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アトピー・湿疹……ネットの書き込みから。その3 [アトピー余談]

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相変わらず、こういう引用がOKかどうか、迷うところではありますが・・・
うちの子のようなステロイド一辺倒な処方をされているお子さんが実際にどのくらいいるのだろうか、と思い、ある質問掲示板をときどき見るのですが、そこでこのような質問を見かけました。
よく見かける典型的なご質問だったので、掲載させていただきました。

※質問者さまご本人が掲載に気づかれましたら、お手数ですがどうかご連絡ください。
掲載にご同意されない場合は速やかに取り下げさせていただきます。

(意味がとおるように、多少、文章を変えています)

Q.「赤ちゃんへのリンデロンVGの使用について」
生後3ヶ月の娘が耳のあたりをよくひっかいているので、中耳炎など耳の疾患かもしれないと思い耳鼻科を受診しました。結果中耳炎などの疾患はなかったのですが、耳に少し湿疹があるということでリンデロンVGとピオクタシンを塗布されました。
ところが、帰宅後インターネットでリンデロンVGを検索してみると、とても強いステロイドの薬であるという記述が多数見つかりました。
赤ちゃんの軽い皮膚の湿疹に、今回の処方は適切だったのでしょうか。また副作用などのトラブルは、今後発症する可能性があるのでしょうか。」

このような質問は非常にたくさん見かけるので、 ・日本のステロイドの処方基準は甘く、現場の処方はさらにいいかげんなことが多いこと、 ・安易なステロイドの処方によりアトピーにまでなったうちの子の実例 ・ステロイドが乳児湿疹や小児アトピーに良くない理由 ・ステロイドをつかわないスキンケア、入浴法について 回答しましたところ、以下のようなお返事がありました。

質問者さまからのお返事
「丁寧なご回答ありがとうございました。
実はわたし自身アトピー、脱ステロイドの経験者なので
娘への薬の使用には慎重でありたいと考えていました。
ところが、何の説明もなくアトピーの症状もでていない赤ちゃんに あっという間にステロイドを塗布され、信じられないという想いでした。
(ご紹介の)○○皮膚科さんの治療方針にはわたしも賛成です。」

この部分、 「何の説明もなくアトピーの症状もでていない赤ちゃんに あっという間にステロイドを塗布され、信じられないという想い」 ・・・びっくりです。随分乱暴な医者もいたもんです。 でも、日本ではいかにもありそうな光景です。
「じゃあ、このお薬塗っとくからね。大丈夫、すぐよくなるよ〜。」(何の薬かの説明はなし。)
・・・・一見よさげな医者に見えるかもしれませんね。

治療法を選ぶ権利は患者にあります。(この場合は親権者である親。) 一応、日本の医療も「インフォームド・コンセント」(情報提供と同意)が建前になっていますが、なかなか現実の診療はそうはなっていません。 医師側から見れば「ステロイド恐怖症の親にいかにしてステロイドを使わせるか」に腐心している訳で、説得にかかる医師はまだマシな方です。中には薬の名前を明かさない、ステロイドだと言わない医師もいます。(こんなことして将来何か後遺症が生じた場合、欧米では「教えなかった」時点で訴訟沙汰になり負けてしまいますからあり得ないのですが……日本では相変わらず医師の「お上意識」は根深いと思います。)

そういう後進的な医療界の状況では患者も情報収集して自衛するしかありません。 ランキング本が花盛り、一部の優秀な医者に患者が集中します。 そして、処方や治療に納得いかなかった場合、日本人患者は医師にだまって病院を替えることが多いのです。

しかし、これも善し悪しで、医師は自分の治療の失敗に直面することがないことを意味します。 こうやって日本の医療全体の進歩は極めて遅く、患者に不利な状況は何も変わることがありません。 たまには徹底的に論戦バトルしてみるか?? と自問するLuxelです。

でも、医療訴訟で患者側の勝訴率が極端に低い日本では、患者が賢明になって 医師を選ばなければしかたないかもしれませんね・・・。 Luxelの詳細な回答は以下のとおりです。

