2軒をかかりつけにしていて、判断が難しい場合には両方の先生の意見を聞いたりします。そうすると結構違いがあるものです。それはそれで勉強になります。どちらもそれなりに良い先生ですが、得意な分野は違います。片っぽはアトピー・アレルギーに強い。もう一人はそれ以外の部分では強いです。

私も両方に強い谷口先生をかかりつけにしたいです。。(^ ^)

by Luxel (2010-11-09 09:54) 

Luxel

>レイ様

HP拝見しました。
アトピーに関連のある項目をよく網羅されていると思います。

私もそうですが、レイさんもお子さんの症状しか具体的には知りません。
「〜がおススメです」と書く場合には、それが体験に基づくものなのか、単なる伝聞で自分は試していないものなのか、明確にする必要があると思います。

(できれば、ですが)レイさんのお子さんの経過や、お子さんに実施した対処法を詳細に書いた方が、サイトの情報としての価値は何倍にもなる、と思います。

いろんな民間療法(良いものも悪いものも)の業者が「〜がおススメです。」と宣伝しています。それとの区別をはかる必要があると思うのです。

また、すでにアトピーで困っている人は必然的により詳しい情報が欲しいと思います。。「信頼性のあるサイト」「広めるに値するサイト」にするためには、情報のもととなった文献(書籍、論文)やサイトを明記するとともに、より詳しい情報へのリンクをつけて、信頼度を高める工夫をなさるとよいと思います。

また、私自身、執筆者とそのバックグラウンドが明確でないサイトの情報には信頼をおきません。レイさんのバックグランドがわかるプロフィールをお書きになるとよいと思いますよ。
by Luxel (2010-11-10 09:22) 

こぎふさ

はじめまして。抗生物質の検索で飛んできました。
とてもよく勉強されていて、感心して読ませていただきました。
この日記の内容を私もブログで紹介してもよろしいですか?
先日腸内細菌の番組を見て、こんなに重要な事とは知らず、本当に驚いた所でした。
きっとアトピーに悩んでいるお子さんの助けになるのではないかと思っております。
よろしくお願いします。
by こぎふさ (2011-06-03 16:07) 

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