SSブログ

<新>アトピーにステロイドを使わない治療ができる病院 [アトピー・湿疹対策]

スポンサード リンク




以前のリンク「アトピーにステロイドを使わない病院」のリンク先がもうない、とのご連絡をいただきましたので、新たに情報をお知らせします。

「病院なび」
https://byoinnavi.jp/
のフリーワード検索欄で地域「県名」を選んで、その横の空欄に「ステロイドを使わないアトピー治療可」と書き込んで検索。
するとびっくり、結構な数でてきます。

でも、注意してください。
あくまで「ステロイドを使わない治療も選択可」の意味なので、
先生に直接、「ステロイドを使いたくないんです」とはっきり伝えてください。
医師によっては「うちのスタンダード治療はガイドラインの標準治療(ステロイド療法)なんだけども、患者が強く非ステロイドを希望すれば、可能」という先生もいます。というか、少なくありません。
受け身のままでいると、標準療法(ステロイド療法)コースに乗ってしまうことがあります。

それから、先生の方針もしばらくすると変わってしまう、ということがままあるので、
かかる前に病院に電話して、「ステロイドを使わない、という選択肢もありますか?」と尋ねるといいと思います。(「基本、ステロイド治療です」と言われることもあるかと思います。それはそれで無駄足踏まずによかった、ってことで。)

正直言って、「非ステロイド治療に対する熱意」は先生ごとに驚くほど違うので、「絶対に使いたくない!」という人は、もし通えるようなら、ガチで非ステ・脱ステを実践してこられてる先生(その道では有名な先生)に最初からかかった方がいいと思います。(乳幼児アトピーの場合、いつまでも通わなくてすみますので)

佐藤健二 (阪南中央病院皮膚科)@大阪市
佐藤美津子 (佐藤小児科)@大阪市
木俣肇 (木俣肇クリニック)@大阪府寝屋川市
藤澤重樹 (藤澤皮膚科)@東京都練馬区
堂園晴彦 (堂園メディカルハウス)@鹿児島市
吉澤潤 (吉澤皮膚科)@神奈川県横浜市
水口聡子 (こうのす共生病院皮膚科)@埼玉県鴻巣市
隅田さちえ(さち皮膚科クリニック)@広島市
今山修平(今山修平クリニック&ラボ)@福岡市

上記の先生がたは、「脱ステ」の



受診する前にぜひお読みいただきたいブログが2つあります。
(というか、私のおススメです)

アトピー覚書(成人アトピー当事者ブログ。)
https://atopicdermatitis.tokyo/
お子さんを将来アトピー(ステロイド依存症)にしないためにもぜひ。
私が見た中でもっとも科学的な当事者ブログです。
隅から隅まで読んで損はありません!
が、時間がない、という方には次の3記事を私が選びます(個人的ツボで)。
「ステロイド外用剤Q&A」
「赤ちゃんにステロイド」 ←私がこのブログで言いたいことがスマートな文章で書いてあります。f(^_^;)
「皮膚科が最大のリスク」

できたらこちらも。
「アトピー性皮膚炎にかかわる訴訟(3)」

若手の皮膚科医の先生の経験をつづったブログ記事
「ステロイドの適切な使い方っていうけれど……」
この中のアトピー/ステロイド関係の記事はどれもお勧めです。記事数は多くはないので是非読んでみてください。
皮膚科医として習ったことと目の前の現実(患者さんの症状悪化)とのギャップに驚く気持ちが素直に伝わってきます。
全ての医師がこの先生のように、曇りのない目で見てくれていたらよかったのに。。。。と思ってしまいます。

このブログの先生
 関口 敦之(野中広小路病院)@金沢市
も、アトピーの非ステロイド治療に理解があると思われます。(第一選択かどうかはわかりませんが)
かかられる方は「ステロイド以外の治療を考えたい」と先生にお伝えしてみてください。(当ブログでもこの先生の情報募集中です。どうぞよろしくお願いいたします。)


それから、
絶対読まなくてはならないわけではないですが、もっと知りたい!という方に。

「アトピー性皮膚炎のステロイド外用剤離脱」
steroid-withdrawal.weebly.com/
以前、脱ステ治療をしていて、今は皮膚のステロイド依存の研究をなさっている深谷元継医師のブログ