A.「3ヶ月乳児への使用にリンデロンVGは、基準の甘い日本のガイドラインにおいてさえ最強です。(厚労省研究班作製のアトピーのガイドライン2005年版を参照のこと。)皮膚科医でさえ、日本の医師はステロイドの危険性を低く見積もってしまいがちですが、ましてや耳鼻科医です。ステロイドのリスクに疎くても不思議はありません。少なくとも外用ステロイドに関しては、医師や、ステロイドを処方されてもよくなった患者(患児)の「大丈夫だ」という言葉を安易に信じるのは危険です。その子は運が良かったにすぎません。(欧米では、2才以下の乳幼児に対して、余程の重症アトピーでないかぎり、ステロイドは処方しません。徹底した保湿やスキンケア、化膿防止で対処します。それほど乳幼児へのステロイド投与を危険視しています。何故なら乳幼児への安全性が確立されていないからです。)

実際、うちの子は医師に処方されるままにステロイドを使いつづけ、ただの乳児湿疹が1年後には見事な重症アトピーとの診断をもらうようになってしまいました。ようやくことの異常さに気付き、ステロイドについて海外の文献まで徹底的に調べ、日本における外用ステロイドの使用状況が異常であることが私にも分かりました。子どもはステロイドを使わない医師を選んで、越境してかかり、適切な治療を受けることにより、3ヶ月ほどでほぼ治りました。(重症のアトピーが治る、ということがどれほどのインパクトを持つか、ご想像ください。)

リスクについてご説明します。ステロイドはその場しのぎの薬で、一時的にかゆみや湿疹を抑えますが、効き目が消えたときには痒みや湿疹が再発します。何故痒みや湿疹を抑えるかというと、これらを引き起こす起こす免疫細胞を不活性化し、さらなる援軍の免疫細胞を呼ぼうとする働きを妨げるのです。だけど「何のために免疫細胞が集まっているのか」というその原因が取り除かれていないので、ステロイドの効果が切れたときに、再び免疫系の細胞は集まってきて痒みや湿疹が起きます。再発したところにステロイドを続けて使うと皮膚近くでの免疫を抑えてしまうので、化膿(=感染)しやくなり、しかもステロイドを使わない場合よりもひどくなりがちなのです。また、ステロイドは化膿性湿疹本来のすがたを見えなくしてしまいますので、正しい治療法が選択できなくなります。

リンデロンVGはストロング級のステロイドにゲンタシンという抗生物質が配合されており、化膿があっても安心とばかり、一時期ほとんどの医師がなんにでもこれ一本ですませていました。ところがそのせいで、現在検出される皮膚化膿菌の50〜70%がゲンタシン耐性で、すんなりゲンタシンが効くことは少ないのです。

耳の湿疹は耳たぶの外側でしょうか。でしたら、「耳切れ」という湿疹の一種です。冬にでる子が多いので、乾燥と皮脂不足が原因だろうと言われています。耳切れはなかなか治りにくいのですがジュクジュクしていないのならあまり心配することはありません。ただし、痒みがひどい場合は化膿していることがあります。原因が細菌ならイソジン消毒がよく効きます。(ただし、イソジンは刺激が強いので、つけたらすぐに洗い流す必要があります。入浴の前などに消毒して、すぐお湯で洗い流します。湿疹部に石鹸をつけないようにしてください。皮脂をはぎとってしまいます。)イソジンがあまり効かない場合は、真菌感染やウィルス感染の可能性があります。マラセチアという頭皮や耳内に普通でも常在している皮脂を好む真菌が乾燥性の湿疹を悪化させていることが多い、という論文があります。(うちの子はどうもこの菌だったようで、ニゾラールという抗真菌剤が劇的に効きました。)除菌の後は保湿してください。

乳幼児の湿疹やアトピーにステロイドは不要です。(というよりは禁忌です。) 吉沢皮膚科の治療方針に私は賛成です。
(リンクフリーではないので、HPを検索してみてください。簡潔で良いHPだと思います。)
乳児はもともとどうしても湿疹を起こしやすいです。生後直後から皮脂の分泌は急減し、3ヶ月あたりで最低になり、1〜3才くらいまで皮脂の少ない時期が続きます。(大人の10分の1程度の皮脂量)。すぐに治そうと、ステロイドに手をのばさず、スキンケアや保湿、入浴法の工夫で、この時期をなんとか乗り切ってください。幼少時にステロイドの使用歴がある場合、思春期以降の湿疹や皮膚炎にステロイドが効きにくく重症化しやすいことは、きちんと勉強している医師ならば知っています。
おちかくの、ステロイドを使わない病院にまずかかられることをおすすめします。」




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むきむき

はじめまして!
はじめてブログに書き込みをするので、マナーなど間違っていることがあったらご指摘ください(^^;

今回、子供のアトピーについていろいろ調べてる時に上記の掲示板でLuxel さんのブログを見つけました。
私が今まで見てきたネットでの情報のなかで一番論理的で、丁寧なステロイド批判でほんと感動しました!!
これだけの情報を無料で公開していることにもほんとに感動です。すばらしいと思います!!

私自身アトピー経験者で、食事療法などあらゆる民間療法を母が実践してくれたおかげでステロイドはまったく使わず、アトピーをほぼ克服しました。

しかし、その体質は子供に受け継がれ現在4ヶ月の息子もアトピーに苦しんでおり、自分が経験してるにもかかわらず、痒がるわが子を目の前にどうしていいやら冷静になれず病院を探したり、アトピーによいという商品を私の経験に基づき選んで使用したりしていました。
そこでひとつぶち当たったのが、ステロイドの使用です。

最初は近所の小児科でアンダームを処方され、塗ると良くなるが塗らないと悪くなるを繰り返しました。
そこで、調べてみるとアンダームは長期使用で過敏症(?)になるとかかれており使用をやめたいとは思いつつも、やめると悪くなるを繰り返したので、このままアンダームを塗り続けたくないと思い、今度は大阪で有名なアトピー専門の病院に受診しました。
その病院を紹介する記事では、「ステロイドの使用一辺倒にならないような治療方針・・」と書かれていたので、ステロイドの使用はないのかと思いきや、受診するなりステロイドは怖くないということを力説され、リンデロンをワセリンで4倍に薄めたものと、アズノール(アンダームと違って長期使用しても過敏症にならないとか)と、プロペト(ワセリンを精製したもの)とが出されました。
ステロイドは使いたくないと思いつつも、アレルギー専門の医師が安全だと言うのだから、使って様子を見ようと思いました。
うちの母にも相談すると、「私の頃はアトピーという概念が出来上がった頃で、治療法もあまり確立されてなかったが、今はこれだけアトピーの子がいるなかで医療も進んで、ステロイドの安全性が立証されたのかもしれないね・・」とあれほどステロイド使用に反対していたものの多少弱腰に。
それで、4日間使用すると医師が言ってたようにつるつるに。
ただやめると、やはりブツブツ。

そしてまたステロイドへの不安が増大。ぶつぶつを目の前にステロイドを塗ろうにも、怖くて塗れず、馬油で保湿しか出来ない日々が続きました。
夫ともアトピーの治療方針をめぐってケンカをしたり精神的にも不安定に。

いろいろ調べてみると、ステロイド=免疫抑制剤ということが分かる。

免疫が過剰反応してアレルギー反応が出るのならその免疫を抑制するということだなと理解。しかし、薬でそれを抑えてしまったら本人が自ら抑えようとする体の働きは弱るに決まってるよなと理解する。
そこでやはりステロイドは使わない!と決め、脱ステロイドの医師をさがし現在グリパスCという薬とイソジン消毒を実践して一週間です。

そこの治療方針としては、「出来るだけ風呂に入らず+保湿もしない」です。そしてリント布という布で掻かないように患部を覆う。
この実践で、お腹と足はきれいになりつつあります。
顔も、常に乾燥している部分はきれいになりました。
ほんと脱ステロイドして良かったと思う日々です。

ただリント布というもので、顔を一日中覆うのですが、その部分だけ治りが悪い。リント布というのは片面がネル素材の布で、かなり蒸れそうな感じなんです。引っかいても確かに傷にはなりにくいのですが、蒸れてあせもになってるのでは?と今思っているところです。次回受診時に聞いてみたいと思うのですが、医師は忙しい人らしくなかなかこちらの話をきいてくらなさそうだなぁ・・と思っています(^^;が、くらいついて聞きます!!(笑)

何が言いたいのか、中身がまとまらず&長文すいません。
ただ、Luxel の皮脂温存入浴法に賛同!!ということが言いたいだけです(^^;にしては長いちゅーねんです。すいません。
これからも色々参考にしたいので頑張ってブログ更新してください!!
またアトピーで困ってる方がいたらこのブログを宣伝しますね(^^)/
by むきむき (2009-03-22 22:55) 

Luxel

>むきむき さま

>私が今まで見てきたネットでの情報のなかで一番論理的で、丁寧なステロイド批判でほんと感動しました!!