以上です。
nice!(2)  コメント(3) 

nice! 2

コメント 3

古川枝美

初めまして、突然コメント失礼しますm(__)m
このブログに出会い、今まで疑問に思っていたことが書いてあり、読んでいてひかりが見えた気がしました。
11ヶ月の息子がいるのですが、生後一カ月の頃より乳児湿疹がひどく、病院に行きステロイドが処方されました。
ステロイドは怖かったので何軒かまわりましたが、怖いものではない、このままにしていた方がアレルゲンが皮膚から入り、危険であるとの説明があり、ステロイドを塗ってしまいました。
ステロイドは中程度のものを一年程塗ってしまっていますが、皮膚状態は良くなったり、悪くなったりでステロイドを手放せなくなってしまいました…
アレルギーも小麦、牛乳、卵、大豆とでており、小麦、牛乳、卵は症状がみられています。
脱ステロイドをしたいのですが、福島県にはそういった病院がなく、難しいです。
個人的に脱ステロイドをすることは危険ですよね?
どうしたらいいのか分からず、毎日気持ちが落ち込むばかりです。
忙しい所大変申し訳ありませんが、どんなことでもいいのでアドバイス頂けませんでしょうか?
by 古川枝美 (2018-01-11 12:29) 

Luxel

>古川様

0歳の冬の今が状態は一番ひどいときかな、と思います。
脱ステしたら湿疹が出っぱなしになって、、、しまうのは
実は、脱ステ医にかかっても同じなんです(苦笑)。

実は、私が脱ステ医を訪ねたのは上の子のとき2回、下の子のとき1回だけです。あとは地元の先生で、非ステ希望に寛容な先生を見つけて、「一緒に様子を見てください」とお願いして、薬(亜鉛華軟膏とプロペト、保湿剤とか)をもらいに、月1か2で通ってました。

やることは、亜鉛華軟膏(+タール剤←先生によっては)をべったり、頻回塗って、化膿させないように湿疹の浸出液を吸い取るくらいで、一番湿疹のひどい時にはイソジン液で消毒後にお風呂に入れてたくらい。あと、子どもがひっ掻く時には、ヒモを縫い付けた柔らかい綿ミトンははめてました。

つまり、ステロイドを塗りたくなるのをぐっとがまんして、あの手この手で化膿を防いで、年齢があがる(免疫が感染症に鍛えられて強くなる)のを待つのみなのです。
(もし保育園に入れる予定なら、「りんご病」の子が出たらうつしてもらう、という裏技もアリかと(笑)。保育園の先生に事情を話しても信じてもらえないかとは思いますが。)

一度でいいので、東京に出てきて、藤澤皮膚科と代々木皮膚科あたりをハシゴしてはいががでしょう?遠隔地からであることを告げて「うちの子はどの程度ひどいですか?」「脱ステしたいのですが、遠隔地です。どうしたらいいでしょう?」と尋ねてみてはどうか、と思います。
「先生のお知り合いで、福島近辺でステロイドを使わずに診てくれる先生はいらっしゃいませんか」と尋ねてみると良いと思います。「蛇の道はヘビ」というかなんというか、お医者さん同士のネットワークってありますからね。
福島から東京だとちょっと強行軍にはなると思いますが、日帰りできない訳ではないと思うのですが、いかがでしょうか?

「経皮感作」については、私は危険視はしていません。
(あれは学会の一時的な流行にすぎない、と私は捉えています。
新しい概念を打ち出さないと、国から研究費が下りないので研究医がしきりとアピールし、臨床医が間に受けているだけだと思います。)
研究者である母親としての私の経験からいって、「経皮感作原因説」には否定的です。

経皮感作については、一度は記事を書かなくては、と思っていたので、近々書くことにします。どうぞそれをお待ちください。(長い文章になってしまうので、コメントではなく記事にします。)

Luxel


by Luxel (2018-01-15 11:24) 

古川

お忙しいのにご丁寧にお返事を頂いてありがとうございますm(__)m
貴重なお話をありがとうございました。
東京の病院に一度行ってみたいと思います。
私にもできる気がして気持ちが軽くなりました。
経皮感作の記事を楽しみにしています。
本当に本当にありがとうございました。
by 古川 (2018-01-15 19:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。