こんにちは、たいへん嬉しいコメントを賜りまして、どうもありがとうございます!
これこそが私がこのブログで目指していることなので・・・
こういった皆さんの言葉に励まされて、一つ一つ、記事を書き綴ってまいりました。
「役に立った」と言っていただけることが、私にとって最高のご褒美のようなものです。
私とギャオの経験に、「意義」が出てくるからです。

それと、皆さんがコメントやメールで下さる情報も、記事の中には含まれています。
また、私自身にもまだ分からない部分も大きく、(例えば「脱軟」の是非、など)
皆さんがくださる情報をもとに、試行錯誤する毎日です。

いくつかお尋ねしてもよろしいでしょうか?
>今度は大阪で有名なアトピー専門の病院に受診しました。
とのことですが、病院名を教えていただいてもよろしいでしょうか。
病院名を出すことに差し障りがあるようでしたら、お手数ですがメールで教えていただけると助かります。
xxxluxelblog@yahoo.co.jp(先頭のxxxを削除してください。)

というのは、私が記事でご紹介している病院リストに含まれている病院ではないか?という懸念と、「アトピー専門を掲げていてもステロイドを使う病院か、否か」「(さらに)本当にステロイドを使いこなせているか」という情報は、治療法を選びたい患者(の親)にとってはたいへん貴重な生の情報なのです。(以前リンクしていたリストにはそういう「実際にはステロイドを使う病院」が含まれていたので、読者の方にご迷惑をおかけしてしまい、リンクを差し替えた経緯があります。)

私の感触では、「ステロイドは怖くない」と言う科学的な警戒心のない医師に限って、ステロイドの離脱に消極的で、だらだらと使いがちだったり、ワセリンなどの基剤で希釈する、というように効果の点でも安全面でもあまり意味のないことをしがちなので、お書きの医師もそのパターンのような感じがしますね。転院なさって賢明だと思います。

リント布については職場にあるので知ってはいますが、私自身もうちの子も皮膚に貼った使用経験はありません。ですので、あまり有益な情報を差し上げられないのですが、リント布を貼っているところは実質上、保湿していることになります。グリパスも基剤にワセリンや亜鉛華軟膏を含んでいますから、保湿効果も兼ねていると思います。湿疹や炎症部位に薬剤をきちんと浸透させたい時に、密封療法(ラップ療法)のかわりに使います。ラップほどに通気性は悪くないのですが、患部が「乾く」ことがないので、リント布を「はずす」タイミングが難しいかもしれません。これをきちんと指示してくれるお医者さんだといいですね。湿疹がなおり、ある程度赤みが引いたら中止を指示されると思いますので尋ねてみてはいかがでしょうか。

>医師は忙しい人らしくなかなかこちらの話をきいてくらなさそうだなぁ・・と思っています(^^;
>が、くらいついて聞きます!!

そうそう! その意気でくらいついて聞いてください。


私が知っている事例で「リント布塗布で半年間変化無し」というケースがありますが、さすがにこれは長過ぎだと思いますが、一週間くらいなら全然大丈夫だと思います。

リント布をずっと貼っていると皮膚がふやけて本当の状況が分かりにくいので、毎日のリント布張り替え作業のときに少し時間をおいて(30分とか)、一時的に皮膚を乾燥させ、湿疹や赤みの状態を把握しておかれると良いと思います。(で、また塗布。)
「蒸れて汗疹」は今の季節そんなに心配しなくても良いと思いますが、ふやけて角質層が固まる暇がないのはちょっと気になりますよね。

ちなみに、リント布による湿疹の密封療法ついては脱ステロイドの医師によっても賛否があるようで、これをする先生としない先生といらっしゃるようです。もともと顔は他の部位にくらべて皮脂の分泌が少なく(とくに頬)、乾燥や、乾燥による湿疹がなおりにくい場所なので、今の時点でリント布を貼るのを止めても、湿疹が治らない可能性は実際あります。丁度、春になって湿度が上がる頃、リント布をはがすとスムーズにいくかもしれませんね。

私自身は「脱軟」は「できたら、する」という考え方で、赤ちゃんがまだ小さい2、3才くらいまでは、湿疹をひどくするくらいなら、保湿で皮膚バリアを補強してやった方が良いと考えています。(というのは、人生で最も皮脂の分泌の少ない時期なので。)一方、4才頃になれば、徐々に保湿をやめる面積を増やしていき、最終的に保湿剤、軟膏類を使わない状態にもっていければベスト、と今の時点では考えています。(遅くとも4才頃からは皮脂の分泌が増えだすから。保湿剤に頼りすぎて、皮脂分泌機能が落ちないように。)脱軟のやり方は「ときどき保湿剤を止めて、1週間程様子をみる」です。この間少々の悪化には目をつむりますが、赤みを帯びた湿疹が出て来たら、「脱軟」を中止してタール剤で消毒し、保湿剤を塗ります。この方法で、うちの子は背中は脱軟しました。肘膝裏の間擦部と顔だけまだ保湿剤を塗っています。

成人のアトピーでは「脱軟」も大切かもしれないのですが、私は、皮脂の分泌量が年齢によって大きく変化する乳幼児の湿疹やアトピーは別だと考えています。さらにお風呂の文化を持つ私たち日本人には、日本人に合った「子育ての知恵」が必要ですが、今はまだ適切な「知恵」が普及していない時代なのだと思います。そういった生活に密着した分野こそ、きちんとした研究がなされるべきだと感じます。(医学の分野は女性研究者が非常に少なく、生活密着の研究が不足しているのが現状です。)

その子の皮膚を一番良く知っているのはお母さんです。私も「手ざわり」と「目」を頼りにその日のケアを決めています。(テキトーとも言う。 (^ ^;)温・湿度計の情報は補助くらいですね。子どもの皮膚の状態が良くなったきて、ふと温湿度計をみると、湿度も上がってて、「あら、もう春なのねえ」と、子どもの皮膚で季節を知る年が続いています。今年の千葉は、もう気温は温かですが、湿度はまだ40%以下。うちの子もまだ保湿しています。保湿のいらない春までもう一歩、のようです。(^ ^)

>これからも色々参考にしたいので頑張ってブログ更新してください!!
>またアトピーで困ってる方がいたらこのブログを宣伝しますね(^^)/

どうもありがとうございます!
お子さんの湿疹やアトピーで悩まれているお母さんがいらしたら、どうぞご紹介ください。
皆さまの、お子さんとの貴重な時間がより幸せな時間になりますように〜‥‥‥。









by Luxel (2009-03-23 18:18) 

toshitoshi

はじめまして。現在6ヶ月の娘がいる母です。子供の湿疹でステロイドを使うか使わないかで夫と喧嘩になり、悩んでいました。そんなときにこのブログに出会い、救われた一人です。娘は4ヶ月あたりから額と目の横に赤いぽつぽつが現れ、しばらく清潔にこまめに濡れガーゼでふいて馬油をつけてましたが、だんだん悪化して広がっていくので病院に連れていきました。小児科で乳児湿疹と言われ、アトピーかどうかわ分からないが肌の弱い子だから一応卵乳製品は食べないほうがいいとのことでした。処方薬はキンダベード軟膏とプロペト。始めはステロイドは不安だったので使いませんでした。5ヶ月の終わりが一番酷くてお腹、背中、肩、肘膝の裏がカサカサして、頭は白いフケに覆われ、乾燥したり熱くなると顔全体が赤くなり痒くなるようでした。夜中も痒くてよく起きるし、手を握って掻かせないようにするとよく大泣きして本当に辛く可哀想で、そのときに義弟が使っているステロイドを一週間ほど使ってしまいました。丹波療法の弱いステロイドで副作用なく大丈夫だからと聞いて使ったのですが、やはり長引きそうなので怖くなりやめました。一日一回塗り肌荒れはよくなり次の日まではいいけど、また悪化する感じでした。今は少し落ち着いてきて耳切れと口まわりの荒れくらいになり、他は掻いても保湿するといい状態です。暖かくなってきたからか、食事(母乳なので私の食事を油肉砂糖を控えて和食にした)を気をつけるようにしたためか、理由は分かりません。でも夜眠くなると痒くなるのは変わらずでひどいときは30分おきに起きてポリポリ掻いています。止めさせると泣き、泣きながらおっぱいを飲みます。飲むと痒みを忘れられるのかその度に飲んで寝ます。今日からお風呂は二、三日に一回にしてみます。保湿はママ&キッズのオリゴミルクとモイスチャーオリゴクリームを一日三~五回乾燥部分に塗ってます。気付くと耳をひっ掻いているので赤く化膿しています。痒みをどうにか止めてやりたいです。千葉県に住んでいます。ステロイドを出さない病院でおすすめがありましたら教えていただけますか。突然の長いメールで失礼しました。本当にこのブログを立ち上げて下さったことを感謝します。Luxelさまが妊娠中とのことで、次の赤ちゃんが元気に生まれますよう、母子そしてご家族の健康をお祈りしています。

by toshitoshi (2009-03-30 19:17) 

Luxel

>toshitoshiさま

お返事がたいへん遅くなり、申し訳ありません。
いよいよ妊娠後になり、いろいろとマイナートラブルが出始めたのと、年度末で仕事が忙しいのが重なってしまいまして、ネットにアクセスできない日が続きました。

>今日からお風呂は二、三日に一回にしてみます。

とのことでしたが、その後(とは言ってもまだ5日ですが)いかがでしょうか?
いったん皮脂が不足して皮膚バリアが薄くなり湿疹や掻き傷でやぶれてしまうと、皮膚(角質)を修復し、角質への保湿が効果をもちだすのには結構時間がかかります。(1〜3週間)ただ、お書きの内容からはジュクジュク湿疹(=化膿性の湿疹)はなさそうなので、比較的、入浴法の変更や保湿がすんなり功を奏するだろうと予想しています。

肌が弱い赤ちゃんだと入浴は一週間に一回でもいいくらいです。4才のうちの子も、 (親の都合で)3日に一度の入浴を2日に一回にして3回続けたら、あっという間に掻き傷ができ、保湿してもそうそうすぐには治りません。それくらい入浴のダメージというのはあるのです。保湿もしないよりはもちろんした方が良いのですが、入浴法の検討はおろそかにしないでくださいね。

千葉県の病院についてですが、この後すぐメールさせていだきます。
たいへんお待たせして申し訳ありませんでした。
by Luxel (2009-04-04 14:52) 

とよ

初めまして。
昨年11月生まれの子の親です。
自分がアトピーであり、心配していたところ、子どももアトピーのようです。
乳児湿疹のころ、このブログを見つけて大変勉強させてもらい、
アトピーの感が強くなり、改めてまた読ませてもらっています。
自分がステで苦労した分、子どもには使いたくないと思っていたところ、その確信を得た気がします。

重度の食物アレルギーがあったら除去も(母乳なので自分のです)考えないと、と思い血液検査をしてもらいました。
結果は33項目クラス0、でひとまず安心ですが、やはり普通にステを処方されました。
薬局の薬剤師もパソコンの画面を見ながらのざっとの説明、
「きちんと使えば怖くないですよ」のお決まりの台詞。
看護師も「薬は余っても家族の人も使えるから」と。
なんとも恐ろしい限りですが、知識が無いと鵜呑みにしてしまうのでしょうね。
同じ月生まれのコミュでの相談を見ていても、
「初めは治ったが、ステを塗らないと再発」が多いです。
本当に赤ちゃんの湿疹治療の医師側の未熟さを感じます。

子どもに現在ステロイドは使ってませんが、
漢方薬のタイツコウ、シウンコウ、病院処方の亜鉛華軟膏を使って様子をみています。
保湿は低刺激のものを色々使ってますが、ジプシー状態です(笑)。

ジュクジュクには亜鉛華がとりあえずは効きますが、赤みは引きません。
ほっぺの赤みとガサガサも酷いです。
セルフケアにちょっと限界を感じてきたので、たらおさんにそろそろ行きたいと思っています。
車で2時間弱。なんとか行ける距離なので。

アトピーでも全くステロイドを使わない子、の例としてまた報告させてもらいますね。

妊娠後期、どうぞお体ご自愛ください。
ギャオちゃんの成長も楽しみです。
by とよ (2009-04-18 12:35) 

Luxel

>とよさま

コメントありがとうございます!
お子さんに食物アレルギーがなくて何よりです。

>同じ月生まれのコミュでの相談を見ていても、
「初めは治ったが、ステを塗らないと再発」が多いです。

そうなんですね。どうか他の方がたにも「ステロイドは使わない方が良い」と教えて差し上げてください。(このブログにリンク張ってくださってもかまいませんので。)

私もいろいろ調べる過程で、日本と韓国だけが重症のアトピーが増えていることが分かりました。ステロイドがこれほど手軽に処方されているのがこの2国だからだろうと推測しています。とよさまがお書きの状況からも医療側が頼りないそれがうかがい知れますよね。

日本と韓国以外の先進国では、もうそれほどひどいアトピーがいない=ステロイドのひどい副作用が出ている人がほとんどいないらしく、世界的にも研究が進んでいないのです。外圧に弱いのは研究業界も同じなので、日本ではなおさらステロイド外用剤の副作用の研究は進んでいません。逆に言うと、日本は重症例の宝庫なんですが・・・(泣)

たらおさんに(2時間)かかけて行かれるとのこと、たいへんだと思いますが、きっと有益な示唆が得られると思います。もしよかったら、どういう指示と処方があったか、もしお暇がありましたら教えていただけると幸いです。お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

(最後に)私の妊娠のこと、お気遣いいただいて、ありがとうございます。いたみいります。(^ ^)p
by Luxel (2009-04-21 07:36) 

とよ

お返事ありがとうございます。

昨日、たらおさんに行ってきました。
実際は1時間20分ほどで行けました。

本は読んで行ったのですが、肝心のところが頭に入ってなかったらしく、
「赤ちゃんはバスタオル持参!って書いてありましたよね」って言われちゃいました。あわわ。

以下、診察時の内容です。

・亜鉛華軟膏は、耳の周囲と相性がいい
 製造会社によって合う合わないがあるので、
 今回処方のと手持ちのと比べてください、とのこと。

・ほっぺの赤み+汁には亜鉛華を塗っても手でとってしまいがちなので
 何も塗らずに。

・単なる乾燥部位(粉をふいてる)には保湿剤を塗ってもよい。

・手首の割れ(黄色い汁あり)のみ石けんで洗う。
 塗る薬はない。

・血液検査は全く意味がない。

ということで、亜鉛華軟膏(ボチ)のみ処方されました。
お風呂については特に指示されませんでした。

セルフケアでは色々塗っていたので、拍子抜けの感もありますが、
一度リセットのつもりで、何も塗らず、をやってみます。

タイツコウやシウンコウは、使ってたことを伝えましたが
特になにも言われませんでした。

皮がむけて汁が出ているのを見るとなにか対処してあげたくなりますが、
血や汁を出し切る、という考え
(「子どものアトピーは自然に治す」という本は読まれましたでしょうか?3人のお子さんのアトピーを薬に頼らず乗り切った方の本です。ブログも書いてみえますね)
もあるようなので我慢のしどころかもしれませんね。

本やHPにあるような乳児の改善例を信じ、頑張ります。

一人でもステロイドの怖さをわかってもらえるよう、LuxelさんのHPも紹介させてもらいますね。

少しでも早く改善の報告がしたいです。
by とよ (2009-04-21 22:47) 

とよ

こんばんは。
その後の経過を報告しますね。
一旦はそれまで抑えてたのが出たのか、2.3日は酷い状態になりましたが、悪いものを出してるんだ、と構えていたら、だんだん良くなってきました。
2回目のたらおさんに約10日後に行きました。

今回は前回よりさらに詳しく話をしてくださり、
妊娠中及び現在(母乳のため)の栄養不足(どなたかも書かれていましたね)を指摘されました。
亜鉛と鉄、ですね。
モクタールについて聞いてみたところ、在庫はあるけど、
処方するほど酷くない、とのこと。
保湿についても必要なし、とのことでした。
脱保湿、の考えになっているのかも知れませんね。
か、専門医の目から見て娘は乾燥性ではないのかも知れません。

6ヶ月になったら娘自身が飲むものも処方してくれるそうですが、
まだ5ヶ月でしたので2回目は亜鉛華も残っているし、処方なし、です。

皮膚科に行って何も処方されないなんて、よそではないですよね!
本当に患者を思ってくれてるんだ、と感心です。

で、スキンケアなし、お風呂も入っても超!簡単!で、随分楽なお世話になりました。笑
肌は、やはり私の食事が影響するのか、帰省などで悪くなったりもしましたが、今はだいぶ落ち着いてきました。

これからの暑さが吉と出るか凶と出るか、怖いですが(自分が暑さに弱いアトピーなので)、
自分の方針は決まっているのでぶれずに頑張ります。

たらおさんにも本やHPの乳児の改善例は、「何も塗らない、塗っても亜鉛華のみ」と聞いたので、励みになりました。

ではまた報告させてもらいますね。

by とよ (2009-05-15 21:52) 

Luxel

>とよ さま

経過をお知らせくださってありがとうございます!
赤ちゃんが快方に向かっているとのこと、良かったです!
私もホッとしています。

亜鉛と鉄の不足、ですか・・・確かにミネラルの不足は皮膚の丈夫さに関係する可能性があります。それと、妊娠、授乳、という行為は恐ろしくミネラル類を消費するものだ、というのを今、私自身が実感しています。(特に、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、、、)

というのは、最初の子の妊娠では出なかった「こむらがえり」がほぼ毎日起こるんですよ。(T T) しかも、痛みが後をひく・・・
で、理由を調べてみてナットク。「こむらがえり」はカルシウムとマグネシウムの(血中濃度の)不足で起こるのだそうです。そして、何よりの証拠は、ここ一週間、マグネシウムとカルシウムと亜鉛のサプリを飲んでいたら、起こらなくなったんですよ、「こむらがえり」が・・・。

もう、これは、私の骨のカルシウム/マグネシウムが最初の子にとられた分を回復できないうちに、次の子を妊娠したのでますます少なくなってしまったんだろう、と推察できます。この分では私も産後。授乳するときには最初の子のとき以上にこれらの補給を頑張らねばならない、と心してます。

こういったミネラルが皮膚にどの程度影響するか、という論文はまだ見つけ出せていませんけど、どちらにせよ授乳中には補った方がよいようですね。

それでは「何も塗らない」療法、どうぞ頑張ってくださいね♪
また経過をお知らせくだささると嬉しいです。
そうそう、お風呂の頻度は今どのくらいですか?
(私も次の子が「新生児の皮脂温存入浴法」に初トライなんですよ・・・f(^ ^;)
うちの子が始めたのは2才からなんです。このブログに載せている新生児情報は他のお母様方のご協力の賜物なのです。

とよさまも、またどうぞ情報お寄せください。m(_ _)m


by Luxel (2009-05-20 20:53) 

とよ

まさに!
私も2回目の妊娠(今回の娘)時はこむらがえり、酷かったです!
あの時から体は栄養不足のサインを送っていてくれてたんですね・・・。
(ちなみに第1子は一時のよだれかぶれ以外、きれいな肌です。)
どうか、Luxelさま、今回は補って健やかな妊娠生活を送ってくださいね。
って、残り少ないでしょうか?

お風呂、入らない方法も試したのですが、ホコリや汗に弱いのか(自分がそうなのでそう感じるのかもしれませんが)、入らない方がひどくなるように感じて、今は毎日入って、お湯でなでる程度で汚れを落としています。
新生児期は顔はガーゼ、他は石けんで洗ってました。
初めからの皮脂温存法、上手く行くといいですね。

娘は6ヶ月半になり、たらおさんでビオチンを処方されました。
皮膚も強くなってきたのか、顔は赤みが残る程度になりました。
あとは手足のくびれは少し汁が出てます。

離乳食は遅めに始めるつもりなので、まだまだ母乳!
牡蠣を食べようと思います!

by とよ (2009-06-03 22:20) 

Luxel

>とよ さま

近況ありがとうございます。
やっぱり、第二子妊娠でこむらがえりになる人って多いんですかね?
最初の妊娠では全く出なかっただけに、驚きました。
間が4年も空いてたのに、失ったカルシウムを補充できていなかったのか、それとも年齢に応じて骨カルシウムが減ってきてるのか・・・。いずれにせよ、母乳育児に備えて、カルシウム・マグネシウム・ミネラルはがんがん補っといた方が良さそうですよね〜

お風呂の頻度ですが、お子さんによって違うと思います。汗に対する敏感さも個人差あると思います。もうそろそろ汗疹が気になる季節ですから、冬場は適当だった頻度でも、不適当になってくる可能性があります。夏は夏で、お子さんに会ったお風呂の頻度&洗い方をどうぞ探して試してみてください。

でも、ステロイドを塗るより、お風呂の入れ方でお肌を調節した方が絶対安全です。観察眼は鍛えた方が良いと思いますが、「ゼロ歳代は多少の肌トラブルはつきもの」と割り切って、酷くならなければいいや、くらいに鷹揚に構えていて良いと思うのですが、いかがでしょうか。

それでは、母乳育児もどうぞ頑張ってください!
私も後に続かせていただきます。(笑)
また、近況お知らせくださると嬉しいです。

by Luxel (2009-06-05 00:19) 

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